【リモートワークで感情面のマネジメントはどう行われている?】部長の8割が「部下の感情に寄り添うマネジメントを実施」と努力が見える一方で、4割の部下は「寄り添われている自覚なし」とのギャップも
〜感情面の交流が組織活性のカギか〜
■調査サマリー
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月22日〜同年7月4日
有効回答:従業員数300名以上の会社において、勤続年数3年以上かつ最近一年以内で週3日以上のリモートワークを通算6ヶ月以上継続している部長111名、部長未満の管理職107名、一般社員103名の合計321名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ジェイフィール」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.j-feel.jp/
仕事を行う上での自身の感情表現については、部長職の約6割が「ポジティブ」つまり、「感情を表現しやすい」と回答していたが、一般社員においては、約6割が「感情を表現しづらい」と回答しており、ギャップが顕著に出た。また、部長・課長層の多くは「部下の感情に寄り添うマネジメント」を実施しており、「部下の心のケア」に取り組んでいることが分かった。
しかし、約4割の一般社員がそのようなマンジメントを実感しておらず、リモートワーク下でのコミュニケーションギャップが伺えた。
これを解消するために約5割の会社で1on1を実施し始めているが、認識のギャップの解消にはいたっていないようだ。これは管理職層が相手の気持ちに寄り添う、部下の本音を引き出すなど感情面に寄り添った1on1の方法が分からないため、生じているのではないだろうか。
この状態を放置し続けると、管理職と一般社員ともに心が疲弊し、不調をきたす可能性がある。このような状況を改善するためにも、①管理職層の相手の感情面に寄り添った1on1の実践力向上 ②一般社員層の自分の感情面を表出させる力の向上 ③感情を表出させやすい職場づくりが必要だろう。
このような職場状態を実現し、また上司-部下のコミュニケーションを促進することで、元気が出ない人をチームでカバーする、良いことはチームでシェアするといったプラスの連鎖が生まれるのではないだろうか。リモートワーク下では、お互いの働いている姿が見えづらいからこそ、よりポジティブな感情を表出させる必要があると考察する。これが組織を活性化させ、新しい職場の未来を切り拓くカギになると推察する。
設立 :2007年11月6日
代表取締役:高橋 克徳
所在地 :東京都渋谷区渋谷3-3-2 渋谷MKビル 6F
事業内容 :経営改革、組織改革、人材育成などの領域における研修、講演の企画と提供、コンサルティングの実施、教材や診断ツールの開発と販売
URL :https://www.j-feel.jp/
個人に感情があるように組織全体に波及した感情、気分を「組織感情®」と定義し、「組織感情をマネジメント」する企業向け研修を約250社、延べ10,000人に実施。ベストセラー「不機嫌な職場」(講談社現代新書(1926))を始め、「ワクワクする職場をつくる」(実業之日本社)など、組織活性に関する書籍を多数出版。「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と本気で思える人たちが増え、その人たちの知恵や想いが連鎖し、社会全体に波及していくことを目指して活動中。
「リフレクションラウンドテーブル®」「組織感情®」はジェイフィールの登録商標です。
- 一般社員の約6割は、仕事を行う上で感情を表出することにネガティブであり、自身の本音が言いづらい様子が伺えた。反対に管理職層の約6割が感情を表出することにポジティブであり、本音が言いやすい様子が伺えた。
- 80.2%の部長、69.2%の課長層が「部下の感情に寄り添うマネジメントをしている」と回答しており、「部下の心のケア」に取り組んでいる様子が確認できた。
- また、半数以上の管理職が感情表出にポジティブであるため、部下に寄り添うことで、感情を出せるように促しているのではないかと思われる。これらのことから、管理職層は人間関係や業務遂行など、組織内にプラスの連鎖が生まれるようなマネジメントに取り組んでいると推察される。
- しかし、一般社員の41.7%が「何も感情に寄り添うマネジメントをしてもらっていない」と回答しギャップが見えた。
- この背景にはリモートワークが定着したことでコミュニケーションギャップが生まれたことの影響があるのではないだろうか。それを解消するために、多くの会社が1on1を導入し始めている。実際に管理職層の約5割が1on1を実施していると回答した。しかし、上述したように上司-部下間で認識のギャップがあり、より良好な関係性にするためにはこの違いを埋める必要性がある。
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月22日〜同年7月4日
有効回答:従業員数300名以上の会社において、勤続年数3年以上かつ最近一年以内で週3日以上のリモートワークを通算6ヶ月以上継続している部長111名、部長未満の管理職107名、一般社員103名の合計321名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
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- 仕事を行う上で、自身の感情を外に表出することについて、部長職の約6割が「ポジティブ」、一般社員と比べ20.6ポイント高い結果に
- 80.2%の部長が「部下の感情に寄り添うマネジメント」を実施
- 部下の感情に寄り添うマネジメントを実施する理由は、「部下の心のケアのため」や、「組織の活性化のため」
- 「業務上での声がけ」を中心に部下の感情をチェック。一方で、一般社員は上司による感情に寄り添うマネジメントについて4割以上が「特にない」と実感なし
- まとめ
仕事を行う上での自身の感情表現については、部長職の約6割が「ポジティブ」つまり、「感情を表現しやすい」と回答していたが、一般社員においては、約6割が「感情を表現しづらい」と回答しており、ギャップが顕著に出た。また、部長・課長層の多くは「部下の感情に寄り添うマネジメント」を実施しており、「部下の心のケア」に取り組んでいることが分かった。
しかし、約4割の一般社員がそのようなマンジメントを実感しておらず、リモートワーク下でのコミュニケーションギャップが伺えた。
これを解消するために約5割の会社で1on1を実施し始めているが、認識のギャップの解消にはいたっていないようだ。これは管理職層が相手の気持ちに寄り添う、部下の本音を引き出すなど感情面に寄り添った1on1の方法が分からないため、生じているのではないだろうか。
この状態を放置し続けると、管理職と一般社員ともに心が疲弊し、不調をきたす可能性がある。このような状況を改善するためにも、①管理職層の相手の感情面に寄り添った1on1の実践力向上 ②一般社員層の自分の感情面を表出させる力の向上 ③感情を表出させやすい職場づくりが必要だろう。
このような職場状態を実現し、また上司-部下のコミュニケーションを促進することで、元気が出ない人をチームでカバーする、良いことはチームでシェアするといったプラスの連鎖が生まれるのではないだろうか。リモートワーク下では、お互いの働いている姿が見えづらいからこそ、よりポジティブな感情を表出させる必要があると考察する。これが組織を活性化させ、新しい職場の未来を切り拓くカギになると推察する。
- 会社概要
設立 :2007年11月6日
代表取締役:高橋 克徳
所在地 :東京都渋谷区渋谷3-3-2 渋谷MKビル 6F
事業内容 :経営改革、組織改革、人材育成などの領域における研修、講演の企画と提供、コンサルティングの実施、教材や診断ツールの開発と販売
URL :https://www.j-feel.jp/
個人に感情があるように組織全体に波及した感情、気分を「組織感情®」と定義し、「組織感情をマネジメント」する企業向け研修を約250社、延べ10,000人に実施。ベストセラー「不機嫌な職場」(講談社現代新書(1926))を始め、「ワクワクする職場をつくる」(実業之日本社)など、組織活性に関する書籍を多数出版。「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と本気で思える人たちが増え、その人たちの知恵や想いが連鎖し、社会全体に波及していくことを目指して活動中。
「リフレクションラウンドテーブル®」「組織感情®」はジェイフィールの登録商標です。
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