ZENKIGEN、キリンホールディングスの2022年新卒採用において「エントリー動画選考でのAI活用の実証実験』を実施※1
~応募者理解をさらに深める時間や機会の創出を目指す~
※1 あくまで実証実験であり、2022年卒新卒採用での選考過程において解析結果を合否判定に利用するものではありません
直近の採用市場は、コロナ禍によりオンライン選考が主流になるなど大きく変化しており、これまでのように評価者の技量や経験則による人材の見極めが困難になりつつあります。また、今後もオンライン選考が主流となる中、就職活動の幅の広がりによる応募者数の増加が見込まれ、企業にとってはこれまで以上に人材の見極めにおいて時間と人手を要することが予想されることから、デジタルテクノロジーを活用した業務プロセスの見直しの必要性が高まっています。
■「エントリー動画選考でのAI活用の実証実験」について
本実証実験では、当社が提供する自己PR動画解析AI「harutakaエントリーファインダー」を活用し、キリンホールディングス2022年卒の新卒採用に応募いただいた方※2のエントリー動画を解析します。
※2 本実証実験においては本人の事前許諾を得た方を対象に実施する
今回検証するAI活用の取り組みによって従来と比べてエントリーシートおよびエントリー動画選考にかける時間を約3割削減し、創出された時間で応募者一人ひとりに対する選考時間を増やす他、交流会やセミナー・面談など、双方向のコミュニケーション機会の新たな創出を目指すとともに、選考機会の拡大にもつなげていきます。
<概要>
・ZENKIGENが提供する採用DXサービス「harutaka」の動画解析AI「harutakaエントリーファインダー」を活用し、応募者から提供されたエントリー動画を解析
<検証内容・目的>
・エントリー動画での応募者の顔の表情や声などをAIによって定量化することによる評価精度向上の検証と、応募者理解をさらに深める時間や機会の創出を目指す
<検証対象>
・キリンホールディングス株式会社における2022年卒新卒採用の応募者のうち事前許諾を得た方
<キリンホールディングス株式会社 人事総務部 髙津様 コメント>
・キリングループは、2019年に長期経営構想である「キリングループ・ビジョン2027」を策定し、その中の「イノベーションを実現する組織能力」の1つとして「価値創造を加速するICT」を掲げています。採用活動においても、本実証実験を始めとするデジタルトランスフォーメーションの取り組み推進を通じて応募者の皆さんとのコミュニケーションを一層充実させ、お互いの理解度と満足度を高めることで、より良い就職活動の場を候補者の皆様と共に創造していきたいと考えています。
■自己PR動画解析AI「harutakaエントリーファインダー」について
顔の表情や声など自己PR動画から得られる様々な情報をAIが解析し、複数の項目に分類し定量化します。
エントリーシートや適性検査など書類選考だけでは見えづらい「印象」の評価指標が定量化されることで、書類選考では漏れてしまうかもしれない熱意が高くカルチャーマッチした魅力的な人と出会える機会の創出や、面接官ごとのバイアスを抑え査定業務のクオリティを担保できるほか、応募者にとっても、より公平性の高い選考機会の提供にもつながります。また、採用活動のデジタル化により工数を最適化し生産性を大幅に向上することが可能です。
harutakaエントリーファインダー特設サイト: https://harutaka.jp/entry-finder
■人とAIの調和による採用DXに向けたZENKIGENの取り組み
ZENKIGENでは、デジタル時代の新たな採用活動の創出を目指し、人事の倫理観とAI技術により、社会の財産である人に資する採用DXを推進する「人とAIの調和による採用DXプロジェクト」に取り組んでいます。ZENKIGENが主幹事となり、「採用活動におけるAI活用のガイドライン策定」「候補者と面接官の良好なUXデザイン」「新卒採用での導入に向けた「採用DXプロジェクト」共同推進」をテーマに、賛同企業と専門家を交えた議論、パートナー企業との実証実験・実務レベルでの試験運用を推進しています。
人とAIの調和による採用DXプロジェクトプレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000035867.html
■株式会社ZENKIGENについて
「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」というビジョンのもと、2017年10月に創業。HR Techスタートアップとして採用DXサービス「harutaka」を提供。2018年より、東京大学 道徳感情数理工学社会連携講座との共同研究に取り組み、コミュニケーションから多様な個性をもつ同僚との共感度を科学計測し、その人の隠れた能力や得意とする分野を伸ばせるようにする技術の研究を推進。2020年には、国内の事業会社・ベンチャーキャピタルより8.5億円の資金調達を行い、人工知能により人の感情や感性を扱うコンピューター技術であるアフェクティブ・コンピューティングの研究開発に注力し事業化を手掛ける。
【会社概要】
会社名 :株式会社ZENKIGEN(ゼンキゲン)https://zenkigen.co.jp/
代表者 :野澤比日樹
所在地 :東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6F
設立 :2017年10月
事業内容:採用DXサービス『harutaka(ハルタカ)』の企画・運営
人事コミュニティ『ZINZIEN』の運営
HRTechサービスの開発
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