法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』が、「男性更年期プログラム」の本格提供を1月23日より開始!
~男性従業員の更年期に関する健康課題改善や、企業全体の理解促進を支援~
株式会社LIFEM(ライフェム、以下「当社」)が運営する、働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテック※1サービス『ルナルナ オフィス』は、働く男性の健康課題への支援の幅を広げることを目的に、1月23日(木)より「男性更年期プログラム」の本格提供を開始します。本プログラムでは、導入企業の従業員を対象に泌尿器科医師によるセミナーの実施やセミナー動画の提供、医療機関と連携したオンライン診療サービスの提供を行います。
当社は、2021年より『ルナルナ オフィス』の提供を開始し、月経・妊活・更年期とライフステージごとの働く女性の健康課題の改善を支援してきました。今回、「男性更年期プログラム」の開始により、当社が目指す「誰もが働きやすい社会の実現」に向けてさらなる一歩を踏み出し、男女共にすべての人が活躍できる環境づくりを推進していきます。
◆更年期症状による仕事やキャリアへの影響を軽減し、男女問わず働きやすい環境を目指して、『ルナルナ オフィス』の「男性更年期プログラム」が始動!
男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、またはLOH症候)とは、概ね40歳以降に男性ホルモンであるテストステロンが減少することにより身体、精神、性機能に様々な症状が引き起こされる状態のことです。現在、40歳以上の男性の4人~5人に1人が男性更年期障害の潜在患者とも言われており、当社で実施した30歳~69歳の働く男性1,000名を対象にした「男性更年期障害に関する意識調査」※2でも、男性更年期にみられる17の症状※3について、7割以上の人が一つ以上何かしらの症状を感じていることがわかりました。また、感じている症状による心身の不調が原因で離職・転職・休職・昇進辞退・部署異動について、「考えて、実施した」と回答した人は離職7.8%、転職12.3%、休職7.3%、昇進辞退7.6%、部署異動9.5%で、「考えたことがある(実施しなかった)」は離職40.8%、転職43.8%、休職26.3%、昇進辞退18.3%、部署異動25.2%という結果となり、キャリアへの影響や障壁となっていることがうかがえます。一方で、不調への対処として医療機関を受診し治療した人は2割以下と少なく、受診しない理由には「何科を受診すればいいかわからない」(16.4%)「通院の時間がない」(15.0%)という回答もあり、知識不足や多忙によって受診に至らないことも考えられる結果となりました。
これらの背景を踏まえ、男性の健康課題にも取り組むべく、「男性更年期プログラム」の本格提供を1月23日(木)より開始します。
★「男性更年期障害に関する意識調査」結果はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000106084.html
◆『ルナルナ オフィス』の「男性更年期プログラム」概要
「男性更年期プログラム」では、導入企業の従業員を対象に泌尿器科医師によるセミナーの実施やセミナー動画の提供、希望者には医療機関と連携したオンライン診療サービスの提供を行い、男性の更年期に伴う不調の改善や、男性更年期に関する企業全体の知識向上を支援します。
本格提供に先駆け、2024年3月より実証導入※4を行っている株式会社ポーラ・オルビスホールディングスの参加者アンケート※5では、男性更年期に伴う不調がない時に発揮できる仕事の出来を100%とした場合に、不調がある時は平均68.3%だったところ、プログラム参加後は平均78.9%と10.6ポイント向上しました。さらに、男性更年期の不調による生活影響度も改善するなど一定の効果が表れています。
≪プログラムの詳細≫
●男性更年期に関するセミナーの実施
男性更年期に関する基礎知識を深めることを目的に、泌尿器科医師によるセミナー、もしくはセミナ
ー動画の提供を男女問わず全従業員向けに実施します。
●希望者に向けたオンライン診療の実施
オンライン診療サービスを活用し、男性更年期外来の受診による症状の改善をサポートします。医師
が必要と判断した場合は、漢方が処方され自宅に届きます。
●効果検証の実施
男性更年期プログラム参加者には、プログラム開始前と開始約半年後にアンケートをとり、症状の改
善度や、仕事のパフォーマンスへの影響について、効果検証を実施し、結果を企業へフィードバック
します。
≪各プランの提供内容≫
提供項目 |
スタンダードプラン |
ライトプラン |
実態調査 |
年に1回までの実態調査の 実施および結果の集計・ レポート作成 |
実態調査項目の提供 |
専門医による 基礎知識セミナー |
医師によるセミナー動画の 提供または医師による リアルセミナー |
医師によるセミナー動画の 提供 |
『ルナルナ オンライン診療』の 提供 |
男性更年期に関する オンライン相談・診療、 薬の処方 |
男性更年期に関する オンライン相談・診療、 薬の処方 |
プログラムの効果検証 |
効果検証の実施および 結果の集計・レポート作成 |
効果検証項目の提供 |
各プログラムの参加人数 |
最小参加人数の設定あり |
1名から参加可能 |
◆「男性更年期プログラム」監修 田村 貴明医師からのコメント
千葉大学大学院医学研究院 泌尿器科/みらいメディカルクリニック銀座 メンズヘルス外来
最近、ニュースや雑誌、SNSにおいて「男性更年期」や「男性ホルモン」といった言葉を目にする機会が増えました。我が国の厚生労働省も2020年前後より実態調査に乗り出し、現在、関連学会と協力して産業医向けガイドラインの作成等に向けて動いています。しかし、働く男性の悩みは人それぞれ、更年期症状の出方も人それぞれです。年齢、体質、性格、会社での立ち位置、家族構成、生活様式、嗜好など一人ひとり何もかもが違います。
本プログラムは、働く皆様各々に自分自身の心と体と向き合うきっかけを提供します。そして必要に応じて、我々医療者が伴走します。“更年期”とは本来、“新たな人生のステージへの移行期”です。本プログラムを導入される先進的な企業様、そしてそこで働く皆様が、長きに渡って健康でありますよう、心から祈念しております。
※1 フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解
決するもの。
※2 「男性更年期障害に関する意識調査」 調査期間:2024年8月30日~2024年9月3日
調査対象者:30歳~69歳の働く男性1,000名 有効回答数:1,000名 調査方法:WEBアンケート(楽天インサイト)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000106084.html
※3 男性更年期障害をセルフチェックする際に用いられる質問票のひとつであるAMSスコアで挙げられている17の症状(総合
的に調子が思わしくない、関節や筋肉の痛み、ひどい発汗、睡眠の悩み、よく眠くなる・しばしば疲れを感じる、いらいら
する、神経質になった、不安感、からだの疲労や行動力の減退、筋力の低下、憂うつな気分、「絶頂期は過ぎた」と感じ
る、力尽きた・どん底にいると感じる、ひげの伸びが遅くなった、性的能力の衰え、早期勃起(朝立ち)の回数の減少、性
欲の低下)
※4 ポーラ・オルビスホールディングス 『ルナルナ オフィス』の「男性更年期プログラム」を実証導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000106084.html
※5 調査期間:2024年10月7日~2024年10月16日 調査対象者:ポーラ・オルビスホールディングスのプログラム参加者
有効回答数:37名 調査方法:WEBアンケート
【『ルナルナ オフィス』について】
オンライン診療サービス『ルナルナ オンライン診療』を活用し、企業で働く従業員の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービス。女性向けには、月経やPMSの症状から、妊娠や不妊、更年期症状に関するセミナーや産婦人科医への相談、男性向けには、男性更年期に関するセミナーや泌尿器科医への相談の機会を提供しています。
「月経プログラム」「妊活相談プログラム」「更年期プログラム」についての詳細はこちら:https://office.lnln.jp/
「男性更年期プログラム」についての詳細はこちら:https://office.lnln.jp/male-menopause
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