豊作の野菜をお得に届ける「きまぐれ野菜クラブ」を全国展開。物価高騰の影響を受けるご家庭にも、環境負荷の小さい農業に取り組む生産者にも嬉しいサービスを目指す
豊作時の販路を確保することで食品ロスの削減にも貢献しながら、食卓に季節の楽しみをお届けします
「きまぐれ野菜クラブ」詳細:https://www.on-the-slope.com/shop/news/shopinfo/shopnews-377416
「きまぐれ野菜クラブ」の背景
野菜は、常に計画通りに生産できるとは限らず、季節や天候の変化によって豊作・不作となることがあります。自然に近い環境で栽培する有機農業においては、その確率がさらに高まります。
坂ノ途中は環境負荷の小さな農業に取り組む生産者約400軒と提携しています。その約8割が新規就農者。一般的な流通の仕組みでは扱いづらい彼らの野菜を、少量かつ不安定であっても品質が高ければ適正価格で買い取り、安定的に供給できる仕組みをつくることで、有機農業の普及を目指しています。
一方で、豊作時には坂ノ途中が事前に約束していた量をすべて買い取っても、生産者のもとには多くの野菜が残り、販路に困るケースが発生しています。さらに円安や資源価格の高騰により資材費が上昇することで生産コストが増加しているため、生産者が収穫した野菜を売り切る重要性が高まっています。
▲2023年5月〜8月における提携生産者のきゅうりの地域別出荷可能量週次推移(自社調べ)
坂ノ途中では「坂ノ途中れんらく帳」という独自システムを構築し、提携生産者の収穫情報を集めて生産者にリアルタイムに共有することで、作付けの全体最適を図っています
提携生産者の中には年々生産規模を拡大しているところも多く、豊作野菜の販路をつくることで彼らの成長にさらに寄与できると考えています。そこで、2022年8月から余剰野菜が発生した時に、一部地域のお客様を対象に特別価格で野菜を届ける試みをスタート。利用した方からは「たくさんの野菜を使って料理をする楽しみが増えた。農家さんのサポートにもつながって嬉しい」という声をいただきました。
▲ きまぐれ野菜でお届けする野菜の一例
生産者にもお客様にもさらに嬉しい仕組みとなることを目指し、今回から坂ノ途中のサブスクリプションサービスをご利用中の全国のお客様にサービスを拡大。ご家庭に野菜をお得にお届けし、旬の野菜を ❝きまぐれ❞ に楽しむ暮らしを提案しながら、食品ロスの削減や提携生産者の経営安定につなげていきます。今後は豊作時だけでなく、災害や天候不順で行き場のなくなった野菜の販路としても展開していく予定です。
これまで坂ノ途中では、季節や天候によって発生する野菜のサイズや味の変化を、生きものが本来持つ ❝ブレ❞ と捉え、「ブレを楽しむ文化を育てる」というミッションをもとに、サブスクリプションサービスや情報発信を通じて、お客様に野菜の ❝ブレ❞ を楽しむ暮らしを提案してきました。「きまぐれ野菜クラブ」はそのミッションを具現化するサービスでもあります。今後も様々な取り組みを通じて、環境に負荷の小さい農業の普及に取り組んでまいります。
「きまぐれ野菜」の詳細
◆野菜が豊作となった時に1口243円(税込/通常価格の20~30%引)につき、野菜1品をお届けします。何が届くかは箱を開けてのお楽しみです
◆3口以上からお申し込みを受け付け、お届けをした品数(口数)分のお代金を頂戴いたします
◆対象は坂ノ途中のサブスクリプションサービスをご利用中で、お支払い方法でクレジットカードをご利用されている方に限ります(「産地を旅するコーヒー定期便」を除く)
◆ご利用中のサブスクリプションサービスのセットと一緒にお届けします。きまぐれ野菜のみでのお届けはできません
「きまぐれ野菜クラブ」詳細:https://www.on-the-slope.com/shop/news/shopinfo/shopnews-377416
株式会社坂ノ途中について
「100年先もつづく、農業を」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っている。提携生産者の約8割が新規就農者。少量不安定な生産でも品質が高ければ適正な価格で販売できる仕組みを構築することで、環境負荷の小さい農業を実践する生産者の増加を目指す。その他、東南アジアの山間地域で高品質なコーヒーを栽培することで森林保全と山間地での所得確保の両立を目指す「海ノ向こうコーヒー」も展開。農業分野を代表するソーシャルベンチャーとして事業成長を続けている。
京都市「1000年を紡ぐ企業」、経済産業省「地域未来牽引企業」「J-Startup KANSAI」など、受賞多数。
・Web:https://www.on-the-slope.com
・Twitter:https://twitter.com/saka_no_tochu
・Instagram:https://www.instagram.com/sakanotochu
◆最近の主な出来事
2022.09
・山崎 大祐氏(株式会社マザーハウス 代表取締役副社長)が社外取締役に就任
2022.11
・「坂ノ途中の報告書 2021-2022」リリース
詳細:https://www.on-the-slope.com/report_2022
2023.03
・海ノ向こうコーヒーにて産地とロースターをつなげる「Co-NECT PROJECT」開始
詳細:https://uminomukou.com/articles/co-nect_2023
2023.04
・KOBASHI HOLDINGS株式会社と資本提携を実施
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000041621.html
・名古屋自社便開始
詳細:https://www.on-the-slope.com/shop/news/shopinfo/shopnews-367048/
2023.05
・お野菜セットリニューアル、「きほんのお野菜セットM」リリース
詳細:https://www.on-the-slope.com/shop/products/1354
・生産者との情報共有や学びを深める場「サステイナブルファーマーズラボ」開始
詳細:https://www.on-the-slope.com/sfl
2023.06
・パナソニック株式会社と資本業務提携を実施
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000041621.html
2023.08
・双日株式会社と資本業務提携を実施
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000041621.html
・株式会社脱炭素化支援機構を引受先とする第三者割当増資を実施
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000041621.html
◆最近の受賞・メディア掲載履歴
2023.03
・関西テレビ「よ~いドン!」で「となりの人間国宝」に認定
2023.04
・経済産業省「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載
詳細:https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230418003/20230418003.html
2023.05
・農林水産省「食料・農業・農村白書 令和4年度(令和5年5月26日公表)」に掲載
詳細:https://www.on-the-slope.com/news/experience/371072
◆沿革
2009.07
・株式会社坂ノ途中 創業
2010.12
・OnlineShop開設、お野菜定期便開始
2011.08
・直営の八百屋「坂ノ途中 soil」オープン
詳細:https://www.on-the-slope.com/soil
2012.05
・ウガンダで有機農業の普及活動を行う「ウガンダオーガニックプロジェクト」開始
2013.09
・自社農場「やまのあいだファーム」開始
詳細:https://www.on-the-slope.com/projects/yamanoaida-farm
2016.10
・東南アジアでコーヒーの品質向上や輸入、販売を行う「メコンオーガニックプロジェクト(現 海ノ向こうコーヒー)開始
詳細:https://www.on-the-slope.com/projects/umi
2017.01
・生産者のペーパーワークを圧縮する受発注管理サービス「farmO」リリース
詳細:https://www.on-the-slope.com/projects/farmo
2019.03
・東京自社便開始
2020.06
・直営の飲食店「本と野菜 OyOy」オープン
詳細:https://www.on-the-slope.com/projects/oyoy
2020.09
・法人向けの野菜注文サイト「やさいノート」リリース
詳細:https://www.on-the-slope.com/corporations/
2020.12
・内閣府国際広報動画にて海ノ向こうコーヒーの取り組み紹介
詳細:https://www.on-the-slope.com/news/info/news-284422
2021.07
・京都市十条エリアにオフィス移転
2022.02
・坂ノ途中の事業に関連するデータや知見を発信する「坂ノ途中の研究室」開設
詳細:https://www.on-the-slope.com/lab
◆坂ノ途中のブランドムービー
会社概要について
代表者:小野 邦彦
本社所在地:京都市南区上鳥羽高畠町56
設立日:2009年7月21日
資本金:808百万円(やおや百万円!資本準備金含む)
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