日本初の磁器の産地で作られる有田焼の窯元とドイツ生まれ「Miele」がコラボレーションMiele Dishwashers Stories〜和食器と食器洗い機のある暮らし〜
和食器を食器洗い機で洗い上げるポイントや秋の料理と和食器のテーブルコーディネートを紹介するイベントを開催
ミーレ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:松原秀樹)は、この度、有田焼の窯元とのコラボレーションにより「Miele Dishwashers Stories」ブックレットを製作、これに伴い、日本ならではのうつわの特徴や文化を探りながら、和食器ならではの食卓の楽しみ方や食器洗い機の活用方法について語るトークイベントを開催しました。
Miele Dishwashers Stories〜和食器と食器洗い機のある暮らし〜
https://contents.miele.co.jp/dishwashersstories/history.html
トークセッションでは、編集者の山田泰巨さんをモデレーターに、ゲストに料理家・冷水希三子さん、アリタポーセリンラボ株式会社 代表取締役社長・松本哲さんをお迎えし、「秋の器と料理の楽しみ方」をテーマにしたテーブルコーディネートのご紹介や、有田焼の製造工程や時代に合わせた器づくりなどのお話を伺うとともに、陶祖 李参平窯・十四代李参平さんには動画で登場いただき、李参平窯の歴史やうつわへの想いを語っていただきました。
また、新型コロナの影響による自粛期間を経て、自宅で過ごす時間やお料理をする機会が多くなったという現状のご家庭が多いと推測されることから、「家事と食器洗いに関する意識調査」を実施し、結果を発表しました。
- おうち時間増加で大変になった家事は「料理」や「食器洗い」
- 食洗機を常用している人は3割程度。食洗機の「庫内の大きさ」や「食洗機に入らない食器」「下洗い」に悩み
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2020年8月
対象地域:全国主要都市圏
調査対象:30代~50代の日常的に料理をする既婚女性 計500名
今回、これまで、有田焼をはじめとする和食器は繊細で多様であることから、食器洗い機が苦手とする分野だと思われていたことを背景に、実際に有田の地を訪れ、有田焼を作る工程や特徴を知るとともに、Mieleの食器洗い機を使って500回の洗浄テストも行いました。
〈洗浄テスト結果〉
家電製品の性能検査や品質管理の試験を行う株式会社エフシージー総合研究所の協力を仰ぎ、Mieleの食器洗い機で、磁器製食器の耐久性試験を行いました。
陶祖 李参平窯 生掛け茶碗
手ろくろで形を作り、登り窯で焼成した伝統的手法による茶碗。
500回洗浄した後でも器の変化は全くありませんでした。
アリタポーセリンラボ
JAPAN SNOW 銘々皿
古伊万里草花紋
黒とプラチナの配色で伝統的な古伊万里草花紋の柄を表現した皿も、
500回洗浄後でもプラチナがそのままきれいに残りました。
一般的な〈やきもの〉は大きく陶器、磁器、炻器(せっき)に分類され、食器洗い機で洗えるものは磁器が多いのですが、最近は陶器や炻器でも洗えるものも増えています。また、上絵付けに使用される和絵の具は、食器洗い機の洗剤に浸食されやすいものもあるため、手洗いにおいても丁寧な扱いが求められるなど、和食器の特性により、食器洗い機で洗える、洗えないは異なるため、和食器の知識を深めることや、陶芸家や窯元、販売者に相談することも大切です。
洗浄テストの詳細はこちらから <https://contents.miele.co.jp/dishwashersstories/washtest.html>
料理家・冷水希三子さんがオススメする秋の料理とテーブルコーディネート
トークイベントでは、料理家・冷水希三子さんがこの秋オススメする秋の料理と有田焼のうつわを使ったテーブルコーディネートを披露。また、初めてでもおしゃれにコーディネートができるコツとして「磁器や陶器や木のボウルなど、色々なうつわを合わせた方が全体的なバランスが良くなります。お皿に入ったお料理も含めて“テーブルを一枚のキャンバス”としてコーディネートを考えるととてもバランス良くなると思いますよ。」とお話をいただきました。
(左)秋ジャケとキノコのフリカッセ/柿とリコッタチーズのオープンサンド
ピンクのお皿は使いにくいと思われがちですが、薄いピンクは色々な料理に馴染みます。
(右)秋ナスと万願寺とうがらしの炊いたん/豆アジときのこの南蛮漬け
和食は落ち着いた色合いなので、日本らしい絵付けのお皿が映えます。グリーンのお皿と重ねることでより絵柄が引き立ちます。
「窯元やメーカーから洗っていいという実証ができていることで安心できます。Miele食洗機は、下洗いしないほうがセンサーが感知して、よりきれいに洗い上げてくれるし、調理道具も一度に洗えるのが魅力に感じます。料理をするときに調理道具がシンクに溜まって料理しづらくなり都度洗うことで時間のロスになりますが、それが減ることでゆとりもできて、家族との時間もできますね。」
現在製作している有田焼は、「古典的なものから、新しいデザインのものまで5000種類以上。」また、最近の食器に求められているものとして、「使いやすいことはもちろん、料理をのせた時の見た目を気にされるお客様が増えていたり、淡い色がトレンドになっています。」とお話をいただき、新作も披露いただきました。
「冷水さんのコーディネートにも登場したジャパンシリーズは有田焼の文化を海外まで広めたい思いからニューヨークの展示会に出すために作りましたが、食洗機を使うご家庭が増えていることから、食洗機対応ができるうつわを研究しながら作りました。」「アリタポーセリンラボでは、ウェブサイト上で食洗機の使用可否を明確化しています。」
和食器の特性を知って家事も楽しく!
食器洗い機をうまく活用して、料理とうつわを楽しむ食の時間を提案
Mieleは初めて食器洗い機を発売した1929年から90年以上、人々の「より豊かな時間」を支え、家族や友人と食事を楽しむ時間を大切にしていただきたいという想いから、洗浄力や機能の向上、省エネルギー化など、その耐久性、美しいデザインと共に、常に革新を続けています。
下洗い不要、調理器具も楽に入る大容量、Mieleの代名詞ともいえるカトラリートレイ、そして繊細なグラスも洗えるジェントルプログラム等の様々なプログラムを始め、専用の洗剤・お手入れ剤等、使っていただく方の使いやすさを追求しています。
Mieleは、食器洗い機を通じ、日本ならではのうつわ文化や、ご家庭での彩り豊かな食卓、そして家族と過ごす大切な時間を支え、日々をこころ豊かなものにする、“Mieleのある暮らし”を今後も提案してまいります。
イベントの様子はこちらからもご確認いただけます https://contents.miele.co.jp/mieledwsstories/eventreport
Miele について
Miele(ミーレ)は1899年に、「Immer Besser(常により良いものを)」の企業理念を掲げドイツで創業しまし た。創業者はカール・ミーレとラインハルト・ツィンカン。以来、両家のファミリーカンパニーとして発展を続け、現在約20,000名のグループ社員、約100カ国の販売拠点を有しています。 製造工場は、ドイツ国内の主要8 箇所を含め12箇所で、非常に高い自製率や厳格な耐久テストで、高水準の品質を維持しています。
家庭用電化製品では、ランドリー機器、掃除機、食器洗い機、調理機器などビルトイン機器も多く取り揃え、豊かなライフスタイルを実現するブランドとして、世界中で選ばれています。業務用部門のMiele Professional は、医療用・歯科用・ラボ用などの洗浄機や業務用ランドリー機器を取り扱い、世界中のプロフェッショナルの 現場に貢献し続けています。
ミーレ・ジャパン株式会社は、アジア初の Miele の現地法人として、1992年に設立されました。Miele ドイツ 本社 100%出資の子会社ならではの、次世代を見据えた長期的展望のもと、安定した製品供給と高い品質管理を 行っています。
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