千葉駅に「Limeラクモ」が登場、JR東日本主導のモビリティハブ実証「千葉ぷらっと」に参画、単独試乗会を開催 〜10代後半からシニア層まで幅広い世代が体験、地域回遊の新たな移動手段に〜
世界約30カ国で電動モビリティシェアサービスを展開する、Lime株式会社(本社:東京都港区、日本代表:カントリー・マネージャー兼アジアパシフィック地域統括責任者 テリー・サイ、以下「Lime」)は、WaaS共創コンソーシアム(主催:JR東日本)が主導するモビリティハブ実証実験「千葉ぷらっと」に参画し、千葉駅周辺に着座式電動モビリティ「Limeラクモ」を20台設置したことをお知らせします。
また、9月23日(祝日)にはJR東日本の協力のもと、千葉駅構内でLime単独の試乗会を開催し、10代後半からシニア層まで幅広い年代の来場者が体験したほか、9月28日には他事業者とともに「千葉ぷらっと」の開業イベントにも参加しました。

「Limeラクモ」は、椅子とかごを備えた安定した設計が特徴で、特に女性や高齢者など幅広い層に支持されている着座式の電動シートボードです。従来の立ち乗りタイプに比べて乗りやすく、安全性に配慮した構造となっています。
千葉県内での導入は初めてであり、千葉駅周辺をはじめとする4拠点のモビリティポート間で利用が可能です。本実証実験では、日常の移動利便性を高めるとともに、地域回遊の促進や新たな都市機能の創出に寄与することを目指します。

■ 首都圏初のバッテリースワップステーションも設置
さらに今回は、首都圏で初となる、利用者が自らバッテリーを交換できる「バッテリースワップステーション」を設置しました。これにより、運用効率と環境性能を大幅に向上させ、持続可能なモビリティの実現を加速させます。
同ステーションはこれまで、2025年大阪・関西万博のスタッフ向けエリアおよび那覇市内でのみ導入されており、首都圏では千葉が初の導入地域となります。(バッテリーを交換した利用者には30分の無料乗車特典が付与されます。)

なお、Limeの全車体にヘルメットを搭載し、誰もがその場で安全に利用できる環境を整備しています。Limeは、アプリ上での安全教育プログラムに加え、実際のヘルメット着用を促進する取り組みを継続しており、今回の取り組みはその一環です。
<関連プレスリリース>
-
国内初「一般利用者向けバッテリー交換ステーション」を那覇で開始(2025年8月27日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000147507.html
-
大阪・関西万博、関係者専用エリアにおける移動用モビリティに「Lime」提供開始(2025年4月10日) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000147507.html
■ 「千葉ぷらっと」について
WaaS共創コンソーシアムは、Well-beingな社会の実現を目指す取り組みとして、2025年9月18日より千葉駅周辺にモビリティハブ「千葉ぷらっと」を設置しました。本実証では、シェアサイクル、立ち乗り三輪モビリティ、カーシェアなど複数の移動手段を集約しているほか、飲食やマルシェなどの生活サービスも組み合わせることができる環境を整えることで、駅を中心とした街の価値向上を目指しています。
Limeは千葉県内で初めて「Limeラクモ」を導入し、千葉駅前・千葉中央公園前・千葉市美術館・千葉市立郷土博物館の4拠点を結ぶ移動ネットワークに参加しています。
※「WaaS共創コンソーシアム」は、Well-beingな社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上をめざすコンソーシアムです。( https://www.jreast.co.jp/jrewcc/ )


■ JR千葉駅構内での単独試乗会(9月23日)
9月23日(祝日)には、JR千葉駅中央改札外コンコースにて、Lime単独の試乗会を実施しました。JR東日本の全面協力のもと、3時間の開催で幅広い層の来場者が体験。特に、10代後半・20代の若年層やシニア層から「座って安定して乗れる」「操作が簡単で安心」「街乗りにも使ってみたい」といった声が多く寄せられました。

試乗前にはLimeスタッフによる安全講習の説明が行われ、利用者一人ひとりに交通ルールと安全走行の重要性を伝える場ともなりました。
■ 千葉ぷらっと開業イベント(9月28日)
Limeは、株式会社ストリーモなど他事業者とともに、9月28日に実施された千葉ぷらっと開業イベントにも参加しました。来場者はLimeラクモのほか、立ち乗り三輪などのモビリティを比較体験でき、駅周辺の新しい移動のかたちを実感する機会となりました。

■ 今後の展望
Limeは今後も行政・鉄道事業者・地域企業との連携を強化し、駅を中心としたシームレスで持続可能な移動環境の実現を目指します。千葉駅での取り組みで得た知見をもとに、「駅起点型モビリティハブ」の仕組みを他都市へ展開し、安心・安全で快適な都市交通の未来を支えていきます。
■ 「Limeラクモ」について
現在、Limeの国内利用車種のうち7割以上を占めているのが、椅子付き・かご付きの安心設計を備えた電動シートボードです。特に女性や高齢者を中心に、日常の移動手段として幅広い層から支持を集めています。
<名称の由来>
「ラク」は“楽に乗れる”“気軽に使える”という特徴を、「モ」は“モビリティ”を意味しており、両者を組み合わせた造語「ラクラクモビリティ」をもとに、より親しみやすく簡潔にした名称として「Limeラクモ」が誕生しました。

■「Lime」の利用について
世界有数の電動マイクロモビリティシェアリングサービスで、現在までに世界5大陸・約30カ国で数億回以上の乗車実績があります。日本では、街中に設置されたポート(駐輪場)にある電動マイクロモビリティを、専用のアプリから予約して乗車し、目的地の近くにあるポートに返すことができ、Limeのポートであればどこでも返却が可能です。
2024年8月より日本でのサービスを開始し、主に座って乗れる電動シートボード「Limeラクモ」を通じて都市部の短距離移動に新しい選択肢を提案しています。Limeのミッション「電動マイクロモビリティを公共交通手段として発展させ、カーボンフリーでサステナブルな未来をつくること」のもと、自家用車に代わる次世代のクリーンな移動手段の選択を促進しています。
【アプリのダウンロードはこちら】
Apple Store
https://apps.apple.com/jp/app/lime-ridegreen/id1199780189
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.limebike&hl=ja&pli=1
■ Limeの安全・安心への取り組み
Limeは、最先端の技術、安全教育の充実、ライダーへのインセンティブ制度を組み合わせることで、世界最高水準の安全性と信頼性を誇るマイクロモビリティサービスを実現しています。グローバル展開を強みに数億回以上の全世界の利用データを活用し、各地域の規制やデータを基に独自設計・開発を行い、随時アップグレードを実施しています。自社で企画から車両開発までを一貫して行うことで、より高い安全性と信頼性を確保しています。
-
取り組み詳細はこちら:https://www.li.me/ja-jp/why/safety
1) 包括的な安全教育 & ファースト・ライド・アカデミー
初めて利用する際には、アプリ内で安全教育プログラム を受講し、事前テストに全問正解することで乗車が可能になります。また、初心者向けの実地講習 「ファースト・ライド・アカデミー」も随時開催しており、安全な走行方法を実践的に学べる機会を提供しています。
2) ヘルメットセルフィ制度
ヘルメット着用を推奨するため、Limeでは独自の 「ヘルメットセルフィ」機能 を導入しています。乗車前にヘルメットを着用した写真をアプリでアップロードすると、都度の通常料金から10%割引を受けることができます(LimePassは対象外)。
3) 自社開発の車両 & 継続的なアップグレード
Limeでは 自社で車両を設計・製造し、各国の規制や実際の利用データを基に、より安全で安定した走行ができるように 頻繁なアップグレードを行っています。
4) 充実した保険制度
Limeでは、万が一の事故に備え、自賠責保険および対物・対人賠償保険を提供し、利用者が安心してサービスを利用できる環境を整えています。ご詳細はこちら。
5) ビーコン設置による駐車制御
すべてのLimeポートにビーコンを設置し、指定場所以外への駐車を防止。駐車違反に関する苦情件数を大幅に削減しました。
6) ジオフェンシング制御の拡大
首都高速道路出入口や主要観光地周辺など14か所にジオフェンシングを導入し、誤進入をシステムで未然に防止しています。
【関連プレスリリース】
-
国内初、電動モビリティの“首都高誤進入”をジオフェンシングで防止(2025年4月11日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000147507.html
-
首都高ジオフェンシングは14か所に拡大、進入未然防止も3%確認(2025年8月21日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000147507.html
◾️Limeについて
会社名:Lime株式会社 (英語表記 Lime, K.K)
代表者:日本カントリーマネージャー兼アジアパシフィック
地域統括責任者 テリー・サイ
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号
城山トラストタワー9階
東京赤坂法律事務所・外国法共同事務所内
設立:2019年8月15日
事業:電動モビリティのシェアリングサービス

d147507-27-01eed8b6ddeb1cd4b26678330b33d3ad.pdf
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像