難病や障がいへの偏見や思い込みをなくしたい!誰もが【お互いさま】と【恩送り】でつながる社会の実現へ、一般社団法人エニワンプロジェクトが個人・法人・団体へ向け〈継続寄付〉の募集を開始しました
難病や苦難は、いつ誰に訪れるかわからない。“恩送りバトンリレー”で今できる優しさを未来に託しませんか?誰もが当たり前に生きられる社会を実現するため【ON-OKURI(恩送り)サポーター】を募集します。
「病気のある人もない人も当たり前に生きられる世の中に」を掲げ活動する一般社団法人エニワンプロジェクト(本社:東京都練馬区、代表理事:狐崎友希)が2期目を迎え、2025年5月1日(木)に、個人・法人・団体へ向け〈継続寄付〉の募集を開始いたしました。多様性を重視する時代の中で、誰もが生きがいを感じられる場を共に作り上げる仲間を【ON-OKURI(恩送り〉サポーター】として募集します。
URL:https://congrant.com/project/enipro/16478
※〈1回限りの寄付〉の募集も随時受け付けております。

難病や障がいを抱えながら生きる方の中には「当たり前の生活が送れなくなってしまった」という声が多く聞かれます。やりたいことを諦めたり、当たり前の生活を望むことさえ断念し、社会との壁に悩まされ、孤独の中で生活している方も少なくありません。その社会課題を解消するため、難病当事者3名により活動するエニワンプロジェクトだからこそできる、難病や障がいへの偏見や思い込みをなくし理解を広げる活動、不十分な支援体制を当事者目線で見直す活動を行ってまいります。また同時に、当事者の意識改革として、疾患や障がいの種類にとらわれない交流会の実施や、自身の経験を活かせる活躍の場の提供を行います。難病や障がいと共に生きることは、不幸なことではありません。どんな経験でも価値があります。その価値を〈共有する場を提供すること〉〈アイデアとして形にすること〉がエニワンプロジェクトのミッションです。
ON-OKURI(恩送り)サポーター〈継続寄付〉募集要項
寄付サイト「congrant(コングラント)」にて、継続寄付を受け付けております。
URL:https://congrant.com/project/enipro/16478
寄付金額:500円/1,000円/2,000円/3,000円/5,000円/10,000円
(10,000円以上をご希望の際は、ご自身で金額を設定いただけます)
対象者:個人の方・法人、団体様 【どなたでもご支援いただけます】
〈確認事項〉
・税額控除の対象とはなりません。
※1回限りの寄付も、上記寄付サイトにて随時受け付けております。
〈寄付金額:500円/1,000円/3,000円/5,000円/10,000円/30,000円/50,000円〉
〈継続寄付〉に関するお問い合わせは下記メールアドレス宛にお願いいたします。
eniwanproject@gmail.com
◆ご支援の使い道
エニワンプロジェクトは非営利型の一般社団法人として、難病当事者である3名の女性により活動しており、そのうち1人はパートナーも難病患者であり、当事者として生きているからこそ見える課題だけでなく、支える家族の視点から見える課題など、様々な課題と向き合っています。
誰もが参加しやすい環境を提供するために、以下の活動を無償で実施しているため、皆様からのご支援が必要不可欠です。〈2025年度は、特に③を中心に活動を進めてまいります〉
① 経験を共有する3つの 交流会の開催

毎月順番に3つの交流会を開催し、経験を共有出来る場を提供しています。
【COMMU(コミュ)】 当事者同士の交流会
【SUPPO(サポ)】 支える側(家族・友人など)の交流会
【SHARE(シェア)】 当事者・支える側、双方が参加する交流会
それぞれの立場での悩みや経験を共有することで、孤立感を減らし共に支え合える場となっています。
②当事者目線で作る「あったらいいな」プロジェクト

企業や杖メーカーとのコラボによる、おしゃれで実用的な杖や、雨の日でも使いやすいグッズの共同開発。ユーザーの意見を取り入れた商品企画やテストを実施し、日常生活の利便性向上を目指します。(企業の返事次第で進行します)患者の視点から課題を提案し、自身の意見が取り入れられた製品が実現されることで、患者の生きる自信にもつながります。
③ 病気や障がいの 偏見や無知をなくすボードゲーム作成とイベントの開催
※ 2025年度はこの活動を重点的に進めてまいります。

難病や障がいを抱える方々の理解を深めるためのボードゲームを作成。小学校や中学校の授業、企業の社内イベントなどに導入し、社会全体の意識改革を促進します。また、当事者の意識を変える活動にも力を入れます。難病や障がいを抱えていても活躍できる場を作ることで、当事者自身も積極的に社会に貢献できるようになります。
④当事者の経験を誰かの勇気につなげるYouTube配信での情報発信
YouTubeチャンネル「つながる声、つながる笑顔 − エニワンプロジェクト」
https://www.youtube.com/channel/UCK4C960WBjzqm0qdZdn1t9Q
〈チャンネル登録お願いします!〉
病気や障がいを抱える患者、そのご家族・ご友人・支援者の「声」がつながり、「笑顔」が広がる!
前向きに生きるきっかけとなる動画コンテンツの制作・配信を行います。
体験談や思いを届けることで、誰かの力や希望になることを願い 「OTAGAISAMA(お互い様)」と「ON-OKURI(恩送り)」の気持ちを大切に、病気のある人もない人も、誰もが当たり前に生きられる世の中を目指して発信しています。
これら1つ1つの活動には、継続的な取り組みが必要不可欠です。
継続したご支援により、多くの患者さんとご家族に希望とつながりを届けることができます。
誰もが共に支え合い、励まし合う社会の実現へ、恩送りのバトンを繋ぎ、笑顔溢れる未来をつくりましょう!
◆難病や障がいを抱える方が置かれている現実
難病と診断されたり、病気や事故により後遺症や障がいが残る中、生活を送る方々の中には「難病と伝えたら、部署移動となった・任されていた仕事から外された・クビになった」など、周囲の理解が得られないことにより、本来【できる】ことも【できない】と決めつけられてしまうことがあります。
他にも「長時間勤務が当たり前で、体調に合わせて働けない」「手や指が動かせなくなり、パソコンも一文字ずつしか打てない」「車椅子だと階段しかない飲食店やお店には行けない」など、身体的な制約により、仕事や楽しみまで制限されてしまうことが当たり前になっているのが現実です。
周囲の理解や支援があれば、難病や障がいを抱えていても、もっと自由に、自分らしく生きられると私たちは考えています。

◆社会の理解と当事者の意識改革の両方が必要
社会の理解を広げるだけでなく、当事者自身の意識を変えていくことも重要です。
当事者自身が「病気を職場で伝えたら今の仕事を外されるかもしれない」と不安を抱えたり、杖や車いすを使っていることで「邪魔だと思われているのではないか」と感じたりすることもあります。実際にはそうでない場合もあるのに、思い込みによって自ら行動を制限してしまうことが少なくありません。
また、原因が必ずしも病気や障がいだけではないこともあります。「自分の知識や努力が足りない」「コミュニケーションが不足している」といった課題を、無意識のうちに病気のせいにしてしまうこともあります。
難病や障がいを抱えている方が特別ではなく、健康な身体を持っていても体格の違いや性格の違いにより、1人1人の能力は違います。介護や育児など、現在置かれている状況によっても、本来の能力を発揮できない場合があります。
「お互いさま」の心で支え合う社会があれば、誰もが笑顔で暮らせるのではないでしょうか?
◆一般社団法人エニワンプロジェクト
一般社団法人エニワンプロジェクトは、「病気がある人もない人も当たり前に生きられる世の中」の実現を目指す活動を行っています。疾患の種類や病名を超え、患者同士だけでなく、家族同士も安心して思いを共有できる場を提供し、希少疾患など患者会のない方々にも参加を促すことで、社会全体で支え合う未来の構築に貢献しています。また、患者や家族だけでなく、その支援者や周囲の人々の苦悩にも寄り添い、共に悩みを分かち合う交流会を開催するのも私たちの役割です。病気や障がいに関する理解を深め、誰もが【OTAGAISAMA(お互いさま)】と【ON-OKURI(恩送り)】でつながる社会の実現へ向け、活動を続けてまいります。

※「病気のない人」とは、病気を抱える人を支えるご家族やご友人、そして病気以外の困難を抱えている方々を指しています。大変なのは病気のある方だけじゃない。生きていく上で、誰もがそれぞれの大変さを抱えていると私たちは考えています。
HP:https://eniwanproject.org/
公式LINE:https://lin.ee/gKKqskY
Instagram: https://www.instagram.com/eniwanproject/?hl=ja
X: https://x.com/mi0vvjtsib21326

多発性硬化症、視神経脊髄炎患者会 【M-N Smile】代表
多発性硬化症と視神経脊髄炎の患者さんとそのご家族のみが入れる患者会を2015年に立ち上げ現在全国に653名(2024/11/7現在)のメンバーが参加。
患者当事者としての活動
多発性硬化症当事者として5年間で11回の講演会に登壇し、6回のメディア取材を受け難病当事者としての声を発信。(2025.4月現在)
ヨガインストラクターとしての活動
2022年メディカルヨガインストラクター・ryt500を修了。病気がある人もない人もできるオンラインヨガ教室【エニワンヨガ】をオープン。2022年3月から3年間で約810レッスン 延べ4,000人を指導。
◆私たちが「OTAGAISAMA(お互いさま)」と「ON-OKURI(恩送り)」を重視する背景
「私に恩を返そうと思わなくていいの。いつか元気になって余裕が出来た時、あなたの前に困っている人がいたら、その人を助けてあげれば良いのよ――」
私は当時、重度の摂食障害を抱え、過食と拒食を繰り返していました。 体重や栄養が極端に不足し、命の危険が迫っている深刻な状況で、食べ物を無駄にしている罪悪感の中、食費で消えていく貯金を見ながら「こんなことをしているのは世界中に私一人だけだ。私はなんて意思の弱い人間なんだ」と自分を責め続け、孤独を感じ、体や心がギリギリまで追い詰められていました。
今にも消えそうな私に、友人や仲間、当時出会った人たちが、時間と労力を割いて励まし続けてくれることに愛情を感じ、摂食障害を経験したことで、普段は気づかなかった周囲の支えや優しさに改めて気づき「1人で生きているのではない」と実感することができました。
そして「いつか元気になって1人1人に恩返しする!」そう意気込んでいましたが、恩返ししたいタイミングでは、その人に返せるかは分からない、無理して返しても喜んでもえないかもしれないと、肩に力が入っていた私にかけられたこの言葉で「その人に返すだけが恩返しじゃないんだ」と気付き、いつか元気になって、まずは自分が出来ることをしよう!誰かの力になれることをしよう!そう決意しました。
それがエニワンプロジェクトの「お互いさま」と「恩送り」の活動に繋がっています。
◆活動実績
〈エニワンプロジェクト設立記念イベント【ありがとうを伝える会】開催〉



病気や障がいを抱えた患者と患者家族、友人、支援者のQOL向上を目指す目的で行われた当イベントは、法人・個人あわせて〈122〉のクラウドファンディングサポーター支援により目標金額100万円を達成し、参加費無料で開催されました。
イベントには、リアルとオンラインにより総勢91名が参加。
特定の疾患に限らず、計24疾患の患者と患者家族はもちろん、患者の友人、医療従事者、製薬企業の社員、支援団体の方々など幅広く参加し、お互いに相手を尊重するインクルーシブな社会のお手本とも言える世界が実現されました。
【ありがとうを伝える会】開催レポート公開中:https://eniwanproject.org/arigatou-event-report/
今後も、患者と家族、友人、支援者の方々が繋がれるイベントの実施を不定期で開催してまいります。
〈交流会の開催〉
一般社団法人として設立する以前から、毎月順番に3つの交流会を開催し、これまで合計6回の交流会を実施いたしました。(2025年3月現在)
特定の疾患や障がいの種類を限定せず、また患者だけでなく患者の家族や友人、支援者にも焦点を当て、悲しかったことや辛かった経験を本音で語り、同じ気持ちを繰り返さないためにはどうすれば良いかまでを考えるのが、エニワンプロジェクトが実施する交流会の特徴です。それぞれの立場から自身や相手のことを考え、気持ち新たに生活を送るきっかけの場として親しまれています。
〈参加患者の声〉
自分の疾患に合わせた患者会に参加したかったが、「話せる人はダメ」「子供だけ」「大人だけ」と条件が厳しく参加できなかった。居場所がなく孤独を感じた。エニワンプロジェクトは条件なく参加できるので安心。
〈参加患者家族の声〉
なかなか本人抜きでお話しする機会はないので、介助者にしか分からない気持ちだったり本人には聞かれたくない話だったりを同じ立場の方々の前でお話できて、お話が聞けて 自分的にはスッキリ。これからもこういう場は必要です!
◆個人の活動実績
代表理事 狐崎友希が、月刊PHP3月号に、8ページにわたるインタビュー記事が掲載されました。
https://www.php.co.jp/magazine/php/?unique_issue_id=11922
理事 田積幸が、3月29日テレビ東京「生きるを伝える」に出演しました。
https://www.youtube.com/watch?v=Fe58eWeJj9Q&t=1s
◆会社概要
社名:一般社団法人エニワンプロジェクト
所在地:東京都練馬区
代表理事:狐崎 友希
設立:2024年11月5日
事業内容:
(1)3つの交流会のオンライン開催
(2)難病や障がいへの偏見や思い込みをなくす活動
(3)当事者と家族・友人・支援者が笑顔になれるイベントの企画運営
(4)企業からの市場調査委託・コンサルティング業務
(5)講演会登壇者、取材対象者の仲介
お問合せ先:eniwanproject@gmail.com
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