BtoBマーケ担当者の87.7%が、「今後顧客の声(VoC)の活用が重要になる」と回答。一方、約3社に1社は、部署を横断して顧客の声を活用できていない状況
〜「顧客の声の重要性が理解されていない」(37.5%)など、課題実態が明らかに〜
動画マーケティング総合支援サービス「CINEMATO(シネマト)URL:https://cine-mato.com/ 」を運営する株式会社EXIDEA(本社:東京都墨田区、代表取締役:小川卓真、以下 EXIDEA)は、BtoB事業を行っている企業のマーケティング担当者106名を対象に、「顧客の声(Voice of Customer)活用」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせします。
- 調査サマリー
出典元記事:https://cine-mato.com/news/12475/
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月3日〜同年2月5日
有効回答:BtoB事業を行っている企業のマーケティング担当者106名
- 自社サービスに対する「顧客の声(VoC)を収集出来ている企業」は、43.4%
・ほとんどできていない:12.2%
・あまりできていない:38.7%
・ややできている:29.2%
・かなりできている:14.2%
・わからない/答えられない:5.7%
- 顧客の声の収集方法は、「営業現場」が67.4%で最多
・営業現場:67.4%
・顧客インタビュー:39.1%
・顧客へのアンケート:39.1%
・電話・メールなどのコンタクトセンター:34.8%
・SNS:28.3%
・インターネットリサーチ:23.9%
・定量データ(購買データ・契約データなど):13.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.2%
- 約3社に1社は、吸い上げた顧客の声を、部署を横断して活用できていない
・ほとんど活用できていない:4.5%
・あまり活用できていない:30.4%・やや活用できている:43.5%
・かなり活用できている:21.6%
・わからない/答えられない:0.0%
- 部署を横断して活用できていない理由は、「社内で重要性が理解されていない(37.5%)」や「社内に活用ノウハウがない(31.2%)」
・社内で顧客の声(VoC)の重要性が理解されていないから:37.5%
・社内に活用ノウハウがないから:31.2%
・顧客・自社ビジネスに理解が深いCMOがいないから:18.8%
・部署を超えて連携するための組織体制ができていないから:18.8%
・営業部門が協力してくれないから:12.5%
・その他:12.5%
・わからない/答えられない:6.2%
- その他に「関わる人数が多すぎるため」や「営業同士の中で連携が取れていない」なども、部署を横断して活用できていない原因に
<自由回答・一部抜粋>
・33歳:関わる人数が多すぎるため。
・44歳:営業同士の中で連携が取れていない。
- 顧客の声を活用している部門は、「営業」が66.7%で最多
・営業:66.7%
・カスタマーサクセス:46.7%
・システム開発:43.3%
・経営陣:6.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 87.7%の企業が、「今後のマーケティング戦略として、顧客の声の吸い上げ・活用は重要になってくる」と回答
・かなりそう思う:41.5%
・ややそう思う:46.2%
・あまりそう思わない:5.7%
・全くそう思わない:4.7%
・わからない/答えられない:1.9%
- 顧客の声の吸い上げ・活用を重要視する理由として、「顧客満足度の向上につながるから」が72.0%
・顧客満足度の向上につながるから:72.0%
・サービス改善につながるから:45.2%
・新サービスにつながるから:39.8%
・マーケティング設計の起点となるから:32.3%
・顧客解像度をあげたいから:30.0%
・その他:3.2%
・わからない/答えられない:1.1%
- 他にも「顧客が気づいていない次のニーズを探る必要があるから」や「顧客の声を反映して新しい最新の開発をするため」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・37歳:顧客が気づいていない次のニーズを探る必要があるから。
・44歳:顧客の声を反映して新しい最新の開発をするため。
・35歳:差別化につながる。
・33歳:よりパーソナルなものが重要視されていくと思うから。
・28歳:顧客ロイヤリティ獲得が最終的に会社の利益にも繋がるから。
・39歳:顧客が今何を必要としているか理解したいから。
・31歳:自社の立ち位置や評価を得ることで、そこからの新設計やどこの人材が足りていないかのヒントにできる。
・38歳:顧客に寄り添ったサービスが必要。
- まとめ
まず、勤め先のマーケティングにおいて、サービスに対する顧客の声を収集出来ている企業は43.4%に留まっていることが判明しました。そこで、顧客の声を収集出来ている企業へ収集方法を伺ったところ、「営業現場」が67.4%で最多でした。
一方で、サービスに対する顧客の声を収集できた企業でも、約3社に1社は吸い上げた顧客の声を、部署を横断して活用できていない実態も明らかに。その理由を伺ったところ、「社内で重要性が理解されていない(37.5%)」や、「社内に活用ノウハウがない(31.2%)」などが挙がり、他にも「関わる人数が多すぎるため」や「営業同士の中で連携が取れていない」などが原因として挙げられました。また、サービスに対する顧客の声を収集できているマーケティング担当者へ、「顧客の声を活用している部門」を伺ったところ、66.7%の企業が「営業部門」と回答しました。
最後に、今後のマーケティング戦略として、87.7%の企業が「顧客の声の吸い上げ・活用は重要になってくる」と回答しており、72.0%が、「顧客満足度の向上につなげる」ために、顧客の声の吸い上げ・活用を重要視していることが分かりました。他にも、「顧客が気づいていない次のニーズを探る必要があるから」や、「顧客の声を反映して新しい最新の開発をするため」などの理由も見受けられました。
今回の調査では、多くのマーケティング担当者が顧客の声(VoC)を重要視しているものの、収集したデータを活用しきれていないケースが多いばかりか、収集自体できていないケースも少なくないことが判明しました。営業部門では顧客との関わりが深いため、営業担当者からの情報の吸い上げから各部署への伝達、事業への活用までを連動させられるような施策が必要だと言えるでしょう。そのためにも、社内にてVoC活用のためのスクラムチームを構築したり、専門家のアドバイスを取り入れることによって、サービスの差別化や新商品の開発、顧客との信頼関係構築などに繋がる好循環が実現するのではないでしょうか。
- CINEMATOとは
コンサルティングによる課題の発見と目標設定、ハイクオリティな動画クリエイティブ。動画マーケティング戦略に基づいた動画制作・映像制作サービスで、成果を生み出します。
累計700本以上の豊富な動画制作・映像制作実績があります。サービス紹介動画、採用動画、マニュアル動画、会社紹介動画、インタビュー動画、アニメーション動画など、用途・目的ごとに活用していただけます。またお客様の業界や予算、目的に合わせた動画制作事例も紹介可能ですので、お気軽にお問い合わせください。(https://cine-mato.com/)
「VoCマーケティング」の必要性とメリットとは?解説資料のDLはこちらから
(https://cine-mato.com/whitepaper/materials/12471/ )
- 会社概要
所在地:東京都墨田区本所一丁目4番18号
代表者:小川 卓真
設 立:2013年5月
資本金:1,500万円(2021年4月末現在)
事業内容:SEOライティングツール開発提供、SEOコンサルティング、動画制作・動画マーケティング、Webメディア運営、Webコンサルティング、Web広告運用、LPOサービス
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- マーケティング・リサーチ経営・コンサルティング
- ダウンロード