植物由来の材料スタートアップ企業Sulapacとの戦略的パートナーシップを強化

「第2回 サステナブル マテリアル展」にもSulapacの材料を用いた成形品を出展

NISSHA株式会社

Sulapacの材料を用いた成形品 ecoense molding Biocomposite-Injection Sulapac® Sulapacの材料を用いた成形品 ecoense molding Biocomposite-Injection Sulapac®

NISSHA株式会社(以下、当社)は、材料開発のスタートアップ企業Sulapac Oy(本社:フィンランド、以下Sulapac)と、同社への出資を含む戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせします。


Sulapacは、科学的根拠に基づいた材料開発を行うスタートアップ企業です。美しい外観に加え、従来のプラスチックと同等の品質や機能を有し、マイクロプラスチックを残さず生分解するサステナブルなバイオコンポジット材料を開発・販売しています。生物由来の持続可能な原料を使用しており、既存のプラスチック成形機や量産ラインで使用できるよう設計されています。

ecoense molding Biocomposite-Injection Sulapac® (化粧品向けコンパクトケース)ecoense molding Biocomposite-Injection Sulapac® (化粧品向けコンパクトケース)

 

サステナビリティへの関心がグローバルに高まるなか、当社は持続可能な社会の実現に貢献する製品の提供を事業機会の一つと捉えています。産業資材事業部では、「Nissha ecosense(エコセンス)」ブランドのもと環境にやさしい素材を用いた成形品「ecosense molding(エコセンス モールディング)」を手がけており、そのラインアップの一つとしてSulapacとの戦略的パートナーシップのもと、主に健康食品や化粧品の容器向け成形品「Biocomposite-Injection Sulapac®*」を生産・販売してきました。今回の戦略的パートナーシップの強化を機に、今後は「ecosense molding」の製品ラインアップ拡充と、日本を含むアジア市場における販売拡大を目指します。​

 


なお、Sulapacの材料を用いた成形品「Biocomposite-Injection Sulapac®」を含む「ecosense molding」のラインアップを「第2回 サステナブル マテリアル展(12月7日~9日、幕張メッセ、2ホール・22-1)に出展します。ぜひ当社ブースへご来場ください。

 

詳細情報・お問い合わせ


NISSHAについて

1929年、高級美術印刷を志向して京都市で創業。印刷技術に成形、コーティングなどの技術要素を融合させながら常にコア技術の拡充を図り、製品と対象市場の多様化、グローバル市場への進出などを通じて事業領域の拡大を実現してきました。現在は、メディカル、モビリティ、サステナブル資材、IT機器の重点市場で社会課題の解決に資する製品・サービスを提供しています。

公式Webサイト:https://www.nissha.com/

Sulapacについて

2016年、Dr. Suvi Haimi、Dr. Laura Tirkkonen-Rajasalo、Dr. Antti Pärssinenらによってヘルシンキで創業。社名を冠したSulapac®は、従来のプラスチックを代替するバイオマス由来の材料で特許取得済み。複数の欧州メディアで「注目すべきスタートアップ企業」として紹介され注目を集めており、CHANELやSky Ocean Venturesが出資しています。 
公式Webサイト:https://www.sulapac.com/
*SulapacはSulapac Oyの登録商標です。

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会社概要

NISSHA株式会社

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URL
https://www.nissha.com
業種
製造業
本社所在地
京都府京都市中京区壬生花井町3
電話番号
075-811-8111
代表者名
鈴木順也
上場
東証プライム
資本金
121億1979万円
設立
1929年10月