【事例公開】副業・プロボノ使い分け自社の成長へ/萩原珈琲株式会社(兵庫県神戸市)
40代50代会社員の、フルリモート・大人のインターンシップによる効果とは
萩原珈琲では、ECサイト強化等の自社の新たなチャレンジに、副業人材をメンバーとして起用するなど、社外の人材を早くから活用、副業・プロボノの使い分け、それぞれのメリットについてもお話いただきました。
都市部ミドルシニア人材のプロボノ受入の背景
神戸市灘区で珈琲の焙煎・卸販売を手掛ける、萩原珈琲では、ECサイト強化等の自社の新たなチャレンジに、副業人材をメンバーとして起用するなど、社外の人材を早くから活用してきました。1928年創業の老舗のチャレンジの旗振り役は、4代目代表取締役の萩原英治さん。今回のプロボノ(大人のインターンシップ)受入では、「ずっと取り組んできたが、詰め切れていないと感じていた」という、人事・組織風土改革をテーマにされました。
主な導入効果
「他社から見たら上手くいっている」特徴的な人事制度で、採用応募者も何と数百倍との実績を持つ萩原珈琲の伴走役となったのは、複数の事業会社やコンサルティング会社での経験を持つ人事のプロ、地方共創セカンドキャリア塾5期生の越川さん(40代女性、東京都在住)でした。
2ヶ月間、オンラインにて計8回のミーティングを実施。途中、越川さんが外部人材として、社員へのインタビューも行いました。インタビュー結果を踏まえて、人事に関する2年半の中長期計画を策定し、4月には社内でも共有。既に具体的な取組がスタートしています。
副業人材との違い、使い分け
副業人材も活用している萩原珈琲。副業人材を起用した時は、「目的はECサイト強化と明確でした。当然、最初から費用も発生しますし、絶対進めるぞ、との気持ちで始めた。」と振り返る萩原さん。
今回初めてとなった、プロボノ人材との取組みは「社内で揉んでいる感じに近い」と言います。「最初の目的はふわっとしていました。プロボノ人材と対話を重ねる中で、徐々に目指す方向が見えてきたのです。全8回の会議のうち、最後の2~3回で絞り込んで、今後の方向性が決まりました。」
「プロボノと一緒に取組む業務は、どんな内容が向きますか?」と質問したところ、「詰め切れていない案件や、もやもやしていることの、壁打ち相手になってもらうのが一番いい」との答えが返ってきました。
記事:https://dialogueforeveryone.com/2023/06/internship-interview-hagiharacoffee-kobe/
40代50代ミドルシニアに特化した、越境学習とは
主として都市部大手企業に在籍する40代50代ミドルシニア層を対象に、地方企業での越境学習を提供。参加者は、約2ヶ月間、オンラインで地方企業の課題解決に伴走します。就社世代と言われる40代50代の行動変容を実現するため、「学び(キャリア講座)」と「実践(地方企業でのインターンシップ)」をセットにする、越境学習先を地方に絞る等のノウハウを構築して参りました。当プログラム受講者の約7割が、最終的にはプロボノや副業、資格取得、更には地方移住や転職・独立など、新たなアクションに踏み出すといった実績を有しています。
企業向けプログラム:https://dialogueforeveryone.com/service_enterprise/
個人向けプログラム:https://dialogueforeveryone.com/service_individual/
◼会社概要
Dialogue for Everyone株式会社は、「コンフォートゾーンを越える」「思いもよらない展開を楽しむ」「年齢の枠を外し心のままに生きる」をパーパスに掲げ、地方企業へのインターンシップ等の越境学習やキャリア講座等のプログラム提供を通じて、人生100年時代に、誰もが年齢にかかわりなく輝けるセカンドキャリア構築を支援します。
会社名:Dialogue for Everyone株式会社
所在地:東京都目黒区目黒1-3-23-411
設立 :2020年3月24日
代表者:代表取締役 大桃綾子
事業内容:人材開発プログラムの企画・運営
会社HP:https://dialogueforeveryone.com
オウンドメディア「セカンドキャリア、どこで何する?次のじぶんProject」:https://2ndcareer.net/
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