84.6%が必要と回答「全員マネジメント」実態調査~管理職の負担集中を解消、7つの行動で次世代リーダー育成を実現~
─果たして、10年後の組織を支える人材は、従来型の育て方で育つのか?【調査レポート公開】
「管理職候補が育たない」「3年後にリーダーを任せたい人が、離職してしまう」──
いま、企業の成長を担うはずの“次世代”が育たないという課題が、現場のリアルな声として多く寄せられています。
株式会社NOKIOO(本社:静岡県浜松市、代表取締役:小川健三)が全国337名を対象に実施した独自調査で、従来の「一部の管理職だけが引っ張る」マネジメントから、チーム全員が連携して成果創出に関わる『全員マネジメント』への転換が、次世代リーダー育成の新常識として浮上しています。
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調査で判明した新しいマネジメント観への期待。7つの行動が次世代リーダー育成の鍵に。

■ 調査概要
・調査期間:2025年5月1日〜16日
・調査主体:株式会社NOKIOO
・調査対象:全国の会社員
・有効回答数:337名
・調査方法:インターネット調査
■ 調査サマリー
1:8割超が「全員マネジメント」の必要性を実感(図1)
「あなたの組織に『全員マネジメント』は必要だと思いますか?」という問いに対し、84.6%が「必要」と回答。年代・性別・役職・企業規模を問わず、平均8.75点(10点満点)で新しいマネジメント観が支持されました。

2:次世代リーダー育成の鍵は「7つの行動体系」(図2)
調査では、「全員マネジメント」を支える7つの行動について、それぞれに高い相関関係があることを確認。統計学的に、これらの実践がパフォーマンス・エンゲージメントに影響を与えることが証明されました。
特に「本音で話せる対話の場や関係性」は、エンゲージメントに最も強い影響(回帰係数0.25)を示しています。

3:実践度は2割にとどまる、共通課題は「目標・成果イメージの共有」(図3)
一方で、「全員マネジメント実践度」はわずか2割にとどまりました。年代・性別・役職・企業規模を問わず、「チーム目標・成果イメージの共通認識」が課題のトップに上がっています。

■次世代リーダーの活躍を支える「全員マネジメント」という選択肢
今回の調査で明らかになったのは、「特定の人だけが引っ張る」マネジメントではなく、チーム全員がマネジメントに関わるスタイルこそが、次世代リーダーが育つ土壌をつくるという可能性です。
全世代・全属性に共通して、「チーム目標・成果イメージの共有」や「日常的な業務対話の不足」が大きな課題である一方、これらを実践できている職場では、パフォーマンスもエンゲージメントも高い傾向が見られました。
一人ひとりがマネジメント経験を積む“場”があることで、管理職候補や次世代リーダーが早期から力を発揮できる──。
これは、「3年後に管理職になってほしい人材が離職してしまう」「管理職=罰ゲーム」というリアルな課題や声に対する、一つの処方箋となりうる示唆です。
そして本レポートは、こうした変化の鍵を“具体的な7つの実践行動”とその相関データから明らかにしました。
─従来型のトップダウン的なリーダー育成だけで、果たして組織は持続可能なのか?
そのような問いを持つすべての経営層・人事・育成担当者にとって、「育てる」から「育つ」組織への転換を考える第一歩として、「何から始めるか」のヒントとなるはずです。ぜひレポートを手に取って、今後の組織づくりにお役立てください。
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調査で判明した新しいマネジメント観への期待。7つの行動が次世代リーダー育成の鍵に。
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