代替⾁のネクストミーツ、⻑岡技術科学⼤学との共同研究契約を締結。代替⾁に相応しい原料の共同研究を開始
近年、大きく着目されているエピジェネティクス研究分野の知見・技術を駆使して、代替肉に相応しい原料の研究開発に着手しました。
ネクストミーツ株式会社(東京都新宿区、代表取締役:佐々⽊英之)の研究チームは、国⽴⼤学法⼈⻑岡技術科学⼤学(新潟県⻑岡市、学⻑:鎌⼟重晴)と共同研究契約を締結し、同⼤の⼤学院⼯学研究科⽣物機能⼯学専攻の⻄村泰介准教授の専⾨とする「エピジェネティクス」を始めとする遺伝⼦発現を制御する知⾒・技術を応⽤することで、新しい⾷品原料の研究開発に挑みます。
- バイオロジーとメカトロニクスを融合させるネクストミーツ
2020年6月創業のフードテックベンチャーであるNEXT MEATSは、日本をはじめ、台湾、シンガポール、ベトナムなどでも人気の代替肉ブランドとして認知されてきました。
R&Dチームには、海外から集まった各分野の博士が在籍し、メカトロニクスの知見を活用することで、食品添加物を使わないオーガニックな商品をリリースしてきました。その一方で、バイオテクノロジーを軸とした研究も進めており、今年から更に研究体制を強化しています。
今回、長岡技術科学大学と連携することで、産学でのイノベーションを起こすことができると考えています。
- エピジェネティクスとは
『近年、植物でも様々な遺伝⼦の発現(スイッチのオン・オフ)がどのように制御されているかが明らかになってきており、それを操作することで新しい機能を持つ植物の開発が進められています。「エピジェネティクス」は⽣命の設計図であるゲノムDNAの塩基配列⾃体を変化させることなく、遺伝⼦の機能(スイッチのオン・オフ)を変化させる細胞⾃⾝が持つ遺伝⼦発現の制御システムです。これを応⽤することができれば、⽣命の設計図であるゲノムDNAの塩基配列を改変することなく新しい機能を持った植物を開発することが可能となり、持続可能な技術として期待されています。(西村准教授)』
ネクストミーツは⻄村准教授と連携して、エピジェネティクスを含めた先端的なバイオテクノロジー⼿法を活⽤、マメ科植物を材料にして、代替⾁に適性のある原料の研究開発に着⼿し始めた。
※ネクストミーツでは植物を使った実験を⾏っており、動物実験は⾏っておりません。
- 日本発フードテックベンチャー 「ネクストミーツ」について
2017年から共同創業者2名が研究を始め、プロダクト完成の2020年6月に法人化。2021年1月には米国市場にSPACスキームでOTCBBに上場、現在は日本だけでなく台湾やベトナムなど海外10か国以上での展開に着手している。
世界初の焼肉用フェイクミート「NEXT焼⾁」シリーズ、100%植物性の⽜丼「NEXT⽜丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをこれまでに発売。
「がっちりマンデー!!」などのテレビ番組やSNSで話題となり、環境問題への関心が高い若年層を中心に熱心なファンが急増。昨年12月には総合商社の豊田通商とパートナーシップの基本合意を発表。4月には日本初となる代替肉のテレビCMを開始したことでも話題になった。
2021年3月には、世界のVegTech企業21に、日本企業として唯一ネクストミーツが抜擢された。
自社のR&Dセンター「NEXT Lab」にて大豆に限らず幅広い代替タンパクの研究開発に着手し、2050年までに世界中で全ての肉を代替することをミッションとしている。
- 会社概要
代表取締役:佐々木英之
所在地:東京都新宿区新宿1-34-16 清水ビル2F
設立:2020年6月
事業内容:代替肉の研究開発、代替肉製品の企画・製造、通販事業、WEBメディアの運営
ホームページ:https://nextmeats.co.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCckDSZupzEhmcphT5hcy-Aw
Instagram:https://www.instagram.com/nextmeatsjapan/
Twitter:https://twitter.com/MeatsNext
Facebook:https://www.facebook.com/NextMeats
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