委託研究の成果として、東京大学マーケットデザインセンターが「PETボトルリサイクル入札の再設計に関する政策提言」を発表
生活者を含めたPETボトル業界に係るステークホルダーにとってより良いPETボトル循環の仕組みを検証することを目的として、「ペットボトルリサイクル市場におけるオークション手法の研究」について委託
日本環境設計株式会社(代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹、所在地:神奈川県川崎市、以下「日本環境設計 / JEPLAN」)から東京大学マーケットデザインセンター(The University of Tokyo Market Design Center 以下、「UTMD」)への委託研究の成果として、UTMDより『PETボトルリサイクル入札の再設計に関する政策提言』(https://www.mdc.e.u-tokyo.ac.jp/2022/03/24/pet_recycle/)が発表されたので、お知らせいたします。
- タイトル:UTMD「 PETボトルリサイクル入札の再設計に関する政策提言 」
● 東京大学マーケットデザインセンター(UTMD) PETボトルリサイクル入札検討チーム
<執筆担当>
野田 俊也(東京大学大学院経済学研究科 講師、UTMD プロジェクト・マネージャー)
奥村 恭平(ノースウェスタン大学経済学部博士課程 / UTMD リサーチ・アシスタント)
小田原 悠朗(UTMD 特任研究員)
松島 斉(東京大学経済学研究科教授 / UTMD副センター長 / PETボトルリサイクル入札検討チームリーダー)
日本環境設計は、「あらゆるものを循環させる」というビジョンを掲げ、循環型社会の実現に向けた生活者の参加行動を促進する仕組みづくりを主軸に、様々な角度から事業の展開に取り組んでいます。
日本では日常的にPETボトルを使う生活者の貢献もあり、PETボトルのリサイクルが社会システムに組み込まれている優良事例として国内外に知られています。これは1995年に制定された「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(以下、「容リ法」)の成果によるところが大きいと考えられています。
一方で日本環境設計は、施行から25年以上経過した法律の運用と現在の社会的要請のギャップが課題として存在していると仮定し、それを検証し改善策を提示する必要があると考えてきました。
UTMDは経済学におけるマーケットデザインという研究分野を通じて、より良い社会に向けた課題研究および社会実装を目指しており、既に数々の政策提言実績を有しています。そこで日本環境設計は、生活者を含めたPETボトル業界に係るステークホルダーにとってより良いPETボトル循環の仕組みを検証することを目的として、「ペットボトルリサイクル市場におけるオークション手法の研究」について委託をしました。
今後も日本環境設計では「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き 国内外のパートナーとの連携を進め、日本環境設計グループ一丸となりサーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。
- 日本環境設計株式会社(https://www.jeplan.co.jp)
・ 設立: 2007年1月
・ 事業内容: BRING製品の製造・販売・服の回収・リサイクル、企業と連携したあらゆるものを循環させるプロジェクトの企画・運営、PETケミカルリサイクル技術関連事業
化石燃料削減やCO₂排出削減等の観点から目指すべき姿とされるペットボトルをペットボトルとして循環させる「ボトルtoボトル」の水平リサイクルに取り組み、原材料調達から工場運営まで広くサプライチェーンに携わる
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