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Indeed Japan株式会社
会社概要

Indeed Japan、就職氷河期世代の仕事探しに関する調査を実施

就職氷河期世代は、やっぱり"不遇"!?バブル・ゆとり世代よりも非正規雇用経験率が高く、「仕事が選べない」「キャリアアップしにくい」

Indeed Japan株式会社

世界No.1求人検索エンジン*「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 信太郎、https://jp.indeed.com、以下Indeed)は、就職氷河期世代を含む中高年層の仕事探しについての調査を行いました。その結果、就職氷河期世代は仕事探しにおいて不遇な環境におかれていると捉えられている状況が見えてきました。

Indeedは、「We help people get jobs.」をミッションとし、あらゆる人々が幸せになれる仕事探しを応援しています。日本では現在、就職氷河期世代を取り巻く仕事環境が注目を集めています。内閣府は2019年に「就職氷河期世代支援プログラム」を発表し、3年間の集中支援として様々な施策を打ち出しています。その背景は『就職氷河期世代は、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代であり、希望する就職ができず、現在も、不本意ながら不安定な仕事についている、無業の状態にあるなど、様々な課題に直面しているものがいる』と説明されています。あらゆる人々が幸せになれる仕事探しを応援する当社としては、“仕事探しにおいて課題に直面している人が多い”とされる就職氷河期世代を取り巻く環境や課題を明らかにすることで、彼らの仕事探しを応援したいと考え、就職氷河期世代、および、その比較としてゆとり世代・バブル世代を対象に調査を実施しました。
 
 調査は、(1)バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代の各824名、計2,472名を対象に、仕事探しに関する意識調査(2019年12月末実施)、(2)過去5年間にIndeed上で仕事探しを行う際に検索されたワードから、「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の5ワードでの仕事検索数トレンドを調査、の2つを実施しました。
 
 <Topics>
 1.就職氷河期世代は、ゆとり・就職氷河期・バブル3世代の中で非正規雇用の「経験率」「転職回数」でトップ
 2.世代を取り巻く仕事環境の差、ゆとり・バブル世代よりも「仕事が選べない」「昇進・キャリアアップしにくい」就職氷河期世代
 3.就職氷河期世代の転職における課題・不満、1位は「年齢や性別が理由で採用されない」
 


 
 
 
 
 
 
 
 4.(参考)「ミドル」「シニア」等の年代に関連したワードでの仕事検索数は過去5年間で大きく上昇
 
 1. 就職氷河期世代は、ゆとり・就職氷河期・バブル3世代の中で非正規雇用の「経験率」「転職回数」でトップ
 
 ■契約社員・派遣社員で働いたことのある割合は、ゆとり・バブル世代よりも就職氷河期世代の方が高い
 就職氷河期世代とゆとり世代・バブル世代では、これまでの雇用形態に違いはあるのでしょうか。最終学歴の学校を卒業後に働いたことのある雇用形態を尋ねたところ、「契約社員・嘱託」「派遣社員」としての雇用経験率は、3世代の中で就職氷河期世代が最も高い結果となりました(図1)。また、「非正規雇用」の経験率(「契約社員・嘱託」「派遣社員」「パート・アルバイト」いずれかの経験のある割合)も、就職氷河期世代が42.7%で最も高い結果となりました。


 ■非正規雇用としての転職回数は、就職氷河期世代の方が多い
 それでは、転職回数についてはどうでしょうか。最終学歴の学校を卒業後の転職回数を正規雇用・非正規雇用に分けて尋ねました※1。一般的には、年齢を重ねるほど平均転職回数が増加すると考えられますが、非正規雇用としての平均転職回数は、バブル世代2.4回、就職氷河期世代2.6回、ゆとり世代1.6回と就職氷河期世代が最も多い結果でした。なお、正規雇用としての平均転職回数は、バブル世代1.5回、就職氷河期世代1.4回、ゆとり世代0.7回と年代に応じた結果でした(図2)。

 ※1:正規雇用/非正規雇用の転職回数はそれぞれ、最終学歴の学校を卒業後に正規雇用経験のある人/非正規雇用経験のある人を対象に聴取
 ​​
 2.世代を取り巻く仕事環境の差、ゆとり・バブル世代よりも「仕事が選べない」「昇進・キャリアップしにくい」就職氷河期世代
 
 ■就職氷河期世代は、仕事を取り巻く環境が恵まれていない!?
 バブル世代、就職氷河期世代、ゆとり世代それぞれについて、仕事を取り巻く環境にどのようなイメージを持っているかを調査しました。その結果、「仕事を選べる」「昇進・キャリアアップがしやすい」「好きなことを仕事にできる」「様々なことにチャレンジできる」といった項目すべてで、就職氷河期世代はバブル世代・ゆとり世代よりもネガティブなイメージを持たれていることがわかりました(図3-1〜4)。


 3.就職氷河期世代の転職における課題・不満、1位は「年齢や性別が理由で採用されない」
 仕事探しにおいて、不遇な環境に置かれているとみることができる就職氷河期世代ですが、実際の転職活動においてどういった課題に直面しているのでしょうか。
 
 転職氷河期世代のうち、3年以内に転職を考えている215名を対象に、転職(新しい仕事探し)における課題や不満を尋ねました。その結果、「年齢や性別が理由で採用されない(採用されにくい)」と感じている人が最も多いことが明らかとなりました。ついで、「やりたい仕事が見つからない/探し方がわからない」「どんな仕事が自分に合うのかわからない」といった、“自分のやりたいこと・合うことをみつける”ことに課題を見出している人が多く、ついで、「どのサービスを使って仕事を探せばいいかわからない」「自分の年代向けの仕事探しのサービスがない」といった“転職サービスの探し方”に関するものがあがりました(図4)。


 4.(参考)「ミドル」「シニア」等の年代に関連したワードでの仕事検索数は過去5年間で大きく上昇
 就職氷河期世代の仕事探しの課題上位5位のうち、1位と5位には年代に関するものが入っていました。日本ではいわゆる「35歳転職限界説」として35歳以上の転職が難しいとされる風潮があります。前段で紹介した意識調査でも、就職氷河期世代の71.4%が実際に35歳以上は転職しにくいと感じていると答えました。
 そのような状況の中、年代を指定した形で仕事探しをする人は増えているのでしょうか。Indeed上で2014年11月から2019年10月にかけて仕事検索に使用された検索ワードのうち、「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の検索数推移を調査した結果をご紹介します。
 
 ■「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の仕事の検索数トレンド
 「ミドル」※2「シニア」※2「中高年」「40代」「50代」というワードで仕事検索が行われた数の推移を、2014年11月を起点に確認したところ、最も伸びたのは「ミドル」の仕事検索割合で、5年間で最大24.9倍 となりました(図5)。また、「シニア」は最大4.6倍、「中高年」は」最大3.1倍、「40代」は最大2.1倍、「50代」は最大2.8倍と軒並み増加しており、過去5年間で就職氷河期世代やバブル世代において、年代を特定した形で仕事探しをする人が増えてきていることが読み取れます。
 
 ※2:「ミドル」「シニア」の検索に関しては「ミドルマネジメント」「シニアマネージャー」といった役職・タイトルに該当するようなワードでの検索数は少なく、年代を示すワードとしての検索が多い状況でした。

 【注】本グラフは、「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」に関する仕事検索数」について2014年11月の数値を1としたときの各月における相対値を表しています。「仕事検索数」は、年数経過に伴う検索者数の母数増加を考慮して集計しています。
 
 ■「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の仕事の検索ワード
 各検索ワードにおける直近1年間の複合検索ワードを確認したところ、いずれのワードも、「正社員」「アルバイト」といったワードと複合検索されることが多く、年代と雇用形態を指定して仕事を探す人が多いようです。
 そのほか、「ミドル」では「事務」「製造」「販売」など職種を指定した検索が目立ちました。「シニア」では「60歳以上」や「英語」「ドライバー」「設備管理」といったワードと複合検索される割合が高く、定年以降にスキルを活かした再就職を検討している人が多いと考えられます。「中高年」では、「¥3,000,000」「¥4,000,000」「¥6,000,000」といった年収額を指定した検索が目立ち、また、「40代」では「女性」や「未経験」というワードとの複合検索が多く見受けられました。40代から未経験職種に挑戦しようとする人も多いことが推測できます。さらに「50代」では、「女性」に加え「40代」の複合ワードでは上位に出てこなかった「男性」というワードでの複合検索も目立ちました。
 
 まとめ
 就職氷河期世代とバブル世代・ゆとり世代に対する転職・仕事探しへの意識や実態調査の結果から、バブル世代(概ね50代前半)やゆとり世代(概ね20代半ば〜30代前半)に比べ、就職氷河期世代(概ね30代後半〜40代)は仕事を取り巻く環境についてネガティブなイメージを持たれていることが明らかになりました。
 
 転職意向のある就職氷河期世代の、仕事探しに関する課題や不満には、年代に関するものが上位に上がっています。その他に、 “自分のやりたいこと・合うことをみつける”ことに課題を見出している人が多く、ついで、 “(自分に合った)転職サービスの探し方”に関するものがあがりました。あらゆる人が幸せになれる仕事探しを応援しているIndeedは、Web上にあるあらゆる求人情報を収拾し検索ワードに応じて表示させるサービスを展開しています。興味のあるワードで検索することで、世の中に存在する検索ワードに関連する仕事を俯瞰して知ることができ、また、年代などの条件にかかわらず、すべての人に平等に検索結果を表示いたします。Indeedはこれからもサービスの普及と改善を通じ、転職氷河期世代を始めとして「やりたいこと・合う仕事のみつけ方」や「自分に合った転職サービスが見つからない」といった課題をかかえる方々の職探しもサポートしていきたいと考えています。
 
 【「ゆとり世代・就職氷河期世代・バブル世代の仕事探しについての意識調査」調査概要】
 ・調査主体:Indeed Japan株式会社
 ・調査期間:2019年12月26日(木)~2019年12月27日(金)
 ・調査対象:高卒以上で現在学生ではない、24歳以上60歳以下の男女(全国)
 ・割付方法:「ゆとり世代」「バブル世代」「就職氷河期世代」×男女別の合計6セルで均等割り付け(各セル412サンプル、合計2,472サンプル)
 ※本調査では、1987年〜1992年に最終学歴を卒業した方を「バブル世代」、1993年〜2004年に最終学歴を卒業した方を「就職氷河期世代」、2010年〜2018年に最終学歴を卒業した方を「ゆとり世代」と定義しています。
 ・調査方法:インターネット調査
 
 【「年代に関連するワードでの仕事検索数推移についての調査」調査概要】
 ・調査主体:Indeed Japan株式会社
 ・調査期間:2014年11月~2019年10月
 ・調査対象ワード:ミドル、シニア、中高年、40代、50代
 ・調査方法:日本においてIndeedで検索された各ワードの検索数を月毎で集計し、相対値として算出したもの。増加率推移は、各ワードの2014年11月の仕事検索数を1 とした各月の相対値を算出。年数経過に伴う、Indeed上での全体検索者数(母数)の増加分を考慮して集計している。
 
 Indeedについて
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 *出典:comScore 2019年3月訪問数
 **出典:Google Analytics 2018年9月ユニークビジター数

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設立
2013年10月
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