現場の判断を加速する遠隔支援ツール『SynQ Remote』がリニューアル
アプリや事前登録不要で社外ともつながりやすい新機能を導入
急がれる2024年問題や施工不良・工期遅れへの対応
2024年4月の働き方改革関連法適用開始に向け、建設業や運送業では、労働環境の改善が急務となっています。また、相次ぐ施工不良やデータ改ざんの報道を受け、社内検査や施主検査を強化する動きも出てきています。また、2025年開催予定の大阪・関西万博では工事の遅れが懸念されており物議を醸しています。
背景として、現場では一日のうち30%もの時間が現地確認のための移動に割かれている現状があります。その移動時間を削減し、実業務に時間を使えるようにしたいという思いで開発されたのがSynQ Remoteです。この遠隔支援ツールは、双方向の指さし確認が可能なポインタ機能や騒音環境でもやり取りが可能な音声文字起こしチャットなど現場特化の機能を搭載。スマホさえあれば、新しいデバイスに初期費用がかさむこともありません。大東建託などの建設業や電気・鉄道関連のインフラ業、安川電機やカワサキロボットサービスなどの製造業などに導入されています。
社外の相手と簡単につながりたい
移動先の現場で話す相手は、協力会社の従業員や職人、顧客など大半が社外の相手です。しかし、従来のビデオ通話ツールにはアカウントの招待の手間や費用、セキュリティの問題などがあり、社外の人とは電話やメールのみという企業が少なくありません。SynQ Remoteも従来はリアルタイム通話を行うためにアプリのインストールやアカウント登録が必要でしたが、社外の相手こそ簡単につながりたいというお客様の声をもとに今回のゲストモードを開発しました。
現場にいる担当者は、遠隔にいる管理者や技術者に確認したい問題が発生したとき、すぐに現場に貼ってあるQRコードを読み込みグループ通話に入室します。すると登録されている複数の技術者のスマホやPCに通知が届き、そのとき応答できる技術者が通話に入ります。リアルタイムの映像上にお互いのポインタを出し合いながら問題点を確認、テキストや描画での指示も書き込める写真や動画を証跡として残し、通話を終えることができます。
ウェアラブルカメラとの連携でハンズフリーも可能に
今回のリニューアルでは、ウェアラブルカメラとの連携も可能になりました。株式会社ザクティのブレない遠隔臨場カメラを接続することが可能になり、ハンズフリーでブレ補正・水平維持処理がされた映像を遠隔地に配信できるようになりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000110529.html
SynQ Remoteの目指す現場の未来
「個人ではなくチームで、勘ではなくデータで」をテーマに、現場版CoE(Center of Excellence:ナレッジを中央に集約すること)で現場を遠隔管理・サポートする世界を実現します。会社や国境を超えて技術的知識や経験がシェアされることで、人手不足を解消し、将来的には日本の強みである質の高い現場の労働力をダイレクトに輸出することができます。現場を時間・空間・言語の制約から解放し、「知」を繋ぎ価値に変えていきます。
製品詳細ページ:https://www.synq-platform.com/
企業概要
会社名 :株式会社クアンド(英文社名:QUANDO, Inc.)
創業 :2017年4月25日
所在地 :福岡県北九州市八幡東区枝光2-7-32 /福岡市中央区大名2-4-22 3F OnRAMP内
事業内容:現場の判断を加速する遠隔支援ツールSynQ Remoteの開発及び提供
代表者 :代表取締役CEO 下岡純一郎
URL : https://www.quando.jp
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