尿素サイクル異常症治療薬 グリセロールフェニル酪酸 国内第Ⅲ相臨床試験開始のお知らせ
シミックホールディングス株式会社のグループ各社である株式会社オーファンパシフィック(本社:東京都港区、代表取締役 社長 原 愛、以下オーファンパシフィック) は、尿素サイクル異常症(Urea Cycle Disorders: 以下、UCD)治療薬 グリセロールフェニル酪酸(開発コード HPN-100、海外販売名: Ravicti®、以下「本剤」)の国内第Ⅲ相臨床試験において、最初の患者への投与を開始しましたので、お知らせいたします。
UCDによって引き起こされる血中アンモニア値の上昇を管理するために、現在、日本国内では、ブフェニール® の錠剤と顆粒剤が使用されておりますが、海外では本剤も広く使用されています。
本剤は、無味無臭の服用しやすい経口液剤で、特に、乳児、小児の患者さんにとって利便性の高い製剤であるため、日本でも本剤を使用できるようにすることが望まれてきました。
オーファンパシフィックは、2022年5月2日にImmedica Pharma AB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO Anders Edvell、以下 Immedica社)より、本剤の日本国内での開発・製造販売に関する権利を取得しました。
今回実施する試験は、国内の小児及び成人のUCD患者15例を登録する予定であり、本剤投与後の血中アンモニア濃度のコントロール効果をブフェニール®投与後と比較し評価することを主たる目的とし、また、小児及び成人のUCD患者における本剤投与後のPK及び安全性をブフェニール®投与後と比較し評価します。
本試験(jRCT2071220110)の詳細は、以下をご参照ください。
臨床研究等提出・公開システム https://jrct.niph.go.jp/search
オーファンパシフィックは、難病UCDと闘う患者さんとご家族のために、本剤を一日も早くお届けできるよう努めてまいります。
[参考] 難病情報センター 尿素サイクル異常症(指定難病 251)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4732
本剤は、無味無臭の服用しやすい経口液剤で、特に、乳児、小児の患者さんにとって利便性の高い製剤であるため、日本でも本剤を使用できるようにすることが望まれてきました。
オーファンパシフィックは、2022年5月2日にImmedica Pharma AB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO Anders Edvell、以下 Immedica社)より、本剤の日本国内での開発・製造販売に関する権利を取得しました。
今回実施する試験は、国内の小児及び成人のUCD患者15例を登録する予定であり、本剤投与後の血中アンモニア濃度のコントロール効果をブフェニール®投与後と比較し評価することを主たる目的とし、また、小児及び成人のUCD患者における本剤投与後のPK及び安全性をブフェニール®投与後と比較し評価します。
本試験(jRCT2071220110)の詳細は、以下をご参照ください。
臨床研究等提出・公開システム https://jrct.niph.go.jp/search
オーファンパシフィックは、難病UCDと闘う患者さんとご家族のために、本剤を一日も早くお届けできるよう努めてまいります。
- 尿素サイクル異常症(UCD)について
[参考] 難病情報センター 尿素サイクル異常症(指定難病 251)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4732
- 株式会社オーファンパシフィックについて
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