フリットジャパン、日本経済新聞社と協業 日経コーパスの販売を開始
分析用記事データを提供 顧客のマーケティングDXを加速
日本国内のAI開発環境において、学習データの不足が課題とされています。経済産業省は2020年に「AI・データの利用に関する契約ガイドライン 1.1版」を発表しデータ活用に関する指針を示しています。今回の取り組みで日本経済新聞社の膨大な記事データが各社のAI開発に学習データとして活かされる事を期待しています。
フリットジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:冨山亮太、以下、フリットジャパン)は、日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田直敏)が提供する日経コーパス(研究・分析用の記事データ)に関して、受託販売契約を締結しました。 フリットジャパンは、韓国市場上場のベンチャー企業Flitto, Incの日本法人で2018年7月に設立。言語や音声などの各種データや翻訳プラットフォームの提供をしている会社です。今回の委託販売契約締結を機に、日本経済新聞社の記事データとフリットジャパンの言語関連分野におけるノウハウを融合することで、ビジネスや金融、経済におけるテキストデータを活用したソリューションとして付加価値の高いコンテンツ、サービスの開発・運営に取り組んでまいります。
日経コーパスについて
コーパスとは実際に使用された文章を大量に集めて整理し、コンピュータで検索できるようにした言語データのことです。言語学における自然言語処理などで用いられており、近年は機械学習技術の進化を背景にテキスト解析AIや機械翻訳における機械学習用データとしての需要が拡大しております。ビジネスなどの特定分野においては、高精度の学習効果を得るために高品質かつ文脈に沿った適切な学習用データが求められています。日経コーパスは日本経済新聞などの記事本文にキーワードや企業コードなどの情報を付与したデータです。日経コーパスを学習用データとして取り込むことでビジネスや金融、経済分野に適した学習が可能となります。ビジネス分野におけるAI開発に貢献することで、社内に蓄積されたテキストデータの有効活用など、マーケティングDXの加速を実現してまいります。
https://nkbb.nikkei.co.jp/nikkei-corpus/
フリットジャパンついて
フリットジャパンは多様なオンライン翻訳サービス提供するFlitto, Inc.(本社韓国、KOSDAK上場)の日本法人です。FlittoはWebブラウザ、アプリを通じてサービスを提供しており、世界173カ国1,050万人のユーザーと約300万人の翻訳家が登録されています。アプリを通じて言語データの作成や収集を行っており25ヶ国語以上の言語データをテキスト、音声、画像データとして提供が可能です。言語の壁を壊す事で、世界中の人が平等な機会を得る事ができる世界を目指します。
本件に対する問い合わせ
フリットジャパン株式会社 担当:大久保 okubo@flitto.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像