プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

今治タオル工業組合
会社概要

120年の歴史を持つ日本最大のタオル産地、今治の伝統と技能を未来に継承 次世代の今治タオル職人を育成する「今治タオルアカデミー」を開講

“技能系”と“感性・デザイン系”の講座を通じて、ブランドを担う若手を育成~ 4月15日に開講式を実施し、佐藤可士和氏から応援のメッセージ ~

今治タオル工業組合

 

今治タオル工房館今治タオル工房館

この度、今治タオル工業組合(愛媛県今治市 理事長 正岡裕志)により推進されるジャパンブランド「今治タオル」は、今治タオルを担う人財の育成とブランド力の向上のため、「今治タオルアカデミー」を開講いたしました。「今治タオルアカデミー」は、今治タオル工業組合に所属する今治タオルメーカーの経営者および従業員を対象に、タオル作りに関する技能、感性やデザイン性の習得を目的とした講義と実践を組み合わせた講座です。2022年4月に技能系を先行して開講。基礎・基本から応用まで技能レベルに応じて、Silverコース、Goldコース、Platinumコースの3コースを用意しております。2022年4月から2023年2月の11か月間、基礎・基本を徹底して学ぶSilverコース(初級)を、5名の受講者を迎え開講いたします。今後、今治タオル工業組合では「今治タオルアカデミー」を通じて、人財の育成に取り組み、今治タオルブランドのものづくりの力と、産地の美意識・感性を高め、海外及び国内他産地との差別化を目指しております。

 今回、4月15日(金)に「今治タオルアカデミー」の開講式を実施いたしました。開講式では、今治タオル工業組合 正岡理事長より、今治タオルアカデミーの意図を説明いたしました。また、今治市市長の徳永 繁樹氏より祝辞をいただき、さらに今治タオルのブランディング・プロデューサーである佐藤可士和氏から、受講者に対する応援のビデオメッセージをいただきました。
 
  • 「今治タオルアカデミー」開講の背景
 今治タオル産地の生産数量は、1991年にピークの約5万tを迎え、その後バブル経済の崩壊と海外タオルの輸入の影響などを受け、2009年には約9千tまで減少しました。その間、各今治タオルメーカーには、今治タオルのブランド力を支える若い技能者を育成する余裕がなく、普段の仕事だけではスキルアップの機会が限られるとの声がありました。そのため、ブランド力向上には各メーカーのみならず、産地全体で技能者全般を育成する必要がありました。
 今治タオルでは、2006年から佐藤可士和氏をブランディング・プロデューサーに迎え、今治タオルの再生プロジェクトをスタート。認知度・売上ともに回復し、2021年現在に至るまでブランド力を着実に伸ばしてきました。
 そしてこの度、かねてより構想していた「今治タオルアカデミー」を開講し、更なるブランド力の向上を目指します。

今治タオルアカデミー開講式の様子今治タオルアカデミー開講式の様子

 
  • 「今治タオルアカデミー」概要
 「今治タオルアカデミー(技能系)」では、タオル製造の基礎・基本を徹底して学ぶSilverコース(初級)、各工程の専門領域を学ぶGoldコース(中級)、 タオル製造全般について俯瞰した視点で技能を探求するPlatinumコース(上級)を用意し、それぞれのコースに応じて講義、実機による実習、専門工場見学などの講座を提供いたします。
 Silverコースは64科目、約140時間のコースです。受講者自身が各メーカーで担当している職種以外の領域についても経験するため、普段は使用しない実機を使った講義や、トライ&エラーを行える設備の用意など、切磋琢磨できる環境を提供いたします。講師には、タオルマイスター※や今治タオル技能士会、専門会社等に登壇いただき、タオルに関する現場で使える、活きた技能を提供いたします。また、今後は国内外の本物に学ぶことで美意識を醸成し、企画・デザインを洗練させるため、クリエイティブや広告業界など、第一線で活躍されている講師による「感性・デザイン系講座」の開講を構想しております。
※タオル製造技能者の最高峰
 
  • 今治タオル工業組合 正岡理事長のコメント
 「今治タオルアカデミー」は、今治産地のものづくり力を継承していくため、2017年度から構築を進めてきた業界独自の人財育成システムです。
 今治タオルプロジェクトによる“奇跡の復活”のおかげで、タオルメーカーにおいても人財確保が進みましたが、“世代の谷”もあり、メーカー内で人財育成していくことも課題となっていました。
  今回開講したSilverコース(技能系)ではタオル製造の「基礎・基本」を徹底して学び、産地の次世代を担う技能者の輩出につなげていきます。また、「感性・デザイン系」の構築にも引続き取組んでいきます。

正岡理事長登壇の様子正岡理事長登壇の様子

 

  • 佐藤可士和氏のコメント
 今治タオルアカデミー開講おめでとうございます。
 今治タオルのブランディングを2006年から担当し、課題があったコミュニケーションの領域から大幅に改革し、サポートさせていただきました。ブランディングの活動は大きな成果を上げたと思いますが、やはりそのブランディングの根幹となるものは、タオルの品質、クオリティであることは言うまでもありません。これからも今治タオルブランドを支えていくのは商品の品質であることは決して変わることはありません。そしてそのブランドの根幹を支えていくのが、皆さんの技術、技能の力になっていきます。
 今治タオルブランドをますます発展させるには、タオルづくりの技能によるイノベーションが不可欠となります。僕が今治タオルのブランディングを引き受けようと思ったのは、初めて今治タオルを使ったときに本当に感動したからです。すごい、こんなタオルあったんだと、心の底から驚いたのを今でもはっきりと覚えています。僕が体験したような素晴らしい驚きを世界中の人へ届けてください。そして将来、タオルマイスターとしてこの技能を後世に伝えていってください。
 

佐藤可士和/クリエイティブ・ディレクター
1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。クリエイティブスタジオ「SAMURAI」代表。慶應義塾大学特別招聘教授(2012~2020)、多摩美術大学客員教授。博報堂を経て「SAMURAI」設立。進化する視点と強力なビジュアル開発力によるトータルなクリエイションは多方面より高い評価を得ている。近年は文化庁・文化交流使を務めるなど、日本の優れた文化、伝統、ブランド、技術などを広く海外に発信することにも注力している。

         今治タオルプロジェクトでは、ブランドマーク&ロゴデザインやオリジナルタオルのデザイ

         ン、今治タオル本店の空間デザインをはじめ、「奇跡の復活」と評される今治タオルのブラン

         ド戦略のトータルプロデュースを今治タオル工業組合との信頼関係をベースに2006年より続

         けている。

■今治タオル工業組合概要

代表者   :理事長 正岡 裕志
住所    :〒794-0033愛媛県今治市東門町5丁目14番3号
TEL        :0898-32-7000     
URL      :http://www.itia.or.jp
設立年月日 :昭和27年11月1日
組合員     :96社
出資金     :118,723千円
事業内容  :タオル製造業に関する指導及び教育、タオル製造業に関する情報・資料

                   の収集及び提供、タオル製造業に関する調査研究、組合員のために行う

                                                        組合ブランド推進事業、共同購買事業、共同金融事業他
公式SNS  :
Facebook    今治タオル(@imabaritowel ) https://www.facebook.com/imabaritowel/
Instagram   今治タオル公式(@imabaritowelofficial)https://www.instagram.com/imabaritowelofficial/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
位置情報
愛媛県今治市本社・支社
関連リンク
https://www.imabaritowel.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

今治タオル工業組合

3フォロワー

RSS
URL
https://www.itia.or.jp
業種
製造業
本社所在地
愛媛県今治市東門町5丁目14-3
電話番号
-
代表者名
正岡 裕志
上場
未上場
資本金
1億149万円
設立
1952年11月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード