リベロ、「引越業界の未来をつくる会」のパートナー企業として発足式を開催 全国45社の引越会社とともに業界の課題解決を加速化
― 課題解決をサービス開発と場の提供で支援、「働きたい」と言われる業界を目指す ―
株式会社リベロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:鹿島秀俊、以下「当社」)は、引越会社の代表者により結成された 『引越業界の未来をつくる会』 より依頼を受け、2022年5月18日(水)都内・虎ノ門にて全国45社が集結する発足式を開催しました。当社は 『引越業界の未来をつくる会』 パートナー企業として、引越業界における人材不足や離職率・利益率改善に関わる課題解決を、協議の場の提供やサービス開発によって支援することを発表いたします。
■発足式開催の経緯
会の冒頭では、株式会社イナミコーポレーション 代表取締役 稲見 政隆 様より発足式の開催経緯についてご案内がありました。
☑引越業界の共通する課題として「人材不足(採用・離職率の課題)」「原価上昇等からの収益改善」があるが、1社では動くことが難しい現状
☑経営者が集い、議論を交わすことで業界の課題解決のスピードアップを図りたい
☑引越会社が主体的に動くことでこれからの業界の未来を変えていきたい
☑課題解決のパートナーとして、HAKOPLAを運営する当社へ協力を打診
■リベロが選ばれた理由
今回、当社がパートナーとして選ばれた背景には、2019年7月にリリースした引越会社向けサービス「ハコプラ」での活動実績があります。引越会社間の「はこぶをつなぐプラットフォーム」として、1社では実現が難しい様々な課題を、多くの引越会社が集まることで一つずつ解決してきた約3年間の実績を受け、『引越業界の未来をつくる会』パートナー企業への打診と本イベント開催協力の打診を頂きました。
ハコプラへ参加する引越会社は、2022年5月現在、全国で100社以上にのぼります。
■各社が抱える課題(グループディスカッションより)
概要説明の中で課題解決のための経営者の会を 『引越業界の未来をつくる会』 と銘打ち、6つのテーブルに分かれてこの会で実現したいことについてのグループディスカッションが行われました。
<テーマ:『引越業界の未来をつくる会』でやりたいこと・できること・目指すこと>
それぞれのテーブルから出たご意見は以下の通りです。
●現在の課題について
「採用と閑散期の問題が共通の課題としてある。
理想は、1日1件の引越しでも従業員へ給与が払えるくらいの収益性があること。」
「一括見積りサイトの広告料のウエイトが大きい(特に閑散期の比重が高い)。」
「燃料コスト・人件費・集客コストなどの原価高騰が大きな課題。」
「業界の一番大きな課題は人材不足だと感じている。」
「収益性の悪化が採用問題に直結していると感じる。」
「一括見積りサイトに関しては、特に大きな不満や問題はない。」
「1社で取り組むには限界があるため、業界で集まって協議していく必要がある。」
●『引越業界の未来をつくる会』で実施したいこと・『引越業界の未来をつくる会』へ求めること
「お客様に対し、しっかりと作業品質を維持できる取り組みを実施したい。」
「集客コストを改善するために、業界の横の繋がりを大切にしていきたい。」
「『未来をつくる会』を、ネットワーク構築や新たな配送案件の獲得、情報交換の場としたい。」
「この『未来をつくる会』の主旨に賛同し、課題解決を目指したい。」
「挙げられた課題だけでなく、業界の『仕事がきつい』というイメージも変えていきたい。」
「1社で取り組むには限界があるため、業界で集まって協議していく必要がある。」
「今後、少子化が進めば引越し件数は減少していく。
参加型の会・行動に移す会として早めの対策を講じたい。」
「共通の課題はあるが、直近で新規参入された会社もいるような魅力ある業界でもある。この業界を「働きたい」業界にしたいというのが共通の意見。」
「『未来をつくる会』に求めたいことは、「2024年問題※」など、今後のことを同業の業界内
でディスカッションができる場の提供。」
※「2024年問題」とは、働き方改革関連法の施行に伴い2024年4月1日より「時間外労働時間の上限規制」が適用されることで物流・運送業界に生じる諸問題を指します。
■業界が一丸となり課題解決を目指す 『引越業界の未来をつくる会』
各テーブルからの発表に加え、参加引越会社からの追加発言や、事後アンケートでも以下のようなご意見を頂きました。
「共通の課題・目的、方向性が明確となって良かった。」
「引越事業者が今一度未来を作り伸ばす使命があると思っている。」
「競合ではなく共存へ向けた話し合いができるような場にしたい。」
「今までにはない行動をみんなで起こす。行動こそが結果をつくるので、その行動を今後取ることができるという期待を持つことができる会となった。」
「同業ではあるが、これまで面識のなかった代表者同士が顔を合わせる貴重な場となった。このような機会を設けていただき感謝している。」
■業界の声を受け、課題解決を支援する場とサービスを提供
グループディスカッションの内容を受け、当社代表の鹿島は、リベロとして協力できる分野で精力的にバックアップしていくこと、またこのような機会を定期的に設けていくことを宣言しました。具体的には、今後の『未来をつくる会』幹事会社とのディスカッションにより、新たな見積りサイトの開発や協議会の開催を実行していく予定です。
当社は今後も、引越業界の課題を解決する場やサービスの開発・提供に努めることで、提携事業者とのより強固なパートナーシップの構築を目指します。
なお、本件による当社の連結業績に与える影響は軽微です。
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■『引越業界の未来をつくる会』 について
― 「働きたい」と言われる業界を目指す経営者の会
業界の課題解決を目指すために集まった全国の引越会社経営者による団体であり、2022年5月18日の発足式にて参加引越会社大多数の賛同を得て結成されました。これからの引越業界の未来をつくるために、経営者同士で協議を重ねながら課題解決とサービス価値向上の実現に取り組みます。
■株式会社リベロ について
― 新生活を迎える人も、新生活に関わる企業も「困った困ったを、良かった良かったに。」
新生活を迎える人も、新生活に関わる企業も「困った困ったを、良かった良かったに。」変えることをミッションとして、新生活サービスプラットフォームの構築と提供を通じて、新生活というライフイベントをより便利に、より快適に迎えることができるように、オールユーザーファーストの視点であらゆる社会課題を解決すると共に持続可能な社会の実現に取り組みます。新生活サービスプラットフォームは、法人企業等の登録社数2,621社※、不動産事業者等の登録社数1,075社※のサービス依頼者に対して、お部屋探し、お引越し、ライフライン等を提供するサービス提供事業者691社※に及ぶ強固なネットワークを構築しています。 ※2022年3月末現在
■株式会社リベロ概要
会社名 : 株式会社リベロ(Livero Inc.)[東証グロース:9245]
代表者 : 代表取締役社長 鹿島秀俊
本社 : 東京都港区虎ノ門 3-8-8 NTT 虎ノ門ビル 3F
資本金 : 4億20百万円
設立 : 2009 年 5 月
事業内容 : 移転者サポート事業
URL : https://www.livero.co.jp/
※「 HAKOPLA 」及び「ハコプラロゴ」は、株式会社リベロの商標です。
― 『 HAKOPLA(ハコプラ)』 公式サイト:https://hakopla.com/
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リベロ 事業本部 今村
MAIL:pr@livero.co.jp
取材お問い合わせフォーム:https://www.livero.co.jp/inquiry/
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