九州産業大学がAI対話エンジン「BEDORE Conversation」を導入

学内問合せをAI導入により効率化、Microsoft Teams連携も視野にデジタル時代の学内コミュニケーションを設計

パークシャテクノロジー

株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Workplace(本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也)が、九州産業大学(本部:福岡県福岡市東区、学長:北島 己佐吉)と、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用したAI対話エンジン「BEDORE(べドア) Conversation」を運用することになりましたので、お知らせします。PKSHA Workplaceは「BEDORE Conversation」をはじめとする多様なAI SaaSプロダクトにより、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく未来の働き方を構想・設計し、企業のDX推進を支援します。


◆導入の背景:問合せ業務の負荷増大と負荷軽減施策の難航
九州産業大学では、学務部門を中心に個別の電話やメール問合せによる窓口の対応業務に多大な負荷が常態化していました。負荷の軽減施策として学内ポータルサイトにも学生向けの情報を掲載していましたが、学生の自己解決・問合せ負荷軽減につながらない問題が発生していました。このような状況を改善するため、総合情報基盤センターを中心に対応策を検討。有効な対応策として挙げられたのが各大学で活用されているチャットボットの導入でした。

◆導入の経緯:AIによる高度なチャットシステムとPKSHA Workplaceの豊富な実績が評価
初期の活用スコープとして、教務課での活用をテーマに総合情報基盤センターが検討を開始しました。一方既に総合情報基盤センターでは部分的にチャットボットを利用していましたが、AIは搭載されておらず事前に設定された情報を回答するだけの仕組みだったため、効果は限定的でした。そのため、学生から寄せられる言葉の表現や大学の独自用語の理解が可能なAIを搭載したチャットシステムの活用の検討が開始されました。他大学での導入傾向や、活用状況において、以下の要件を検討した結果、PKSHA Workplaceへの依頼が決定しました。
 
  • 大学特有の専門用語に対する高い回答精度
  • 導入後の機能の拡張性、サポート体制の充実度
  • 豊富な実績とノウハウ

◆今後の展望:Microsoft Teamsとの連携を視野に展開
短期的には教務課や他学部を対象に、学内ポータルサイトや各種ウェブサイトへのAIチャットシステムの展開を進めます。単なるチャットシステムの活用にとどまらず、来年度以降は学内で活用が広がるコミュニケーションツールMicrosoft Teamsと連携を行うことで、学生の日常のコミュニケーションにより密着した形で困り事を解消し、かつ広範囲に対応領域を広げていくことで、大学全体のDXにつながる取り組みになることを期待しています。

◆九州産業大学について
産業と大学は車の両輪のように一体となって時々のニーズを満たすべきであるという 「産学一如」を建学の理想に掲げる九州産業大学。文系、理系、芸術系学部、学生数約11,000名を擁する同校は2020年度に創立60周年を迎え、次の目標である創立100周年に向けたビジョン「新たな知と地をデザインする大学へ一もっと意外に。もっと自由に。一」を掲げています。
このビジョンの実現に向け、2021年度からの10年間で取り組むべき事項をまとめた「中期計画」を策定し、その達成へ向けて「教育」「研究」「国際化」「産学連携」「社会・地域貢献」「ダイバーシティ」「ブランディング」「経営基盤」という8分野を設けています。2030年までに、「教育」分野では文理芸が融合した多様な教育プログラムの構築、学びの質保証の構築、「研究」分野では、オンリーワン研究の創出、「国際化」分野では、グローバル人材の育成、「産学連携」分野では大学と産業界が直結した産学連携などを目指しています。
URL:https://www.kyusan-u.ac.jp/

◆PKSHA Workplaceについて
 未来の日本の働き方を提案すべく、PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。日本特有の働き方の課題解決に向き合い、従業員体験の向上に日々悩まれる経営者の方々に対して、コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売していくべく設立されました。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案してまいります。
URL:https://wp.pkshatech.com/

◆PKSHA Technology グループについて
 「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習 /深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。
※AI SaaS事業加速に向け、4月1日より「PKSHA Workplace」「PKSHA Communication」に事業再編をいたします。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000022705.html
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問合せ
pkwp_pr@pkshatech.com

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会社概要

株式会社PKSHA Technology

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URL
http://pkshatech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
電話番号
-
代表者名
上野山 勝也
上場
東証プライム
資本金
4926万円
設立
2012年10月