展示会という反応の場から見えた、PRizmoの役割
― Webサイトにおける「相談」という体験の再定義 ―
株式会社エボルブ(本社:大阪市、代表取締役:安松 亮)は、2026年1月21日・22日に開催された AI博覧会 Osaka 2026 において、自社開発の対話型生成AIプロダクト「PRizmo(プリズモ)」を出展しました。機能拡張および運用実績の蓄積を背景に、PRizmoがWebサイト上で果たす役割が明確化されたことから、本展示では従来の「AI広報」という位置づけを改め、問い合わせ前の迷いや判断を整理する「総合相談窓口」として再定義した形で紹介しました。その結果、来場者からは情報提供ツールとしてではなく、自社サイトにおける一次相談やサービス理解の導線として実装可能である点が評価され、導入を前提とした具体的な検討につながる反応が多く寄せられました。


「チャットボット」ではなく「相談窓口」として受け取られたPRizmo
今回の展示では、機能や技術仕様の説明に比重を置くのではなく、PRizmoがWebサイト上でどのような役割を果たす存在かに焦点を当てて紹介しました。
その結果、従来の展示会で頻出していた「これはチャットボットか」という問いはほとんど見られず、来場者の間では、Webサイトの一次相談窓口としての活用や、オペレーター業務ではなく専門職(コンシェルジュ)に近い役割を担う存在としての理解が、特段の補足説明を要さず共有されていました。
多くの来場者は、その場で自社サイトや既存の業務フローを前提に具体的な運用を想定し、問い合わせ対応やサービス説明の一次対応としてどのように組み込めるかを検討していました。導入を前提とした具体的な相談へと議論が進んだ点は、今回の展示における反応を象徴するものです。
業界を超えて共通する「相談が発生する構造」
会場には、医療・介護、教育、観光、自治体、企業広報など、さまざまな業界の来場者が訪れました。業界ごとに課題や扱う情報は異なるものの、来場者との対話を通じて、「相談が発生する前段階の構造」は共通していることが浮かび上がりました。
具体的には、次のような状況が多くの分野で共有されています。
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何を選べばよいのか分からない
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いきなり問い合わせることに心理的なハードルがある
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FAQだけでは判断に至らない
PRizmoは、こうした迷いや前提条件が整理されないまま滞留している状態を、Web上で受け止め、対話を通じて整理する仕組みとして受け取られていました。
そのため、「自分たちのWebサイトに置いた場合、どのような相談が発生するか」「どの業務を一次対応として任せられるか」といった具体的な会話が自然に生まれ、淡白な製品説明に終わることなく、5分以上にわたる導入検討の対話が多く発生した点も、今回の展示を特徴づける反応です。
来場者の関心の変化
従来の展示会で多く見られた「情報収集のみを目的とした来場者」は明らかに減少し、本展示では、導入を前提とした具体的な検討や、自社での活用方法を見据えた相談が中心となりました。
ブースでのやり取りも、製品機能を一方的に説明する場というより、実際の業務フローやWebサイト構成を前提に、「どの業務にどう組み込めるか」「人の対応とどのように役割を分担できるか」といった実装を見据えた議論へと自然に移行していきました。
こうした対話の質から、来場者の関心が単なる理解の段階を越え、自社での具体的な活用を現実的に検討するフェーズへ移行していることが明確に読み取れます。
来場者・関係者の評価と活用イメージ
今回の展示では、PRizmoを「Webサイト上の相談窓口」として再定義した点に対し、導入や実装を前提とした評価が複数の立場から示されました。AI活用が検討や実証の段階を越え、実務に組み込むことを前提としたフェーズへ移行しつつある状況が、来場者の反応からも明確に読み取れます。
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大阪産業局の関係者は、「過去のAI関連イベントと比較して来場者数が明らかに多く、会場全体に活気があった」とコメントしており、AI活用への関心が一過性のブームではなく、社会実装を見据えた段階に入っていることを示す所感として受け止められました。
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サービス内容や価格体系が複雑化しやすい介護・福祉分野の関係者からは、「Web上に相談窓口があることで、利用者・事業者双方の負担が軽減される」との評価が寄せられ、情報整理と意思決定を支援する仕組みとしての有効性が示されています。
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行政分野においても、府下自治体の関係者から、「AIが一次対応を担い、一定以上の内容を人が引き継ぐ運用は現実的であり、申請方法の案内や基本的な問い合わせ対応をAIに任せることで、現場の業務設計が大きく変わる」と述べており、具体的な業務改善のイメージが共有されました。
これらの反応から、PRizmoは特定業界向けではなく、相談の内容や深度を問わず一貫して対応し、企業や組織が求める役割に応じて活用できる共通の相談窓口として受け取られていたことが分かります。
Webと実店舗、それぞれの“窓口”をつなぐ設計へ
PRizmoは、Webサイト上の相談窓口としての活用に加え、サイネージなどを用いた実店舗・現地設置での利用も想定した設計が可能です。
Webでは、来訪者の迷いや前提条件を整理し、事前相談や情報収集を支援。現地では、即時性のある案内や誘導を担うなど、利用シーンに応じて役割を分担しながらも、「窓口」という共通概念のもとで一貫した体験を提供できる点が評価されました。
Webとリアルを切り分けるのではなく、ユーザー属性や状況に応じて窓口の役割を設計できることが、導入検討の具体化につながっています。
今後の展開
株式会社エボルブは今後、PRizmoを通じて、Webサイトを主軸としながら利用シーンに応じて柔軟に展開可能な「相談体験」の社会実装を進めていきます。
人が関与すべき場面を柔軟に行き来できる対話型UIとして、企業・自治体・各種サービスの現場に組み込める形で展開していきます。
開催概要
・展示会名:AI博覧会 Osaka 2026
https://aismiley.co.jp/ai_hakurankai/osaka-2026/
・会期:2026年1月21日(水)・22日(木)
・会場:マイドームおおさか 展示ホール3F
・主催:株式会社アイスマイリー
https://aismiley.co.jp/company/
会社概要
人の感性と知性を刺激し、創造性を拡張する協働型AIソリューションを提供しています。ゲーム開発で培った表現力とAI技術を融合し、人間らしい対話体験を創出するAIプロダクトを展開。生活者リサーチやコンセプトデザインから開発・運用まで支援する共創型コンサルティングも提供。450タイトル以上の実績を持つオンラインゲーム開発、2Dアニメーション制作事業も手がけ、新しいアイデアをPoCから社会実装まで一気通貫で伴走支援します。
株式会社エボルブ 公式サイト:https://evolve.ne.jp/
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