ふるさと納税「こどもふるさと便」、旭川のお米9.3トンを全国のこども食堂やひとり親世帯へ寄贈
ふるさと納税を通じて、こどもたちに食や体験の機会を提供する
こどもの機会格差解消を目指すネッスー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:木戸優起)は、ふるさと納税を活用して地域の産品をこども食堂や困難を抱える子育て世帯に届ける「こどもふるさと便」を展開しています。
このたび、旭川市との協働プロジェクトにおいて、全国のこども支援団体・NPO・福祉施設へ旭川産のお米累計9.3トン(約11.6万食分)を寄贈しました。
今後も累計100トンの寄贈を目標に、さらなる支援を進めてまいります。
「こどもふるさと便」公式サイト:https://kodomo-furusato.com/

◼︎旭川市への「ふるさと納税」を財源に、全国のこどもたちの食生活を継続支援
「こどもふるさと便」は、ふるさと納税を財源として、生産者・農協・漁協・食品メーカーなど地域の事業者と連携し、地域の産品を“応援品”として、こども食堂や困難を抱える子育て世帯に届ける、新しいフードバンクの仕組みです
寄附者は、返礼率が変わることなく地域の特産品を受け取りつつ、こどもたちにも応援品を送ることができる「損がない社会貢献」として参加しやすくなっています。
2024年より北海道旭川市が取り組みに参画し、昨年度は旭川産のお米約3トン(およそ3.7万食分)を寄贈しました。今年度は、昨年度に寄せられたふるさと納税を原資に、9月までに約6.3トン(約7.9万食分)を寄贈し、これまでの寄贈量は累計で約9.3トン(約11.6万食)となりました。
これまでの寄贈では、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知といった都市部から、北海道・青森・秋田・福島・長崎・沖縄など地方まで、幅広い地域の支援団体・福祉施設に旭川産のお米を届け、こども食堂での食事提供や、食材提供によって支援をするフードパントリー活動に活用されました。





これまでの主な寄贈先(一部)
東京都:足立区社会福祉協議会/足立区NPO活動支援センター/世田谷区社会福祉協議会/せたがやこどもフードパントリー/荒川区社会福祉協議会/大田区社会福祉協議会
神奈川県:ふじさわこども食堂・地域食堂ネットワーク
埼玉県:埼玉県子ども食堂ネットワーク/埼玉フードパントリーネットワーク
千葉県:フードバンクちば
大阪府:認定NPO法人D×P/こどもの居場所サポートおおさか
愛知県:愛知県社会福祉協議会
沖縄県:那覇市社会福祉協議会/沖縄こどもの未来県民会議
そのほか:北海道、青森県、宮城県、秋田県、福島県、石川県 、長野県、鳥取県、山口県、愛媛県、佐賀県、長崎県、など
旭川市と当社は、今後も「こどもふるさと便」を通じて、累計100トンのお米を全国47都道府県へ寄贈することを目標に取り組みを継続してまいります。物価高も影響し食品寄贈の減少が続く中で、お米の安定的な提供は多くのこども支援の現場で強く求められており、ふるさと納税を通じた寄附の輪をさらに広げてまいります。
プロジェクト詳細:
https://kodomo-furusato.com/project/2025asahikawa/
◼︎代表取締役 木戸優起 コメント
今回お届けした際に、「お米は本当にありがたい」という声を多くいただきました。こども食堂では、お米をカレーライスにして提供し、こどもたちが笑顔で頬張る姿が印象的でした。「北海道の旭川市のお米なんだよ」と伝えると、「北海道のお米って、こんなにおいしいんだね!」と目を輝かせる子もいました。
近年は物価高の影響を受け、食支援を必要とする世帯が増えています。一方で、物資や食材の寄附が減少し、お米不足に困っているこども食堂は少なくありません。現場からの必要とする声は年々高まっています。
今後も旭川市をはじめ、全国の連携自治体とともに、継続的な支援を実現できるよう尽力し、こどもたちの食品アクセスを守ってまいります。
プロフィール
幼少期にこども機会格差の課題に触れ、商社・コンサルを経て課題解決のために起業

1985年、和歌山県のしらす漁師とみかん農家の家系に生まれる。幼少期に、難病のこどもをきっかけにこどもの機会格差に課題感をもつ。
慶應義塾大学卒業後、日本紙パルプ商事にて、広報、法人営業、新規事業開発を経験。その後、ドリームインキュベータで、大企業の戦略策定や買収案件のビジネスデューデリジェンス、ベンチャー投資に従事。コロナ禍をきっかけに、副業で非営利団体でのフードバンク事業に携わり、2022年6月にフードバンク事業にとりくむインパクトスタートアップとして、当社を創業。
公益財団法人ヤオコー子ども支援財団の評議員も務める。自ら企画・原作・装丁・編集を行い、絵本「ふたりのももたろう」を出版した経験も持つ。1児の父。
◼︎「こどもふるさと便」について

「こどもふるさと便」は、ふるさと納税を財源として、生産者・農協・漁協・食品メーカーなど地域の事業者と連携し、地域の産品を“応援品”として、こども食堂や困難を抱える子育て世帯に届ける、新しいフードバンクの仕組みです。
2023年にスタートし、これまでに北海道旭川市をはじめ、全国6自治体が参画。2025年度中には10〜20地域への拡大を予定しています。ふるさと納税を活用することで、寄附者の想いを直接「こどもの食支援」へつなぎ、同時に地域産業や食品ロス削減にも貢献しています。
公式サイト:https://kodomo-furusato.com/
◼︎専用ポータルサイトを2025年10月14日(火)に開設予定
これまでは「ふるさとチョイス」などと連携して寄附を募ってきましたが、2025年10月14日(火)には、寄附者が応援品の届け先を指定できる専用ポータルサイトの開設を予定しています。「こどもふるさと便」の連携自治体や応援の届け先をよりわかりやすく、より具体的に選ぶことができるようになります。

2025年10月に、総務省告知の施行により寄附に対するポイント付与が禁止されます。本来の目的である“寄附者の意思”がより明確に問われる今、寄附者コミュニティを形成し、より強い共感と継続的な支援につなげていきます。
◼︎ネッスー株式会社 概要

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代表取締役:木戸 優起
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設立:2022年6月10日
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所在地:155-0032 東京都世田谷区代沢4丁目44-4
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事業概要:
ネッスーは、「生まれた環境によるこどもの機会格差が存在しない社会」の実現を目指す、インパクトスタートアップです。
自治体や企業、個人などさまざまな主体と連携して、こどもたちへの願いをつなげて事業を創造し、食や体験の格差に苦しむこどもがいない、やさしい社会の実現を目指します。
◼︎積極採用中!
わたしたちネッスーは生まれた環境によるこどもの機会格差が存在しない社会の実現を目指し、あたらしい仕組みで希望をとどけるため、日々邁進しています。
結果を出すのは簡単ではありません。 誰に対しても情理を尽くし、期待を超え、挑戦し続ける意欲。とことん思考し、これ以上ないスピード感をもって取り組み、スキルを磨き続ける姿勢。何事も当事者意識をもって物事の矢面に立って取り組み、チームを作る行動力。
そんな志を持ち、自身の力を発揮したい仲間をネッスーは待っています。

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