日本酒の更なる価値創出へ 「高精白」×「熟成」の新ジャンル「涅槃(ねはん) 黒 2020」 6/4から一部店舗先行販売
~時の流れと共に現れる、深みとまろやかさをまとった熟成酒~
楯の川酒造株式会社(本社:山形県酒田市、代表取締役:佐藤淳平、以下「楯の川酒造」)は、「高精白×ビンテージ」をテーマとした新シリーズ・涅槃(ねはん)第一弾の「涅槃(ねはん) 黒 2020」を6月4日より一部楯野川特約店及び公式オンラインショップにて販売を開始いたします。
- 高まる熟成酒への期待/高精白ならでは繊細さに加え、年ごとに異なる米の個性と熟成の経年変化を楽しむ新シリーズ
楯の川酒造においても、熟成酒が日本酒市場で盛り上がることは日本酒の未来にプラスに働くと考えております。適切な冷温貯蔵と瓶内熟成を経た日本酒には、若いお酒には無い美しさがあり、その素晴らしさを伝えていくべく、今回「涅槃」という新シリーズを開発いたしました。
「涅槃」は、高精白日本酒ならではの完成度と繊細さはそのままに、時の流れとともに現れる深みとまろやかさ。熟成の起点となるライスヴィンテージの個性と経年変化を楽しめる日本酒です。全てのインドの宗教において、「涅槃」は完全な静寂、自由、最高の幸福の状態であるだけでなく、誕生、生、死の繰り返しである輪廻からの解放と終了であるとしています。「涅槃」を飲んでいただくことで、日々の喧騒から一歩離れ穏やかで幸せな気持ちに浸っていただきたいという思いをこの商品に込めています。
- 幻の在来酒米「惣兵衛早生」を18%まで磨き上げ、日本酒の新しい未来を
涅槃シリーズ第1弾「涅槃 2020 黒」は、「惣兵衛早生(そうべえわせ)」という庄内地方の在来酒米を使用しています。“幻の酒米”と称される「亀の尾(かめのお)」の親にあたり、この酒米を酒造りに用いているのは、楯の川酒造のみ(2022年5月時点:楯の川酒造調べ)で、非常に希少な酒米となっています。
背が高く倒れやすく、収量も現代の品種より少なく決して効率が良いとはいえない酒米。それでも「庄内の酒蔵」として、先人たちが育ててきた歴史と文化を後世に伝えていくことが私たちの使命であると考え「惣兵衛早生」を復活させました。これまで惣兵衛早生を50%まで磨いた「楯野川 純米大吟醸 Shield 惣兵衛早生」を皆様の手に届けておりましたが、今回はこの惣兵衛早生をさらに磨き上げる「高精白日本酒」に初めて挑戦しました。
花のような優しく落ち着いた香りとみずみずしくピュアな甘み、品種改良される前の在来米らしい柔らかで落ち着いた佇まい。新しく開発された酒米のような派手さやボリューム感はありませんが、積み重ねられた歴史を感じる奥ゆかしく素朴な味わいに仕上がりました。そして熟成前のこの味わいも刻一刻と変化していきます。1年前はどんな味わいだったか、1年先はどんな味わいになるか、そんなことも想像しながらお楽しみいただければと思います。
【おススメのペアリング】
上品で落ち着いた香りと奥ゆかしく適度な飲みごたえをもつ「涅槃 2020 黒」。熟成がもたらしたまろやかな味わいには、同じく熟成を重ねた食品などを合わせるとより旨味を感じられます。
・ミモレットチーズ
・ローストナッツ
- 商品概要
品目:日本酒
原料米 :山形県産惣兵衛早生 100%
精米歩合:18% アルコール度数:15%
希望小売価格:720ml:22,000円(税込)
HP :https://shop.tatenokawa.com/view/item/000000000215
発売:6月4日より順次、公式オンラインショップ及び一部楯野川特約店にて販売開始。(取り扱い店舗については公式HPにて告知予定)
7月中旬以降、順次全国の特約店で販売予定。
■楯の川酒造株式会社 会社概要
会社名:楯の川酒造株式会社 所在地:山形県酒田市山楯字清水田27番地
代表者:佐藤淳平(六代目蔵元) 創業:天保三年(1832年)
公式HP:https://tatenokawa.com/ja/sake/
公式オンラインショップ:https://shop.tatenokawa.com/
公式Twitter:@tatenokawa 公式Instagram:@tatenokawa_sake 公式LINE:楯の川酒造
事業内容:酒類等製造販売(日本酒「楯野川」、焼酎・リキュール「子宝」、リキュール「ホームランまっこり」)
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