ファーメンステーションがマッシュビューティーラボの展開する「Celvoke」と共同開発したアップサイクル原料「ウメコメ発酵エキス」が既存商品に続き新商品クレンジングオイルで採用

新規アップサイクル原料として「ヒエヌカオイル」も同時採用決定

 独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップの株式会社ファーメンステーション(本社:東京都、代表取締役:酒井 里奈、以下ファーメンステーション)は、株式会社マッシュビューティーラボ(本社:東京都、代表取締役社長:近藤 広幸)のトータルビューティーブランド「Celvoke(セルヴォーク)」とオリジナル原料としてオーガニックの米と梅を発酵・抽出する「ウメコメ発酵エキス」を共同開発し、既存商品にコンセプト原料として採用されておりましたが、この度新商品としてリリースされる「カームブライトニング クレンジングオイル」でもコンセプト原料として採用されました。
 また、同クレンジングオイルでは、新規原料として、雑穀のヒエを精製する過程で出る副産物のヒエヌカをアップサイクルした原料である「ヒエヌカオイル」の同時採用が決定しました。
 本商品は、2022年9月2日(金)より全国にて販売が開始されます。


■ファーメンステーションの開発するオーガニック発酵原料
 ファーメンステーションでは、有機JAS認証のオーガニック米から、独自の発酵・蒸留技術をもとに、USDAオーガニック認証およびエコサートCOSMOS認証を取得済みのオーガニックライス・エタノールおよびオーガニック米もろみ粕(蒸留粕)をオーガニック原料として製造してまいりました。エタノールは、国産原料をもとに国内製造しており、国内でオーガニック認証を取得しているのはファーメンステーションのエタノールのみとなります。化粧品・日用品・雑貨などにおいてもサステナビリティやトレーサビリティが求められる中で、国産のオーガニック認証のエタノールや発酵原料には大きな期待がされています。
 また、ファーメンステーションは、地域社会、環境、カスタマー、従業員に対して多面的・包括的な利益を生む事業活動を実践する企業を認証する国際的な制度「B Corp 認証」を取得しており、原料開発においても、社会性や環境への配慮を徹底した開発・製造を行っております。

 今回開発した「ウメコメ発酵エキス((アスペルギルス/サッカロミセス)/(ウメ果実/コメ)発酵粕エキス)」は、岩手県奥州市の休耕田を再生し栽培された有機JAS認証のオーガニック米と、和歌山県の紀州口熊野地域で栽培された有機JAS認証のオーガニック梅の規格外品を原材料とし、それらを発酵し抽出される発酵粕をもとに、植物由来のBGやオイル(溶媒)で抽出したアップサイクルエキス原料です。セラミドやアミノ酸を多く含み、肌を保湿する働きがあります。
 Celvokeでは既に「カームコンディショニング フェイスマスク」でコンセプト原料として採用されており好評をいただいており、今回新商品「カームブライトニング クレンジングオイル」でも引き続き採用が決定いたしました。


 ファーメンステーションでは、他にも天然由来100%の発酵エキスや外部パートナーとオリジナル発酵原料製造なども手掛けており、発酵技術を活用し素材本来の機能性を引き出した原料化や、規格外の農産物など未利用資源をアップサイクルした原料などの開発も行っております。

■アップサイクル原料:ヒエヌカオイル
 ヒエヌカオイルは、ファーメンステーションが岩手県のJA関連会社や研究機関とともに独自の圧搾・精製方法で開発した稀少なオイルです。
 岩手県が日本一の生産を誇る雑穀「ヒエ」は、近年まで実施されていた減反政策に伴い、転作作物として栽培されてきました。「ヒエ」は健康食品として注目を集める一方、精製の過程の副産物である『ヒエヌカ』は畑の肥料や家畜飼料に混ぜる以外は用途がない未利用資源でした。
 このヒエヌカを活用し、オイルやエキスを抽出することで、新たな化粧品原料が誕生します。ヒエヌカオイルはルテイン、ゼアキサンチン、ビタミンE、リノール酸といった美容成分を含む天然素材です。詳細は下記よりご確認いただけます。
 本原料は、国際的なオーガニック認証であるエコサートCOSMOS認証の登録原料として、認証取得商品において活用可能な原料となります。

【リリース】岩手県産ヒエのヌカを世界で初めて化粧品原料化、サステナブル原料として「ヒエヌカオイル」「ヒエヌカエキス」の取扱を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000051332.html

■トータルビューティーブランド「Celvoke」および新商品クレンジングオイルについて
 「Celvoke(セルヴォーク)」は、天然由来成分をベースに、テクノロジーを駆使したスキンケアと、洗練モードを追求したメイクアップラインを展開するトータルビューティーブランドです。

 今回、ウメコメ発酵エキスおよびヒエヌカオイルが配合された新商品「カームブライトニング クレンジングオイル」は、ヒエヌカをはじめとする贅沢な植物オイルを87%配合し、洗うだけでなく美容液のようなお手入れも同時に叶える商品です。天然由来成分100%、環境にも配慮しナチュラルでサステナブルな原料やパッケージを採用しています。本商品は、150mL/4,180円(税込)で2022年9月2日(金)より全国で発売開始されます。

【ファーメンステーションについて】
 ファーメンステーションは「Fermenting a Renewable Society(発酵で楽しい社会を!)」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップです。岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場(奥州ラボ)を持ち、独自の発酵・蒸留技術でエタノールやサステナブルな化粧品原料などを開発・製造しています。これらのサステナブル原料を化粧品・ライフスタイル製品の原料として化粧品メーカー・原料卸に販売する原料事業のほか、自社ブランドによるオーガニック化粧品事業、原料提案から製品開発まで一貫して引き受けられる化粧品・ライフスタイル製品等のODM/OEM事業を行っております。また、食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さなどの様々な未利用資源を活用しアップサイクルすることで、新たな高付加価値の商品を生み出す事業開発を大企業との共創を通じて取り組んでおります。

 エタノールの製造過程で生成される発酵粕は、化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として利用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料にするなど、廃棄物ゼロの循環型モデルを構築し、地域循環型社会の形成にも取り組んでおります。 
 また、地域社会、環境、カスタマー、従業員に対して多面的・包括的な利益を生む事業活動を実践する企業を認証する国際的な制度「B Corp 認証」を取得しています。

会社名                  : 株式会社ファーメンステーション
代表者                  : 代表取締役 酒井 里奈
所在地                  : 〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3 センターオブガレージ Room04
設立                     : 2009年7月7日
事業内容               : アルコール等の化粧品・雑貨・食品向け原料提供/開発、化粧品・雑貨OEM/ODM、未利用資源を活用した事業共創、自社オーガニックブランド事業
自社サイト            : https://fermenstation.co.jp/
オンラインショップ: http://www.fermenstation.jp/
共同開発商品紹介 : https://fermenstation.co.jp/collabo/#products
OEM/ODMご案内 :  https://fermenstation.co.jp/oem/

このニュースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社ファーメンステーション 北畠 Tel:03-6206-9485  E-mail:info@fermenstation.jp

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会社概要

URL
https://fermenstation.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都墨田区東駒形2丁目20-2
電話番号
-
代表者名
酒井里奈
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2009年07月