ワークシフト研究所、女性活躍推進に特化した「組織変革コンサルティング」を提供開始

人的資本経営における管理職の多様性確保に貢献

株式会社ワークシフト研究所

株式会社ワークシフト研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:小早川優子、以下ワークシフト研究所)は本日、女性活躍推進に特化した「組織変革コンサルティング」の提供を開始すると発表しました。これにより同社は、従来提供している研修に加えて、より包括的かつ戦略的に顧客の女性活躍推進に貢献できるようになり、顧客は、人的資本経営の実現に前進することができるようになります。 

「組織変革コンサルティング」提供の背景

2015年に設立したワークシフト研究所は、この12月で10周年を迎えます。この間、個人および法人向けの研修事業を軸に、企業が抱える女性活躍推進の構造的な課題と向き合ってきました。その結果、研修だけでは解決できない企業に固有の課題に対し、より本質的なアプローチが必要だという確信を得ました。

昨今、企業経営においては、人的資本経営の実現が重要性を増しており、経営戦略と人事戦略の連動が求められています。人的資本経営とは、人材を「資源」ではなく「資本」として捉え、その価値を最大化することで企業価値の向上を目指す経営手法です。特に、管理職における多様性の確保は、イノベーション創出や組織パフォーマンス向上につながる重要な要素として位置づけられ、投資家や顧客からの注目も高まっています。

しかしながら、多くの企業では「女性管理職比率30%」といった数値目標を掲げるものの、実際は以下のような課題に直面しています。 

  •  経営層と現場のコミットメントのギャップ 

  • 女性社員のキャリア意欲を阻む組織文化や慣習 

  • 管理職候補となる女性人材のパイプライン不足 

  • 評価制度や登用プロセスにおける無意識のバイアス 

  • 両立支援制度はあるが、実際には使いづらい職場環境 

ワークシフト研究所がこれまで延べ2万名を超える方々への研修提供を通じて見えてきたのは、真の変革には、「制度」「運用」「マインドセット」の三位一体の改革が不可欠だということです。評価制度を変えても管理職の意識が変わらなければ女性活躍は進まず、両立支援制度を充実させても組織文化が変わらなければ制度は活用されません。

また、働き方が多様化する現代において、柔軟な働き方と女性活躍推進は密接に結びついています。個人の状況やライフステージに応じた働き方を可能にすることで、女性を含む全ての従業員の能力を最大限に引き出し、企業価値の向上につなげることができます。

「組織変革コンサルティング」について

本サービスは、企業ごとの課題に応じて、主に以下の3つのプランを提供します。

女性管理職育成プラン 

女性管理職の登用を促進するため、現状診断から課題特定、育成プログラム設計、管理職の意識改革、全社展開までを段階的に支援します。単なる研修提供にとどまらず、人事制度の見直しや評価プロセスの改善提案も含む包括的なアプローチで、持続可能な変革を実現します。

管理職意識変革プラン 

管理職のマネジメント力と育成力を高めるため、現状診断から課題特定、研修・コーチング設計、1on1や評価面談の運用改善までを一貫して支援します。指示・管理中心のスタイルから、対話と伴走によって部下の成長を引き出すマネジメントへと転換し、心理的安全性と高い成果が両立する組織風土を育みます。 

育休両立支援プラン 

安心して育休から復職し、両立をはかるため、初期診断から当事者支援、上司・同僚の理解促進、制度活用の促進など、環境構築と風土醸成を総合的に支援します。制度があっても使いづらい環境を改善し、キャリアの継続性を担保します。

※ オプショナルプラン

上記プランに加え、企業固有の課題やニーズに応じて柔軟に提案・組み合わせが可能なオプションサービスを提供します。(例:人的資本開示レポート作成サポート、くるみん・えるぼし等の認証取得サポート、女性幹部育成・採用サポート、プロジェクト推進実行支援(PMO)など) 

本サービスに期待される効果

  • 人材の質と多様性の向上:優秀な女性人材の確保・定着により、組織の人材力が強化 

  • イノベーション創出:多様な視点を持つチームにより、新たな価値創造が促進 

  • 組織パフォーマンスの向上:従業員エンゲージメントの向上により、生産性が増大 

  • 企業価値の向上:人的資本の充実により、ESG評価や投資家からの評価が向上 

  • 採用競争力の強化:働きやすい環境が評判となり、優秀な人材を誘致 

代表コメント

ワークシフト研究所の代表取締役社長である小早川優子は次のように述べています。

「『人的資本開示』や『多様な人材の活躍』は、今や企業価値を左右する重要な経営アジェンダとなっています。しかし、熱心な取り組みにも関わらず、期待した効果を実感できずにいる企業様も多いのではないでしょうか。女性活躍推進は、単なる数値目標の達成ではなく、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことで、組織全体の競争力を高める取り組みです。弊社が10年間で得た知見を結集して新たに提供する『組織変革コンサルティング』で、貴社における女性活躍推進を次のステージへ進めるための、本質的な課題解決策をご提案させていただきます」

株式会社ワークシフト研究所について

株式会社ワークシフト研究所(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小早川優子、以下ワークシフト研究所、https://workshift.co.jp/)は、女性管理職・リーダーの育成、企業の働き方改革を目的とした各種コンサルティング、教育トレーニングサービス(法人向け・個人向け)、管理職・リーダー候補の女性の人材紹介サービスを提供しています。育休者を対象とした「プチMBA」の受講者は累計22,000名を超えました(2025年9月時点)。

実践的なケースディスカッションを軸とした「ワークシフト・メソッド」を用いた意識変革・組織改革を専門としており、「ビジネス×アカデミア」の交流を促進し、限られた時間の中で最大限の成果と、付加価値を創造する個人と組織を創ります。

本件に関するお問合せ先

株式会社ワークシフト研究所 担当:宮武

info@workshift.co.jp またはフォームをご利用ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ワークシフト研究所

3フォロワー

RSS
URL
https://workshift.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区東麻布1-7-3  第二渡邊ビル7階
電話番号
-
代表者名
小早川優子
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年12月