ファッションリメイクコンテストの参加者250名で、廃棄予定在庫約1,000着の服の救済に成功
“リメイク”がアパレルメーカーの在庫問題解決の糸口に。
MODALAVA株式会社(本社:東京都、代表取締役・CEO:桂茉利子)は、リメイクコンテストのオープニングイベントを10月14日、15日の2日間東京で開催しました。破棄される予定のアパレル商材を使ったリメイクコンテストを通して、クリエイターの腕でファッションのアップサイクルをスタイリッシュに。
今日、ファッション業界では大量在庫廃棄が社会問題になっています。しかし、消費者である個人レベルでは解決する方法が少なく、問題を目の当たりにしながらも行動を起こせないでいる現状がありました。
その背景から、2019年春にMODALAVAは協賛企業の繊維商社と共に「廃棄されるファッションアイテムを救い出す」プロジェクトを立ち上げ、廃棄在庫を題材としたファッションリメイクコンテスト「Refashion Creator Competition ”リメイククリエイター大賞”」開催が実現しました。
コンテストHP:https://www.a-hikitsugi.tokyo/
オープニングイベントには、服飾学生や洋裁が趣味の主婦やシニア、セミプロなど、10代の中学生から60代の方まで、総勢250名が集結。参加者の内訳は、10代~20代が6割を占め、「ファッション業界の大量廃棄問題」と「サステナブルな取り組み」に若い世代が特に関心を示していることがうかがえます。
また、服飾専門学校モード学園では授業の一環としても本コンテストが取り入れられ、45組135名の生徒も参加しました。
イベントには、ファッション業界の在庫廃棄を問題視する国産メーカー数社が参画し、協賛企業である繊維商社からは1,500着ものアパレル商材を、その他にも副資材となるネクタイを成和株式会社より、生地、ボタン、ジッパー金具などを付属品メーカーより、古着シャツの端切れを古着リメイクチームのREGISTAより提供され、参加者は思い思いにリメイク材料をピックアップしました。
この2日間のイベントによって、合計1,000着近くの服がリメイク材料として引き取られ、廃棄処分を免れることに成功。参画企業にとっても参加者にとっても社会問題の解決につながる一歩になりました。
コンテストの審査には、エシカルファッションプランナーの鎌田安里沙さん、若い世代に人気のエシカルアーティスト 兆ーkizasiさん、そしてモード学園講師兼現役スタイリストの高橋恵美さんをゲスト審査員に迎えます。
今後作品提出までの1か月、参加者は制作期間に入ります。リメイク作品完成までの過程をatelier HIKITSUGIのインスタグラムアカウントのストーリーズで随時紹介しています。
Instagram アカウント: https://www.instagram.com/atelier_hikitsugi
また、noteでもイベントのレポートや活動の詳細を配信中。
https://note.mu/modalava/n/n5374b221a42a
《MODALAVAについて》
「MODALAVA makes the world RIGHT and IN STYLE」を理念として、2017年に設立。ファッションを通してサステナブルを実現させるミートアップイベントの開催や、EC事業、さらにはファッション二次流通のインフラ化を目指す「#ootd専属買取クラブ」などの運営を行う。
【お問い合わせ先】
MODALAVA株式会社
Atelier HIKITSUGI事務局広報
担当者:亀甲かりん
karin.k@modalava.com
080-4363-2073
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