【キャッシュレス決済に関する調査】普段の決済方法、クレジットカードやQRコード等と“約20ポイント差”で、1位は「現金」という結果に!
2024年7月、20年ぶりにデザインが刷新された「新札」について発行の認知率は85.7%。新札発行に対する意識「良いことだとは思わない」が15.8%、否定的な意見の主な理由は「官民ともにお金がかかる」
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《調査結果トピックス》 ・【普段の決済方法】現金がクレジットカードを20ポイント引き離し、最も高い ・【利用していきたい支払い方法】クレジットカード、QR・バーコード決済、現金が肩を並べる ・【新札発行に対する意識】肯定派は否定派を倍のポイントで上回ったが判断保留派が過半数 |
調査背景
2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度にという政府目標達成に向け、2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%と順調に推移しています(経済産業省)。
当調査は、キャッシュレス決済が浸透する中、生活者が享受するベネフィットと利用実態を明らかにするとともに、新札発行タイミングに合わせ、現金決済と共存する将来を展望する目的で実施いたしました。
調査概要
・調査タイトル:キャッシュレス決済に関する調査
・調査期間:2024年6月27日(木)
・調査対象者:15歳以上の男女(性年代別の各セル均等)、合計1,000名
・調査方法:インターネット(WEB)調査
・エリア:全国
総括
・キャッシュレス決済においては今後、クレジットカード、QRコード・バーコード決済の利用が増加していくことが予測され、生活者の日常により密着し、かつ展開店舗数の多い、コンビニエンスストア、スーパー、ドラッグストアが牽引していくでしょう。
・7月3日という新札発行タイミングまでの認知者はほぼ半数と少なかったものの、新札発行の事実の認知者は9割弱と高く、最も関心の高いと思われる一万円札の肖像画(渋沢栄一)は9割と高い結果でした。
しかも、新札発行否定派は16%と低い上に、否定的な理由において、キャッシュレス決済の時代だからといった意見は極めて少ない結果でした。
⇒現状、現金を使用していきたい人は5割ですが、今後キャッシュレス決済が間違いなく普及したとしても、当面の間、根強い習慣である現金決済が消滅することは想像に難いです。
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【普段の決済方法】現金がクレジットカードを20ポイント引き離し、最も高い
普段の決済方法を聞いたところ、「現金」(74.3%)が最も高く、ほぼ20ポイントの差で「クレジットカード」(55.2%)、「QRコード・バーコード決済」(54.1%)が続きました。
【利用していきたい支払い方法】クレジットカード、QR・バーコード決済、現金が肩を並べる
今後利用していきたい支払い方法を聞いたところ、「クレジットカード」(55.3%)、「QRコード・バーコード決済」(54.4%)、「現金」(53.1%)がほぼ同ポイント(50%台)で並ぶ結果でした。
【新札発行に対する意識】肯定派は否定派を倍のポイントで上回ったが判断保留派が過半数
新札の発行についてどう思うか聞いたところ、「良いことだと思う」は31.0%で、「良いことだとは思わない」(15.8%)をほぼ倍のポイントで上回るものの、「どちらとも言えない」が53.2%と過半数を占める結果でした。
「良いことだとは思わない」の回答者に次の設問にて自由回答で理由を聞きましたので、詳細は調査レポートをご確認ください。
「キャッシュレス決済する場所」「新札肖像画の認知」の結果にも注目
上述した総括の通り、「キャッシュレス決済する場所」「新札肖像画の認知」についても、興味深い結果が分かりましたので、詳細はレポートをダウンロードしてご参照ください。
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