加西市「公立小・中学校における『3C次世代型人材』の育成」など 兵庫県が協働実験に参加する18事業者を発表
社会課題・地域課題 解決プロジェクト「HYOGO TECH イノベーションプロジェクト」 実証期間は2025年1月末まで
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)が運営を担当する、兵庫県が取り組む協働実証実験「HYOGO TECH イノベーションプロジェクト」において、採択企業18社が発表されました( https://urban-innovation-japan.com/city/hyogo-pref/ )。2024年8月-2025年1月を実証期間とし、年度内に報告をまとめ、3月に成果報告会を行う予定です。
■「HYOGO TECH イノベーションプロジェクト」とは
UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。兵庫県の実証プロジェクト「HYOGO TECH イノベーションプロジェクト(ひょうごテックイノベーションプロジェクト)」もその一つで、2022年以来3年連続の取り組みとなります。
今回は、一つの市町が一つの課題を提示して一つの企業をマッチングする単一課題に10件、一つの市町が一つのテーマ・複数の課題を提示してそれぞれ一つの企業をマッチングする・複合課題7件(採択は8社)の計17課題に対して68件の応募・提案があり、それぞれの課題について、実証プロジェクト参加企業18社を決定しました。
▼HYOGO TECH イノベーションプロジェクト(公式ウェブサイト)
https://hyogo-tech.jp/
▼2024年度の採択企業が決定しました(公式ウェブサイト公式発表 2024/10/8)
https://hyogo-tech.jp/post-4818/
■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
▼複合課題
加西市③ 経験とデータの相乗効果で、教師の授業力を次のステージへ
・授業中の教職員や児童生徒の言動や反応を、映像などで可視化し注目すべき場面を抽出
・AIによる授業分析、活用しやすいデータのアウトプット、研修への活用などを検証
(詳細はこちら )
所管課:加西市教育委員会 学校教育課
採択企業:LinksAI合同会社
多可町② 目指せ抜け漏れゼロ!ケアプラン作成効率化への道
メモや聞き取った内容と認定調査や主治医の意見を参考に最適なケアプランを作成できるかを検証する。
・作成したケアプランを評価するために、良いケアプランの指標を策定し、ケアマネージャーの育成ツールとしても活用する。
(詳細はこちら )
所管課:多可町 ふくし相談支援課
採択企業:株式会社BSNアイネット
日本初!?中山間地域におけるコミュニティ配送による社会的処方「兵庫・豊岡モデル」を実現したい!
・中山間地域の地域内物流の仕組みづくり
・地域のつながりを強くできるような仕組みづくり
★この課題では2企業を採択し、2つの実証実験に取り組みます。
(詳細はこちら )
所管課:豊岡市 DX・行財政改革推進課
採択企業(1):株式会社NEXT DELIVERY
採択企業(2):株式会社ラック
▼単一課題(10件)
若者の防災力アップへ!たくさん作った防災動画を届けたい!
・WEBサイトのアクセス解析やYouTube視聴者分析、LINE配信の効果測定等の現状分析
・若年層をターゲットにした既存コンテンツの配信 等
(詳細はこちら )
所管課:西宮市 防災危機管理課
採択企業:瀬戸内サニー株式会社
引き継ぐのは若者との関係値!ナレッジやノウハウを蓄積する仕組みを作りたい!
ユースワークで大事にしたいことや信頼関係を引き継げるような対応方法など、ノウハウを蓄積したり、学び合うための仕組みについて検証する
(詳細はこちら )
所管課:尼崎市 立花地域課
採択企業:アップワード株式会社
目指せシナジー!買い物支援サービスと行政サービスを組み合わせた新しいビジネスモデルを構築したい!
買い物支援サービスに、行政からの募集やイベントのPR、見守りなど、行政からのサービスを組み合わせた実証を行う想定。
(詳細はこちら )
所管課:三木市 総合政策部 縁結び課
採択企業:生活協同組合コープこうべ
リアルタイムに危険箇所を案内して、交通事故をなくしたい!
自転車事故が多発するエリアをピックアップし、看板やカメラ等を設置して利用者に危険箇所を通知して注意喚起し、自転車事故防止に繋がるかを検証する。
(詳細はこちら )
所管課:高砂市 都市創造部 土木総務課、道路公園課
採択企業:株式会社センサーズ・アンド・ワークス
神河町らしいまちなみをそのままに。共感を軸にした空き家のマッチングを実現したい!
データを使って通学路に潜む危険をドライバーに知らせたい!
ナビゲーションシステムやデバイスを活用して通学路の危険箇所をドライバーに効果的に伝える方法を検証する
(課題詳細はこちら )
所管課:朝来市 建設課
採択企業(2社):イーマキーナ株式会社・朝日航洋株式会社
洲本市海水浴のDX!クラゲから日本の海を守りたい!
畜産の環境問題を解決して、南あわじ市が誇る農業の循環サ/イクルを守りたい!
・家畜排せつ物の匂いを軽減できるといわれる「乳酸菌」を給餌し、その有効性及び環境問題の改善へとつながるかを検証する。
・また、乳酸菌の給餌により、糞尿及び糞尿から生成される堆肥等の管理又は処理に関し、労働力の軽減が図られるとともに、経営環境の改善につながるかを検証する。
(詳細はこちら )
所管課:南あわじ市 農林振興課
採択企業:株式会社近藤榮一商店
有機農産物をもっと消費者へ!生産データの見える化で流通促進!
有機農業者グループと連携し、グループ員の生産量や出荷量等データを簡易な操作で共有できるシステムなどによる出荷販売に係る事務効率化を検証する。
(詳細はこちら )
所管課:兵庫県 農業改良課、豊岡農業改良普及センター
採択企業:Code for Agri 遠藤真森
■「Urban Innovation JAPAN」とは
Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。
DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
▼これまでの事例(23自治体 2024年10月25日時点)
▼公式ウェブサイト/公式アカウント
・公式ウェブサイト:https://urban-innovation-japan.com/
・YouTube「UIJ CHANNEL」(NEW! 写真左):
https://bit.ly/UIJ_CHANNEL
・facebook:https://www.facebook.com/UrbanInnovationJapan/
・Twitter:https://twitter.com/UIJ_info
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