世界初の紙製歯ブラシ、ハイアットグループの東京初進出ホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」に採用 ―エステックがFSC認証紙で国内製造―
プラスチックゼロへの挑戦──「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が選んだ、エステックの技術


2025年10月7日に開業したハイアットグループの「キャプション by Hyatt 兜町 東京」(所在地:東京都中央区日本橋兜町12-1、総支配人:山田政和)において、株式会社エステック(本社:埼玉県和光市/代表取締役:坂本学)が開発した世界初の紙製歯ブラシが採用されました。
都内ホテルとして初めて「DBJ Green Building認証(プラン認証)」を取得した同ホテルは、環境配慮と快適な宿泊体験の両立を追求し、アメニティの選定においても徹底したサステナビリティ基準を設けています。今回の採用は、ホテルで求められている、サステナブルの取り組みとして先駆けとなる重要な取り組みとなります。

世界初・紙製歯ブラシの特徴
株式会社エステックが開発した世界初・紙製歯ブラシ製品特徴。


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100%国産FSC®認証紙使用 |
持ち手部分と外装には、適切に管理された森林から生産された国産のFSC認証紙を採用 |
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植物由来のブラシ毛 |
ブラシ部分には植物由来の樹脂毛を使用し、環境負荷を最小化 |
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複数回使用可能 |
4回程度の使用が可能で、使い捨てプラスチック製歯ブラシの代替品として十分な実用性を確保 |
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コンポスト対応 |
環境に配慮した設計により、廃棄後の環境負荷も軽減 |
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採用実績一例 |
日本航空 Marriott グループ ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ etc |


キャプション by Hyatt 兜町 東京 総支配人 山田 政和氏のコメント

「金融街としての歴史と新しいカルチャーが溶け合う東京・日本橋兜町に位置する当ホテルは、"人と人、人と街をつなぐハブ”となるホテルとして、地域に開かれた存在でありたいと考えています。
開業準備の段階でアメニティを選定する際、サステナビリティは最も重要なポイントでした。お客様に環境への配慮が明確に伝わること、そして企業として本気でサステナブルに取り組んでいることが認識されることが不可欠だと考えていました。バイオマス素材なども検討しましたが、
やはり紙に勝るものはありません。
株式会社エステックの紙製歯ブラシは、紙という素材の分かりやすさと、環境配慮の姿勢がお客様に直感的に伝わる点が決め手となりました。
すべてのお客様に快適にお過ごしいただけるよう、細部にまでこだわった環境づくりを心がけています」

「キャプション by Hyatt 兜町 東京」について

キャプション by Hyatt 兜町 東京は、金融街としての歴史と新しいカルチャーがとけあう東京・日本橋兜町に位置する、人と人・街をつなぐ上質なセレクトサービスホテルです。東京メトロ茅場町駅徒歩1分、日本橋駅徒歩2分、東京駅からも程近い便利なロケーション。渋谷や表参道、銀座など人気のショッピングエリアや、成田・羽田両空港へのアクセスもスムーズです。
全195室の客室は、機能性と遊び心を兼ね備え、アートを通じて兜町の魅力を表現。旅人とローカルが自然に交わる“まちのリビングルーム”のような存在を目指し、ホテルの中心には誰もが気軽に立ち寄れるソーシャルハブ「Talk Shop(トークショップ)」を設けています。バーガーやクラフトビールを片手に、定期的に開催されるイベントに参加したり、偶然の出会いを楽しんだり。日本橋兜町という街の魅力を、あなたらしいかたちで体感してみてください。
所在地: 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町12-1
総支配人: 山田 政和
オーナー: 平和不動産株式会社


株式会社エステック 代表コメント:未来に向けた展望
「世界初の紙製歯ブラシの開発は、私たちエステックにとって、ゴールではなくスタートです。今回、『キャプション by Hyatt 兜町 東京』様に採用いただいたことは、日本国内でのサステナブルな取り組みが着実に広がっている証であり、大変光栄に思っております。
世界への挑戦。
海外、特に欧米では環境意識が日本よりもはるかに高く、サステナブルな製品への需要が急速に拡大しています。「日本にこんな技術があったのか!」という驚きの声とともに、すでに複数の国からオファーをいただいています。日本のプライドを持って技術と革新性を、世界のスタンダードに。この想いを胸に、グローバル展開を加速させています。
「できない」を「できる」に。
「こんな紙製品は実現できますか?」——私たちの答えは「実現に向けて動きましょう」です。
お客様のニーズに合わせた柔軟な設計・製造で、オーダーメイドのソリューションを提供します。
小ロットから大量生産まで対応可能。業界の枠を超えたご提案ほど、私たちの技術力が活きる領域です。
紙製歯ブラシ以外でもこんなところにエステックの紙製品が採用されております!
アサイー工房 板橋下赤塚店で紙製カトラリーを採用

「ヘルシー×サステナブル」を体現する店舗づくりへ
美容と健康に関心の高い顧客から支持を集めるアサイーボウル専門店「アサイー工房 板橋下赤塚店」が、店内およびデリバリーにて使用するカトラリーをFSC認証紙使用の紙製スフォークを導入しました。
スーパーフードとして知られるアサイーを使った色鮮やかなボウルメニューを提供する同店では、「体に良いものを食べる」という健康志向のコンセプトに加え、「地球にも優しい選択」を実現するため、紙製カトラリーへの導入を決定しました。

「健康とサステナビリティは切り離せないテーマ」
山口恭平オーナーは「お客様の健康を考えた食事を提供するだけでなく、環境への配慮も私たちの責任だと考えています」とコメント。安全性を最優先した紙製カトラリーの選択
使い捨ての木製カトラリーも検討したものの、最も重視したのはお客様への安全性。日本国内で製造され、FSC認証を取得した紙製カトラリーは、ささくれなどの心配もなく、安全性とサステナビリティの両立という観点から「他に選択肢がない」ほど最適な選択だったと語ります。

紙製でもしっかり使える実用性
採用された紙製スプーンは、水分に強くプラスチックと同等の強度を持ち、アサイーボウルのような冷たいメニューでもしっかりとすくえる強度を実現。「紙製だから弱い」というイメージを覆す品質で、食事体験を損なうことなく環境配慮を実現しています。

<店舗情報>
店舗名: アサイー工房 板橋下赤塚店
所在地: 〒175-0092 東京都板橋区赤塚1丁目9−10
営業時間: 平日11:00〜23:00/土日祝10:00〜23:00
株式会社エステックについて


紙加工の独自技術により、使い捨てプラスチック製品や竹製、木製に代わるサステナブルな紙製品を開発・製造する企業。世界初の紙製歯ブラシをはじめ、紙製カトラリー、紙製コームなど、多様な紙製アメニティシリーズを展開。JAL(日本航空)のラウンジでも紙製歯ブラシや紙製ハンガーが採用されるなど、脱プラスチック時代を紙でリードする製品を開発から提供しています。
本社: 埼玉県和光市本町27-21
代表取締役:坂本 学
事業内容
紙製アメニティの開発・製造、自動車、医療関係をはじめとするの精密プレス加工、スリット加工、ラミネート加工、サウナ事業。
未来をもっと面白く。
これが私たちの会社の理念です。
サステナビリティは、課題であると同時にチャンスでもあります。ホテル業界、航空業界、医療業界——それぞれが抱える環境問題を、私たちは一緒に楽しみながら解決していきたい。
業界の垣根を越えて、共に考え、共に創る。
そうやって未来を面白くしていくパートナーでありたいと思っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エステック
担当:CSO /取締役 大村 凌
TEL:048-485-1797
Email: omura@stec-ps.co.jp
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