Mentor For、人的資本経営におけるDE&I・女性活躍コンサルティングを強化

人的資本開示の国際規格「ISO 30414」普及に向けHCプロデュース社の顧問契約企業として認定

Mentor For

2024年9月26日 11時00分

企業のDE&I（Diversity, Equity & Inclusion）・女性活躍推進を目的とした、社外メンターの育成・マッチング・社内メンター制度支援を提供する株式会社Mentor For（東京都渋谷区、代表取締役・池原真佐子、以下Mentor For）は、人的資本開示の国際規格「ISO 30414」審査・認証機関である株式会社HCプロデュース（東京都千代田区、代表取締役・保坂駿介、以下HCプロデュース）の顧問契約企業として認定されました。この度の認定を受けて、人的資本経営における、DE&I・女性活躍のコンサルティングを一層強化いたします。

◆認定の背景

ESG（環境・社会・ガバナンス）への投資が世界的に拡大する中、企業の非財務情報開示について関心やニーズが高まり、投資家が企業を評価する上で大きな要素となっています。

また、日本のみならず全世界において、優秀な人材の確保と育成は、企業の継続的成長に不可欠です。競争力を左右する最重要資源として、人的資本の重要性が高まっており、グローバルスタンダードに基づいた人的資本戦略が重要視されるようになりました。

ISO 30414は、人的資本情報の開示基準を国際的に統一化し、可視化の基準を定めているものです。昨今の上場企業における人的資本に関する情報開示義務化等を背景として注目されるとともに、人的資本戦略に基づいた経営判断を行うため、可視化された情報を活用する効果も期待されています。

このたびMentor Forでは、提供サービスを通じて「組織のDE&I、継続的な成長を支援」したいという考えのもと、企業における人的資本経営の支援を強化するため、ISO 30414認証取得に向けた高い品質のコンサルティング提供ができる「リードコンサルタント/アセッサー」の認定を当社取締役・宮本が取得したとともに、顧問契約の締結に至りました。

◆今後の展開

Mentor ForではDE&Iや女性活躍、キャリアに関するイベント・セミナー・ワークショップを、企画から実施までフルパッケージでご提供しています。

支援の根本にあるのは、「女性活躍推進をはじめとした様々な施策を起点に、組織のDE&I、継続的な成長を支援したい」という思いです。部下や社員の多様性に向き合うためにも、DE&Iを経営戦略として考え、取り組む必要があるとMentor Forは考えています。

この度の契約を機に、これまでご提供していたDE&I・女性活躍支援のコンサルティングサービスを発展させ、企業の人的資本経営/開示を支援するサービスの展開を図ります。また、人的資本経営の実現を目指す企業の持つニーズをもとに、既存のサービス以外に人的資本経営に関する支援サービスを拡充することも検討してまいります。

◆ISO 30414について

2018年に国際標準化機構（ISO）より出された、人的資本に関する情報開示のガイドラインです。

2020年、米国証券取引委員会が上場企業の人的資本に関する情報公開を義務化しました。この流れもあり、日本国内では、2022年に内閣官房により「人的資本可視化指針」が策定・公表され、2023年度より日本の上場企業に対して人的資本に関する情報開示が義務づけられました。

日本の上場企業における人的資本の開示事項のうち、「比較可能性の観点から開示が期待される事項」（※1）において、ISO 30414に基づいた人的資本の情報公開に関心が高まっています。

（※1）「人材育成」「従業員エンゲージメント」「流動性」「ダイバーシティ」「健康・安全」「労働慣行・コンプライアンス」の6分野

◆株式会社Mentor For 取締役　宮本桃子コメント

大手を中心とした企業におけるDE&I、女性活躍の課題は、昨今の人的資本経営における要諦となっています。これまでもMentor Forは、メンターサービスや各種研修等で多くの企業を支援してまいりましたが、今回のリードコンサルタント/アセッサー資格取得により、これまで以上に企業の人的資本経営の推進、情報開示を幅広く強力にサポートしていくことができると感じています。