エヌ・イーケムキャット、新製品 貴金属スカベンジャー「CPs-HP50」の試薬販売を開始

~価数の異なる貴金属の高効率な吸着除去を実現し、貴金属リサイクルに貢献~

エヌ・イー ケムキャット株式会社(本社:東京港区、代表取締役社長 遠藤晋)は、貴金属スカベンジャーCPsシリーズの新製品「CPs-HP50」の試薬販売を開始しました。


「CPs-HP50」は、チオール系とアミン系スカベンジャーの両方の特徴を併せ持つ、シリカ粉末型スカベンジャーです。本製品は、貴金属触媒反応後の溶液中に含まれる、幅広い貴金属種の吸着除去を高効率で行うことが可能です。


~3つの製品特徴~

特徴1:幅広い貴金属種における高い吸着除去率

「CPs-HP50」は、希少な貴金属であるパラジウム(Pd)やプラチナ(Pt)、ロジウム(Rh)、Ru(ルテニウム)等が含まれた、トルエンや塩化メチレン、エタノールなどの有機溶媒からの吸着除去を高効率で行うことが可能です。

特徴2:原子価数の異なる貴金属を1つの製品で吸着させることが可能

従来は貴金属の価数によってチオール系やアミン系のスカベンジャーを使い分けながら、貴金属吸着を行う必要がありましたが、本製品では価数の異なる貴金属の混合溶液において高い吸着性能を実現しました。

これにより、作業工数を削減することができ、コスト・時間の短縮に貢献することが可能です。



特徴3:カラムへの適用が可能                                   

本製品は、濾過性良好であり、カラムへの適用が可能です。CPs-HP50を充填したシリンジに、Pd含有水溶液(Pd濃度:975ppm)を流通させたところ、Pd濃度を<1ppmまで低減することができました。

上記特徴を持つ「CPs-HP50」は、元素不純物ガイドラインの規制強化に伴い、需要が高まっている医薬品製造における化学化合物からの微量貴金属の除去に貢献します。


また、その他農薬、電子材料等のファインケミカル関連の製造工程における貴金属リサイクルに適用が可能であり、希少な貴金属の資源循環と再利用による低コスト化に貢献可能な製品です。


■製品画像:



■試薬販売に関するお問い合わせ(お問い合わせフォーム):

https://jljb.f.msgs.jp/webapp/form/23955_jljb_5/index.do



■エヌ・イー ケムキャット株式会社について

エヌ・イー ケムキャット株式会社は、1964年に設立され、プロセス触媒・自動車排ガス浄化触媒(三元触媒・ディーゼル自動車触媒 等)・燃料電池電極触媒等の開発・製造・販売と貴金属の回収・精製を行っています。



本社︓〒105-5127 東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界貿易センタービルディング南館 27 階

沼津事業所︓〒410-0314 静岡県沼津市一本松 678

つくば事業所︓〒306-0608 茨城県坂東市幸神平 25 番3号

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ビジネスカテゴリ
化学医薬・製薬
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会社概要

URL
https://www.ne-chemcat.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館27階
電話番号
-
代表者名
遠藤晋
上場
未上場
資本金
34億2350万円
設立
1964年04月