9/10(火)インクルージョンと組織の変革課題を可視化する組織診断「IX 診断」オープン記念ウェビナー『インクルーシブな組織変革に必要なこと』
インクルージョンと組織変革の課題を可視化する組織と従業員の診断「IX診断」オープン記念として、共同開発責任者の東京大学の星加良司教授をゲストにウェビナーを開催いたします。
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構(本社:東京都千代田区 代表理事:畑中 稔 以下、ケアフィット)は 2024 年9月より、インクルージョンと組織変革の課題を可視化する組織診断「IX 診断」のサービスを開始します。 これに先立ち、「IX診断」オープン記念として、「IX診断」共同開発責任者である、東京大学大学院教育学研究科附属 バリアフリー教育開発研究センターの星加良司教授をゲストに「インクルーシブな組織変革に必要なこと」をテーマに したウェビナーを開催いたします。
【ウェビナー申込先】https://www.carefit.org/news/news20240802.php
■ウェビナー概要
タイトル |
“インクルーシブな組織変革に必要なこと” ―「IX(インクルーシブ・トランスフォーメーション)診断」開講記念ウェビナーー |
開催日時 |
2024 年9月 10 日(火) 13:00-14:30 |
開催形式 |
完全オンライン(ZOOM ウェビナー利用) UD トークによる字幕表示 |
参加費 |
無料 |
参加対象 事業者 |
ケアフィット資格導入企業はじめ企業人事担当、DEI 担当者など |
司会進行 |
公益財団法人日本ケアフィット共育機構 経営企画室室長 佐藤雄一郎 |
ゲスト |
IX診断制度共同開発責任者・東京大学大学院 教育学研究科附属 バリアフリー教育開発研究センター 星加 良司教授 |
プログラム |
●星加先生ご講演 ・DE&I と組織変革の関係性 ・IX 診断がなぜ組織に必要か ・IX 診断でどのようなことが分かるのか ●IX 診断の受診の流れ ●IX 推進を身につける資格「インクルーシブ・コミュニケーター」のご案内 |
■IX診断とは?
IX診断は、革新的な成果を生み出す組織やチームを作るために欠かせない要素を、IX:インクルーシブ・トランスフォーメーションの視点から分析し、課題を発見するための診断です。「インクルーシブパーパス経営」「インクルーシブ職場環境」「インクルーシブ認知基盤」「インクルーシブ組織風土」の4つの観点から、IX要素を分析・課題を発見します。
インクルーシブパーパス経営 |
多様な人が共感できる企業の存在意義(パーパス)が定められ、そのパーパス共有のための施策や、組織で働く人が業務においてパーパスが重視された文化であると実感できているかを測ります。 |
インクルーシブ職場環境 |
役員や管理職を含めた全構成員において多様な人が含まれているか、多様な構成員が活躍できるための仕組みを整えているか、そしてそれらを多様な構成員が公平性を認識できているかを測ります。 |
インクルーシブ認知基盤 |
チームや組織内の構成員のDE&I(多様性、公平性、包摂性)に対する認識や、不平等、バイアス(偏見や不均衡)に対してどのように認知しているかを測ります。 |
インクルーシブ組織風土 |
チームや組織が構成員に対して心理的安全性やビロンギング(帰属意識)を感じる風土か、多様性を排除しうる文化(“男らしさを競う文化”など)や組織の分断などを測ります。 |
【IX診断 公式HP】https://www.carefit.org/ixlabo/diagnosis/
■多様な力を生み出す革新的組織に必要なIX(インクルーシブ・トランスフォーメーション)要素
企業が経済的価値だけでなく社会的価値を生み出し、従業員をはじめとする多様なステークホルダーの強みを活かす組織へ変革するための要素を「インクルーシブ・トランスフォーメーション(IX)」要素としています。
IX要素
①パーパスの浸透
②多様性を活かし合う(DE&I)風土
③心理的安全性の確保
④アンコンシャス・バイアスへの気づき
⑤ビロンギング(帰属意識)の醸成
■IX 診断の特徴
組織内ギャップ の把握 |
管理職は十分に取り組んでいる認識であっても、一般職からすれば不十分に感じていることがあります。“経営層/従業員”や“役職者/一般社員”、“ジェンダー”などの観点から、組織内のギャップを可視化します。 |
他社との比較で自社の立ち位置を客観的に把握 |
IX診断は様々な企業の診断をもとに、自社の偏差値を割り出すことができます。これにより自社内での課題の共有と施策推進を促します。 |
DE&Iや育成施策の効果測定と定点観測による 課題発見 |
成果が分かりにくいDE&Iに関連した項目を測定し施策の検討材料や効果測定に活用することができます。 |
■IX診断実施概要
対象事業者 |
企業、非営利団体、学校、自治体組織など、業種問わず |
対象範囲 |
全社、部署、チームなど複数人数の組織体 |
回答所要時間 |
①担当者向け企業情報シート:約10分(約40項目) |
費用 |
スタートキャンペーンにつき当面は初回無料 |
診断結果シート納期 |
約1~2か月後 |
診断実施形式 |
オンラインフォーム(Googleフォーム) |
■共同開発責任者
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)への関心が高まっている中、今日の行政機関、企業、学校、非営利団体等の種々の組織は、インクルーシブな社会形成への貢献という社会的期待に応えつつ、組織内のダイバーシティをいかにして活力に変えていくかという経営課題にも直面しています。
私たちの研究室では、こうした課題にアプローチするため、調査指標の開発や組織改善のための実践研究を進めています。こうした知見を基盤として、日本ケアフィット共育機構との共同研究により、IX(インクルーシブ・トランスフォーメーション)に関するアセスメントを行うための組織診断ツール「IX診断」を開発しました。
IX診断では、「インクルーシブパーパス経営」「インクルーシブ職場環境」「インクルーシブ認知基盤」「インクルーシブ組織風土」の4つの観点から、組織の中にIXのための種と、それが育つ土壌がどの程度存在し、その芽生えの兆しがどの程度見られるのかを把握するとともに、「多様性ギャップ」の観点から、エクイティに関わる組織課題(不均衡)を可視化することができます。
IX診断ツールが活用されることで、インクルーシブな社会に向けた不断の取り組みが、広く社会全体に広まることを期待しています。
■組織のIX推進に必要な知識と実践基礎を学ぶ資格「インクルーシブ・コミュニケーター」
インクルーシブ・コミュニケーターは、多様な違いの強みを生み出す革新的なチーム・組織となるために必要な、コミュニケーション、チーム作り、環境変革を学ぶ資格です。
価値観が氾濫し答えの存在しない変化の激しい時代を生き抜くための組織は、経済的価値だけでなく社会的価値と、組織で働く人をはじめとするステークホルダーの成長と価値創出にも寄与する必要があります。インクルーシブ・コミュニケーターはそのような組織への変革に必要なIX要素をチームや組織の中で高めていく役割を担います。
【インクルーシブ・コミュニケーター公式HP】
■公益財団法人 日本ケアフィット共育機構の取組み
日本ケアフィット共育機構は、超高齢社会の到来をふまえ、誰もが安心して暮らせる共生社会を目指し、高齢者や障害者をはじめとするあらゆる人々が安心して外出できるよう環境づくりを推進し、人の多様性を受け入れ、違いを尊重する、相手の立場になり、考え、行動するサービス介助士の普及を行っています。近年はブラインドサッカーや車いすバスケなどパラスポーツ大会において、年齢や障害の有無に関わらずスポーツの感動を共有できるよう介助ボランティアとしての活動を推進しています。
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