【HR総研】「若手人材の離職防止」に関する調査結果を公開
~若手人材の離職による課題に「次世代リーダー育成の停滞」、テレワークとの関係性は?~
人事のプロを支援するポータルサイト「HRプロ」を運営するProFuture株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:寺澤 康介)の研究機関であるHR総研は、「若手人材の離職防止」に関する調査を行いましたので、結果を報告いたします。
「新入社員の3人に1人が3年以内で辞める」ともいわれる時代の中、若手人材の早期離職を防止するため人事はどのような対策をして、どのような取り組みに効果が出ているのでしょうか。
HR総研では、若手人材の早期離職に関する状況や、離職率低下に向けた人事の取組みなどの実態を把握する調査を実施しました。フリーコメントを含め、調査結果をご報告いたします。
・調査主体:HR総研(ProFuture株式会社)
・調査期間:2022年10月17~24日
・調査方法:WEBアンケート
・調査対象:企業の人事責任者
・担当者有効回答:248件
●離職率5%を越えると課題感を意識する傾向
●離職率が低い企業が推進する経営方針とは
●オンボーディング施策に離職リスクの分かれ道が?
●離職リスクはカジュアルな会話の内容をヒントに
●社内コミュニケーションの活性化が離職防止のカギか
<調査データより一部抜粋してご紹介いたします>
▼若手人材の離職に対する課題感
▼企業規模別 若手人材の離職に対する課題感の内容
▼実施している若手人材の離職防止を意識した取組み
▼実施している離職リスクの早期把握のための取組み
企業規模を問わず、若手の離職は「次世代リーダー育成の停滞」が課題として高い結果となっており、単なる人手不足への影響だけでなく、会社の未来への不安感を募らせることが伺える。若手は今も昔も「希望の星」ということは変わらない。
離職の原因は上司や同僚との人間関係が多く、そこで彼らをつなぎとめるために会社の求心力を高めようと4割以上の企業が社内コミュニケーションを活性化させようとしており、3分の1以上が1on1ミーティングを実施している。面白いのは業務外の雑談の促進している企業の7割が効果を感じていることだ。
乗り越えるべき壁となっているのはリモートワークなどの多様な働き方のようだ。意外にも出社率が30%未満と低い企業の方が離職率は低い。コミュニケーション密度を高めようと出社率を上げて、対面接触を高めようとするのは逆効果の可能性があるということか。
つまり、コミュニケーション量が減りがちなリモートワークは継続しつつ、若手への求心力を高める施策が重要ということである。
まず、個々の施策の前に、ウェルビーイングや健康経営、キャリアパスの明示なども離職率を左右していることから、このような企業の個人に対するそもそもの基本的な姿勢自体も若手の離職を防ぐためには重要なことと考えられる。
そして、組織サーベイ(現在3分の1以上の企業が実施)などで社員の状況を把握したり、効果があると導入企業(現在5%ほど)の半数以上が述べているロールモデルとなる社員の紹介をしたり、導入企業の6割が効果ありとしている待遇の改善をしたりするなど、リモートワークなどでも実施しやすい施策の導入の検討が必要かもしれない。
曽和 利光氏
株式会社人材研究所 代表取締役社長/HR総研 客員研究員
▶「若手人材の離職防止」に関するアンケート 結果報告
https://www.hrpro.co.jp/bc.php?id=53345
▶過去のHR総研のレポート一覧はこちら
https://www.hrpro.co.jp/bc.php?id=52994
▶HR総研の各調査のマンスリーレポートなどホワイトペーパーはこちら
https://www.hrpro.co.jp/bc.php?id=52995
※本レポート内容は、引用、参照いただけます。
下記要項にてお問合せ先までご連絡をお願いいたします。
1)出典の明記:「ProFuture株式会社/HR総研」
2)当調査のURL記載、またはリンク設定
3)HR総研へのご連絡
・会社名、部署・役職、氏名、連絡先
・引用元名称(調査レポートURL) と引用項目(図表No)
・目的
※HR総研では、当調査に関わる集計データのご提供(有償)を行っております。
詳細につきましては、下記までお問合せください。
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■お問い合わせ先
HR総研(ProFuture株式会社内)
担当 : HR総研 久木田・高槻
E-mail: souken@hrpro.co.jp
HR総研サイト:https://hr-souken.jp/
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■会社概要
企業名 : ProFuture株式会社
代表者 : 代表取締役社長CEO 寺澤 康介
所在地 : 〒100-0014東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5階
設立 : 2007年7月
事業内容 : 人事ポータルサイト『HRプロ』、経営層向け情報サイト『経営プロ』、
CMS・MA一体型ツール『Switch Plus』、職種特化型アンケートメディア
『PRO-Q』の運営、人事担当者・経営者向けイベント『HRサミット』の
開催などメディア事業、イベント事業、ソリューション事業、人事関連の研究
URL : https://profuture.co.jp/
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HR総研では、若手人材の早期離職に関する状況や、離職率低下に向けた人事の取組みなどの実態を把握する調査を実施しました。フリーコメントを含め、調査結果をご報告いたします。
- 【調査概要】
・調査主体:HR総研(ProFuture株式会社)
・調査期間:2022年10月17~24日
・調査方法:WEBアンケート
・調査対象:企業の人事責任者
・担当者有効回答:248件
- 【調査結果サマリー】
●離職率5%を越えると課題感を意識する傾向
●離職率が低い企業が推進する経営方針とは
●オンボーディング施策に離職リスクの分かれ道が?
●離職リスクはカジュアルな会話の内容をヒントに
●社内コミュニケーションの活性化が離職防止のカギか
<調査データより一部抜粋してご紹介いたします>
▼若手人材の離職に対する課題感
▼企業規模別 若手人材の離職に対する課題感の内容
▼実施している若手人材の離職防止を意識した取組み
▼実施している離職リスクの早期把握のための取組み
- 【HR総研 客員研究員からの分析コメント】
企業規模を問わず、若手の離職は「次世代リーダー育成の停滞」が課題として高い結果となっており、単なる人手不足への影響だけでなく、会社の未来への不安感を募らせることが伺える。若手は今も昔も「希望の星」ということは変わらない。
離職の原因は上司や同僚との人間関係が多く、そこで彼らをつなぎとめるために会社の求心力を高めようと4割以上の企業が社内コミュニケーションを活性化させようとしており、3分の1以上が1on1ミーティングを実施している。面白いのは業務外の雑談の促進している企業の7割が効果を感じていることだ。
乗り越えるべき壁となっているのはリモートワークなどの多様な働き方のようだ。意外にも出社率が30%未満と低い企業の方が離職率は低い。コミュニケーション密度を高めようと出社率を上げて、対面接触を高めようとするのは逆効果の可能性があるということか。
つまり、コミュニケーション量が減りがちなリモートワークは継続しつつ、若手への求心力を高める施策が重要ということである。
まず、個々の施策の前に、ウェルビーイングや健康経営、キャリアパスの明示なども離職率を左右していることから、このような企業の個人に対するそもそもの基本的な姿勢自体も若手の離職を防ぐためには重要なことと考えられる。
そして、組織サーベイ(現在3分の1以上の企業が実施)などで社員の状況を把握したり、効果があると導入企業(現在5%ほど)の半数以上が述べているロールモデルとなる社員の紹介をしたり、導入企業の6割が効果ありとしている待遇の改善をしたりするなど、リモートワークなどでも実施しやすい施策の導入の検討が必要かもしれない。
曽和 利光氏
株式会社人材研究所 代表取締役社長/HR総研 客員研究員
▶「若手人材の離職防止」に関するアンケート 結果報告
https://www.hrpro.co.jp/bc.php?id=53345
▶過去のHR総研のレポート一覧はこちら
https://www.hrpro.co.jp/bc.php?id=52994
▶HR総研の各調査のマンスリーレポートなどホワイトペーパーはこちら
https://www.hrpro.co.jp/bc.php?id=52995
※本レポート内容は、引用、参照いただけます。
下記要項にてお問合せ先までご連絡をお願いいたします。
1)出典の明記:「ProFuture株式会社/HR総研」
2)当調査のURL記載、またはリンク設定
3)HR総研へのご連絡
・会社名、部署・役職、氏名、連絡先
・引用元名称(調査レポートURL) と引用項目(図表No)
・目的
※HR総研では、当調査に関わる集計データのご提供(有償)を行っております。
詳細につきましては、下記までお問合せください。
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■お問い合わせ先
HR総研(ProFuture株式会社内)
担当 : HR総研 久木田・高槻
E-mail: souken@hrpro.co.jp
HR総研サイト:https://hr-souken.jp/
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■会社概要
企業名 : ProFuture株式会社
代表者 : 代表取締役社長CEO 寺澤 康介
所在地 : 〒100-0014東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5階
設立 : 2007年7月
事業内容 : 人事ポータルサイト『HRプロ』、経営層向け情報サイト『経営プロ』、
CMS・MA一体型ツール『Switch Plus』、職種特化型アンケートメディア
『PRO-Q』の運営、人事担当者・経営者向けイベント『HRサミット』の
開催などメディア事業、イベント事業、ソリューション事業、人事関連の研究
URL : https://profuture.co.jp/
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