ChopValue Japan、コクヨ、竹中工務店が家具および建築内装分野における循環型ソリューション推進に向けた共同研究を開始

ChopValue Manufacturing Japan株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:James Soback、以下「ChopValue Japan」)は、コクヨ株式会社(本社:大阪市、社長:黒田英邦)および株式会社竹中工務店(本社:大阪市、社長:佐々木正人)と、共同研究に関する連携を開始しました。本取り組みでは、家具や建築材料を含む内装分野において、使用済み割り箸の再生素材としての活用拡大を目指します。
1. 背景

日本では、年間約200億膳の使用済み割り箸が廃棄されています。高品質な木材で作られているにもかかわらず、多くは一度使用された後、焼却または埋立処分されています。ChopValue Japanは、この見過ごされてきた資源に着目し、使用済み割り箸を回収する独自の仕組みと、家具や内装用途に適した高耐久のエンジニアードパネルへと転換する独自技術を開発してきました。
この革新的なアプローチを建築内装に取り入れることで、本共同研究は、廃棄物削減、長寿命製品による炭素固定の延長、そして日常生活における循環型資源利用への意識向上を目指します。
2. サステナビリティ戦略との整合性

ChopValue Japanの地域密着型循環製造モデルは、資源の長期利用と社会的・経済的価値の両立を重視する、コクヨの「CCC 2030」長期ビジョンおよび「森林経営モデル」を支援するものです。コクヨは、2030年までに海外事業を含むグループ全体の売上高の80%超を循環型製品から創出することを目標としています。ChopValue Japanの地域密着型循環製造モデルはそれを支援し、本協業が目標の実現にむけた取り組みの1つとなります。
また、本パートナーシップは、竹中工務店が推進する「サーキュラーデザインビルドⓇ」における「つくる」・「つかう」・「つなぐ」というフレームワークを強化するものでもあります。再生資源を原材料として活用し、耐久性の高い家具や内装ソリューションによって長期利用を可能にするとともに、都市内におけるローカルな循環システムの構築に寄与します。竹中工務店の木造建築に関する知見と、ChopValue Japanのエンジニアリング技術が融合することで、木材の特性を尊重しながら、耐久性、一貫性、循環性能を高めた新たな内装ソリューションを創出し、より持続可能な未来に貢献します。
3. 共同研究の概要


本共同研究の一環として、コクヨおよび竹中工務店のオフィス等にて、使用済み割り箸を回収するパイロットプログラムを所在自治体の許可に基づき、実施する予定です。回収された割り箸は、ChopValue Japan独自の製造プロセスを用いて再資源化され、コクヨは家具や内装什器の開発を行い、竹中工務店は建築部材としての活用可能性を検討します。あわせて、これらの再生素材を取り入れた空間について、利用者やデザイナーによる評価の検証も行います。これらの取り組み結果を踏まえ、ChopValue Japanはコクヨおよび竹中工務店と連携し、将来的な顧客プロジェクトにおける再生素材の採用拡大を推進していきます。
4. 今後の展望

今後、竹中工務店は、自社が手がけるプロジェクトにおいて本循環型エンジニアード素材の活用を進めるとともに、ChopValue Japanの技術を活用した建設関連廃棄物のさらなるリサイクル可能性について検討を行い、建築分野における資源循環のさらなる強化を目指します。同時に、ChopValue Japanと竹中工務店は、防火認定に関する共同研究を継続し、さまざまな建築用途への循環型内装ソリューションの普及を支援していきます。
また、ChopValue Japanは、日本市場に適した循環型の内装部材および家具ソリューションの開発・展開を拡大するとともに、地域に根ざした回収・生産システムのスケールアップを進めます。さらに、コクヨとの協業を通じて、ワークプレイス向けに再生資源を取り入れる新たな用途を探求し、責任あるデザインと生産による長期的な価値創出を目指します。
3社は、設計・製造・建設における緊密な連携を通じて、建築環境のライフサイクル全体に循環型の考え方を適用できることを示し、循環型経済の推進に向けた共通のコミットメントを発信していきます。
ChopValue Manufacturing Japan株式会社について
2016年カナダ・バンクーバーで設立された、使用済み割り箸のアップサイクルに取り組む循環型製造企業ChopValue社の日本法人として2024年7月に設立。2025年4月には、カナダ・バンクーバーの約3万倍以上の割り箸消費量をもつ日本市場に本格進出し、地域の使用済み割り箸を回収し循環製造する「マイクロファクトリー」国内第一号を神奈川県川崎市にオープン。日本国内で年間200億本以上も廃棄されている使用済み割り箸を、高品質な素材にアップサイクルし、家具やインテリアを製造している。
ChopValueについて
ChopValueは「循環型ビジネスの仕組み」を商業フランチャイズとして世界で初めて確立した循環型製造企業です。使用済みの割り箸を地域ごとに回収し、地域の「小規模工場(マイクロファクトリー)」で再生素材にアップサイクルする循環の仕組みを、10カ国にわたり展開。世界各地のさまざまな地域で、80以上のマイクロファクトリーの開発を通じて、グローバルに地域インパクトを創出しています。2016年の創業以来、「アーバンハーベスティング」と呼ばれる「都市で資源を収穫する」アプローチにより、2億本以上の割り箸を埋め立て地から救出。これまで活用されていなかった割り箸という資源を、家、レストラン、企業向けに、品質やデザインを妥協することなく、地球にやさしい木材代替製品へとアップサイクルしてきました。実行可能な循環型経済のモデルケースとして、超地域密着型ビジネスがもたらす変革の可能性を示しています。カーボンネガティブな未来に向けた同社の取り組みについては、www.chopvalue.com をご覧ください。
なお、ChopValueは、マイクロファクトリー・ベンチャー・プラットフォーム(MVP)グループの一員として、可能な限り環境にポジティブな影響を与える素材と製品の開発を推進しています。
【お問合せ先】
ChopValue Manufacturing Japan株式会社
広報担当 MAIL: media@chopvalue.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
