【鎌倉の夜観光、アジアと欧米豪の違いは?】アジア圏はアクティブに行動、「江の島に行く」「飲みに行く」が合わせて56.6%、欧米圏は流動的、「決めていない」が約3割

2024年度より開始「あなたの声を聞かせてくださいGood Morning, Good Night Kamakura」プロジェクト、7月~9月の調査結果をインフォグラフィックで発表

株式会社Koeeru

株式会社Koeeru(本社:神奈川県鎌倉市、代表:長野 草児、以下「Koeeru」)は、地域活性化包括連携協定パートナーである公益社団法人鎌倉市観光協会(本社:神奈川県鎌倉市、会長:大森 道明、以下「鎌倉市観光協会」)との協業で、国内外の観光客の声をまとめた四半期報告をインフォグラフィックとして発表しました。

この取り組みは「鎌倉の夜と朝の観光」をテーマに、来訪目的や夕食場所、夜や朝にどのような観光をしているかなど、鎌倉に宿泊する観光客の声を市内宿泊事業者と連携して収集する地域共創CRM事業で、2024年4月より開始しました。7月~9月においては、国内217人、インバウンド148人の回答結果をもとに調査結果をまとめています。


  • 地域共創CRM:地域で集めるメリットとは

地域共創CRMとは、地域一体で観光客や市民など地域に関わる人々の声を集め、その声を課題解決のアクションへ繋げていくための取り組みです。地域全体で集めることで以下のようなメリットがあります。


1. 地域課題の可視化と課題解決

観光客の声を地域全体で収集することで、地域固有の観光課題やニーズを効率的に把握することができます。全体の情報を集約できるので、重複投資や施策を削減しながら優先すべき課題に効率的に取り組むことができます。


2. データ活用による地域事業者の競争力強化

データを活用することで、事業者ごとのサービス改善やプロモーション戦略を効果的に実施でき、今後の競争力強化を図ります。また地域データに加え、自社の個別データも合わせて収集、蓄積していくことで顧客理解が向上し、ターゲットを意識した情報配信や価値創出に向けた施策も促進されます。


3. 持続的な観光可能性への貢献

観光客の消費行動データを収集していくことで、観光負荷の分散に向けた取り組みや、地域住民との相互理解を意識した、観光地としての長期的な価値の維持、向上を考慮した施策に繋げていくことができます。


※2024年4月1日<鎌倉市観光協会と地域活性化包括連携協定締結>地域一体で集める国内・インバウンド観光客の声を鎌倉の観光課題解決につなげる観光CRM共創事業:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000083990.html


  • 鎌倉の夜観光、アジア圏と欧米圏の違いは?



1.「声」から見えたアジアと欧米豪の夜観光の違い

鎌倉に宿泊するアジアと欧米豪の夜観光には、違いがあることが見えてきました。いずれも「街や自然散策」が最も多くなっていますが、アジア圏では「江ノ島に行く(31.6%)」、「飲みに行く(25.0%)」が続き、アクティブな観光を好む傾向です。一方、欧米豪圏において自然散策に続くのは、「決めていない(27.8%)」となり、現地で触れる情報や体験などによって柔軟に予定を決める傾向が見られます。


2. データを活用し、費用対効果アップへ

江ノ島はアクセスしやすく、夜に観光したいスポットとして人気がありますが、例えば大船エリアにも日本らしい居酒屋や飲食店が多くあるため、まだ知られていない飲食店を紹介したり、多言語メニューを用意するなどで観光客の多様なニーズに応える選択肢を増やすことができそうです。データを活用しながら既存リソースを有効活用することが費用対効果を高める鍵となります。


3. 情報配信の課題​

旅マエ・旅ナカ・旅アトの最適なタイミングで必要な情報を届けるためには、 観光客がどのように旅をプランニングしているかを理解することが重要です。予定を決めた時期やきっかけ、何に惹かれたのかを分析し、 鎌倉らしい価値ある地元情報を効果的に発信していくことが今後の観光消費向上にも繋がります。


  • プロジェクト概要


プロジェクト実施期間

2024年4月~2025年3月まで継続実施

調査対象

鎌倉市内の宿泊施設を利用する観光客(日本人・インバウンド)

調査言語

日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語

調査場所

鎌倉市内の6宿泊施設で実施(かいひん荘鎌倉、かきや旅館、鎌倉プリンスホテル、亀時間、相鉄フレッサイン鎌倉大船駅東口、ホテルメトロポリタン 鎌倉)

本レポート集計期間

2024年7月~2024年9月

回答人数

365人(国内217人、インバウンド148人)

回答インセンティブ

地元の人がおススメする、朝ご飯/昼ご飯/夜ご飯/観光スポットをまとめたGoogle多言語マップ(地元の人のコメント付き)



2024年7月~9月期インフォグラフィックダウンロードはこちら

https://prtimes.jp/a/?f=d83990-29-666f9eaa9fe4bdf3014420e0b82fa1ce.pdf


地域共創CRMにご興味ありましたら、下記お問い合わせまで。

株式会社Koeeru(担当:佐藤)

TEL: 0467-38-4220

E-mail: hello@koeeru.com




【ご参考】

◆ 株式会社Koeeru(コエル)について


株式会社Koeeruは、「ひとり一人の声で世界をよくする:VOICES for Good」を企業理念に、お客様の声(VOC)を起点とするソリューションを開発する鎌倉発スタートアップです。2021年に設立して以来、グローバルリサーチ、デジタルマーケティング、共創観光CRM、SHEP*の分野で、VOCの収集から分析、活用までの課題に対して、持続可能なDXソリューションを提供しています。

*Smallholder Horticulture Empowerment & Promotionの略。独立行政法人国際協力機構がグローバルで推進する市場志向型農業振興アプローチを指す。


【会社概要】

社名:株式会社Koeeru

本社所在地:神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目8-1 山口ビル3F

ベトナム支社:Floor 17, Ngoc Khanh Plaza, No 1st Pham Huy Thong, Ba Dinh, Hanoi, Vietnam

代表取締役社長:長野 草児

事業内容: 顧客の声(VOC)を起点とするカスタマーデータプラットフォームKoeeru CDPの開発と運用支援

設立: 2021年

HP:https://koeeru.com/




◆ 公益社団法人鎌倉市観光協会について


公益社団法人鎌倉市観光協会は、昭和25年に発足して以来、「鎌倉まつり」「鎌倉花火大会」「鎌倉薪能」など、観光を通じて鎌倉の活性化につながる事業を展開し、更に新たな鎌倉観光の方向性を見据え、鎌倉の魅力をより多くの方々にお伝えすべく活動を続けています。


【概要】

社名:公益社団法人鎌倉市観光協会

所在地: 神奈川県鎌倉市御成町1-12

設立: 1950年

HP:https://trip-kamakura.com/




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会社概要

株式会社Koeeru

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URL
https://koeeru.com/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目8-1 山口ビル3F
電話番号
0467-38-4220
代表者名
⻑野 草児
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年03月