パワハラの線引きはどこから?パワハラ体験も教えて!【アンケート結果発表】

株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:髙橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)は時事問題や社会情勢に興味関心を持つ方を対象にアンケート調査を実施

今回は「パワハラ問題」をテーマに行った独自調査の結果を発表します!

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開している【底地・再建築不可・市街化調整区域・共有持分の買取|URUHOME(ウルホーム)】のURL(https://uruhome.net/pawahara-saitei/)へのリンク設置を必ずお願い致します。


弊社への掲載許可(連絡)は不要です。

【調査概要】

〇調査対象-「時事問題や社会情勢に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-500名
○回答性別-女性265名/男性235名
〇回答年齢-20代71名/30代141名/40代168名/50代86名/60代31名/70代以上3名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年8月19日~8月25日

職場におけるパワハラの線引きは?

パワハラの線引きはどこから?

1位は「暴力行為」89.4% 

★ 1位:暴力行為(殴る蹴る等) 447/500名(89.4%) ★ 

パワハラとは一般的に力関係を悪用した嫌がらせ全般を指しますが、暴力を振るうのはパワハラであると同時に刑法で裁かれるべき犯罪です。

 <1位コメント> 

「暴力はもってのほかだし、上司なら感情に振り回されず仕事して欲しい(30代・女性)」

「暴力を振るうのはパワハラというより犯罪です。(50代・男性)」

「殴る、蹴る、物を投げる、恫喝する等はパワハラ通り越して犯罪。(50代・女性)」

「セクハラと同じく、社長の子供に同じことができるか考えてみてはいかがでしょうか(50代・女性)」

たまに武勇伝のごとく「昔はもっとすごかった(≒だからこのくらいで文句を言うな)」的なことをのたまう手合いもいますが、何の自慢にもなりません。

2位は「執拗な叱責や人格否定」88.0% 

★ 2位:執拗な叱責や人格否定 440/500名(88.0%) ★ 

指導は要点のみ簡潔に伝えるのが基本です。また業務上のミスをもって人格に言及するのも悪質なパワハラと言えるでしょう。

 <2位コメント> 

「人格を否定するのは良くない。個人的な感情も、仕事には持ち込まないで欲しい。(40代・女性)」

「昔いた会社で「死ね」と言われたことがあります。かなり不快でした。(20代・女性)」

「パワハラを苦にして自死を選ばれた方などのニュースを見かけるたび胸が痛む。無くなってほしい。(20代・女性)」

「部下を萎縮させるようなことをしてもメリットはありません。(30代・男性)」

よく「悔しさをバネに奮起してほしい」など取ってつけた建前で正当化するケースが散見されるものの、指導をダシに鬱憤晴らしがしたい本音を見透かされています。

3位は「不当な評価や降格」81.0% 

★ 3位:不当な低評価や降格 405/500名(81.0%) ★ 

人間誰でも好き嫌いがあるのは仕方ありません。

しかしそれを人事評価に持ち込むのは公平性を欠きます。

 <3位コメント> 

「周りの人間からみても明らかに不公平で横柄な態度は上司としてふさわしくない行為だと思う。(40代・女性)」

「平等に対応してほしい。(20代・女性)」

「人に対して好き嫌いがあるのは仕方がないとしても、上に立つ人間なら表面上は平等に接するべきだと思います。(40代・女性)」

「私欲の不平等が入ったらパワハラ。(30代・女性)」

人事評価は能力や実績によって公平に行われるべきであり、それが分からない人物を人事に携わらせるべきではないでしょう。

4位は「威圧的な態度」79.4%

 ★ 4位:威圧的な態度(大声等) 397/500名(79.4%) ★ 

自分の地位をいいことに、周囲を威圧するような言動をとるのも悪質なパワハラの一つです。

 <4位コメント> 

「上司というだけで力を持っていると思うので、相手が委縮しないように気を付けることが必要かなと思います。(30代・女性)」

「いわゆる上司だから許される、という行為は全てアウトだと思う(30代・男性)」

「昇進した途端にパワハラをする上司がいるので、昇進時に会社がしっかりと注意をするべきである。(40代・男性)」

「威圧するような姿勢はパワハラだと思う。(40代・男性)」

コメントにある「上司だから許される」というのは許されているのではなく、周囲が怖がって何も言えないだけと思われます。

中身のない人間が、なけなしの権力を満喫しようと虚勢を張る姿は、実に残念と言わざるを得ません。

5位は「サビ残や休日出勤の強要」75.2% 

★ 5位:不要な残業や休日出勤の強要 376/500名(75.2%) ★ 

部下に必要以上の業務を押しつけ、残業や休日出勤を強要するのもパワハラと言えるでしょう。

 <5位コメント> 

「部下側は懲罰作業だねとか懲罰営業だねとか言っています。(40代・男性)」

「人格否定や執拗な叱責を繰り返すことで、精神的に追い詰めたり残業や休日出勤を強制することで、肉体的にも疲労させたりと心身ともに不安定な状態に故意に追いやることは十分パワハラだと思います。(20代・女性)」

「働いている立場のほうが弱いのが日本。これから変わって欲しい。(50代・男性)」

「社是や社訓などがある会社においてはパワハラは日常的に横行している(30代・女性)」

よく「権利と義務は表裏一体」などという社訓を掲げ、ノルマ未達社員に対して「義務を果たしていないヤツが権利を主張するな」と残業や休日出勤を強制するケースなどはよく聞きます。

6位は「特定の社員のみ厳しく処分」74.6% 

★ 6位:特定の社員に対してのみ厳しい処分を下す 373/500名(74.6%) ★ 

同じミスをしたのに、処分に差をつけるのはパワハラと言えるでしょう。

 <6位コメント> 

「人によって態度が違う上司を見ると1番腹が立ちます。(60代・男性)」

「周りの人間からみても明らかに不公平で横柄な態度は上司としてふさわしくない行為だと思う。(40代・女性)」

「伝統的に上司は自分の権力を誇示したがるもの、ただそれが特定社員に向かい、感情のはいった差別的対応をしだすとそれはパワーハラスメントとなりNG(50代・男性)」

「やってることが子供、学校でのいじめと一緒、人格的に成長していない。(30代・男性)」

コメントにもある通り、いい年した大人がやっていることは子供のいじめと同レベルです。

7位は「不可能な量の仕事を押しつける」73.8% 

★ 7位:不可能な量の仕事を一方的に押し付ける 369/500名(73.8%) ★ 

到底処理できない量の仕事を押しつけて、精神的負担をかけるのもパワハラとなります。

 <7位コメント> 

「パワハラと明らかに感じるものもありますが、一方で、どちらだろうかと迷うケースもあり、線引きが難しいと感じました。(40代・女性)」

「パートであるにもかかわらず不可能な仕事の量を一方的に押し付けられたことがある。公的機関に相談したが結局退職した。(60代・女性)」

「人を追い詰めるような人間は会社に必要なし(40代・男性)」

「分かりにくいパワハラ(仕事量を増やす・ハブにする)はラインが明確でないので、発覚しにくい(30代・女性)」

職場が繁忙期であればある程度は受忍すべきとは言え、特定個人やグループにのみ押しつけるのは理不尽でしかありません。

8位は「不快なあだ名や呼び方」71.4% 

★ 8位:相手が不快に感じるあだ名や呼び方をする 357/500名(71.4%) ★ 

身体的特徴であだ名をつけられるのは、あまり気分のよいものではないでしょう。

 <8位コメント> 

「双方の関係性や、その後の対応によっても変わってくると思う。(40代・女性)」

「ハゲとかデブ、ブスなどと言って精神的に嫌な思いをさせるのもパワハラです。(40代・男性)」

「昔許されてたから、みたいな事を言って実行していたら完全にパワハラだと思います。(20代・女性)」

「私が一番納得できないのは自分の機嫌次第で職場の人間に対して態度を変えることだと思います。(30代・男性)」

また社員の性別によって「~君」「~ちゃん」と呼ぶのも、親しくなければ不快なものです。

職場でパワハラを経験・見聞きしたことがありますか?

パワハラを経験・見聞きしたことはありますか?

1位は「パワハラを目撃」48.0%

 ★ 1位:職場でのパワハラを目撃したことがある 240/500名(48.0%) ★ 

今回のアンケート調査で、パワハラを目撃したことがあるのはおよそ5割弱。世間ではパワハラがもっと横行している印象でしたが、意外な結果となっています。

 <1位コメント> 

「現実的に不可能な数字を目標にされた時はお前がやってみろと言っています!(20代・男性)」

「蹴られてる人を見た。(40代・女性)」

「事務所に人が沢山居る状態で1時間近く説教を行ったりしていた。(30代・女性)」

「仕事上のミスにかこつけて、その人の容姿を持ち出して叱責しているのを見たことがあるが、聞いているこっちもとても不快に思ったことがある。パワハラをやっているような会社の離職率は高いように思う。(50代・女性)」

コメントの「仕事上のミスにかこつけて、その人の容姿を持ち出して叱責」というのは悪質ですね。ミスと容姿に何の関係があるのでしょうか。

2位は「パワハラ被害を受けた」47.0% 

★ 2位:職場でパワハラを受けたことがある 235/500名(47.0%) ★ 

自身がパワハラ被害に遭ったという方も多くいます。皆さんの声を聴いてみましょう。

 <2位コメント> 

「ノルマを達成できないと、朝礼時に皆を集めて説教を長々されることは数多くありました。(60代・男性)」

「遅刻したら2時間以上怒鳴り続けられた(50代・男性)」

「絶対に仕返しをしてやると色々と準備をしている事で耐えられた気がする。(60代・男性)」

「パワハラを受けていたときは相談する相手も見つからずきつかったです。(40代・男性)」

「自分には何の落ち度もないのに、全力でキックされました。理由は「場の雰囲気を引き締めるため」と言われました。理不尽なパワハラは許すべきではないと思います。(40代・女性)」

「さすがに、本能的に限界が来てるので、近いうちに退職する予定です(40代・女性)」

「パワハラをされた際、上司に相談したが、大企業のため直属の上司で止まり、何も解決されなかった。(20代・女性)」

「社長からのパワハラに苦しんでいたけれど助けてもらえなかった過去あり。言葉の暴力は精神を蝕みます。(50代・女性)」

「職場のトップにパワハラをされると何もできることがない。(30代・女性)」

最後のコメント「職場のトップにパワハラをされると何もできることがない」と思っている方も多いようですが、職場のトップや経営陣からパワハラを受けた場合は、管轄の労働基準監督署に通報するのがおすすめです。

3位は「パワハラの経験・見聞きなし」17.4% 

★ 3位:パワハラを経験・見聞きしたことはない 87/500名(17.4%) ★ 

幸いにもパワハラに遭ったり見聞きしたことがないという方も2割弱いました。

 <3位コメント> 

「パワハラがない職場で良かった。(40代・女性)」

「パワハラを受けたり、見聞き、対応したことはない。今の職場内では、雰囲気的にはそのように感じられない。(20代・女性)」

「徹底されてるので目撃しない(30代・男性)」

「パワハラを受けたこと、目撃したことともにない。今はなにかあったらすぐにパワハラ認定されがちなこともあり、双方が敏感になっているため、周囲にもわかりやすいパワハラというのはそこまで多くはないのかなと考えた。(20代・女性)」

本当にパワハラがないなら誠に結構ですが、実は知らないところで陰湿に行われている可能性も否定できませんね。

4位は「パワハラ相談を受けたことがある」13.6%

 ★ 4位:職場でパワハラに関する相談を受けたことがある 68/500名(13.6%) ★ 

自身ではなく、同僚や部下などからパワハラに関する相談を受けた方の声も聴いてみたいと思います。

 <4位コメント> 

「形や建前だけでなく、きちんと機能する相談場所が社内にあると良い(50代・女性)」

「相談を受けたときに、会社を辞めることをすすめました(50代・男性)」

「接近禁止命令を出しました。仕事に差し支えたとしてもダメなものはダメです。この線引きをしっかりと持つことが大切だと思います。(40代・男性)」

「総務課所属だったためハラスメント担当部署で仕事をしていました。高学歴、地位が高い人からのパワハラが多かったです。(40代・女性)」

企業の中にはパワハラ相談窓口を設けているところもありますが、形だけで機能していないケースも少なくありません。

内部で対処しきれない場合は労働基準監督署など外部機関のサポートを得るのも有効です。

5位は「パワハラ防止に行動」7.2% 

★ 5位:パワハラを防止するために行動を起こしたことがある 36/500名(7.2%) ★ 

パワハラを防止するため、具体的に行動を起こした方もいました。

 <5位コメント> 

「やめる時、すべて告白した(40代・男性)」

「直接上司に言ってこれはパワハラですと伝えました。関係性があるので言えたことだと思います。(40代・女性)」

「職場の労働組合でパワハラに対する署名活動に参加しましたが、改善されることがなく、結局元の木阿弥になりました。(60代・女性)」

「以前勤めていた職場で、パワハラを受けましたが、皆の見ている前で本気でブチ切れて、持っていた書類を投げつけたら、上司の方が私の事を怖がって、その日以降避けられるようになり、パワハラは無くなりました。どうも、もっと上のお偉いさんの耳にも入ったようす。パワハラをする人は、意外と打たれ弱いのかもしれません。(50代・女性)」

最後のコメントにある通り、パワハラをする人は小さな権力にしがみついて、弱いモノいじめしかできない手合いがほとんどです。
パワハラをかわすか闘うか、あるいは逃げるのも一策でしょう。

6位は「社内で通報」5.4% 

★ 6位:パワハラについて社内で通報したことがある 27/500名(5.4%) ★ 

パワハラを見て見ぬふりせず、社内で通報した方もいました。

 <6位コメント> 

「パワハラなど酷い上司に出会うと苦労する。(40代・男性)」

「パワハラは有能な上司には無縁なことだと思います。(40代・男性)」

「第三者によるチェックが日常的にあると良いと思う(40代・女性)」

「パワハラを受けたと会社へ相談して自分が配置転換された(40代・女性)」

「パワハラは有能な上司には無縁」というコメントの通り、上司には権力を振りかざさなくても、仕事を円滑に進めるコミュニケーション能力が求められます。

7位は「上司として対応」3.2%

 ★ 7位:パワハラに関して上司や管理職として対応したことがある 16/500名(3.2%) ★ 

パワハラに関して上司や管理職として対応した方もいました。

 <7位コメント> 

「会社の創業家一族はパワハラしがち。(40代・男性)」

「パワハラを行ってしまったものに対してカウンセリングや研修制度を希望(40代・男性)」

「言いたいことは正論なのだけど、言い方がキツくなってしまう人は多いと思います。(40代・男性)」

「上司や会社が注意したとしても、パワハラは繰り返すため、根本的な解決策が必要(40代・男性)」

パワハラ被害者だけでなく、加害者にも充分フォローを行うことでパワハラを未然に防ぎたいものです。

8位は「パワハラ加害者だった」2.2% 

★ 8位:職場でパワハラをしたことがある 11/500名(2.2%) ★ 

かつてパワハラをしていたことを反省する声も出ています。

 <8位コメント> 

「何度言っても聞かない、できない部下に対して大声を上げてしまったことがあり、反省している(50代・男性)」

「今思えばパワハラかなと思う(50代・男性)」

「相手がどう感じるかが問題なので、相手はそう感じていた可能性あり。(60代・男性)」

「される側はパワハラだと分かっていてもする側は分かっていないことが多いと思います。時間が経って今思えばあれはパワハラに値すると反省することがあります。(40代・男性)」

当時はノルマに追われたり、上から責められたりして余裕がなかったのかも知れませんね。

9位は「パワハラを指摘されたことがある」1.8% 

★ 9位:自分がパワハラをしていると指摘されたことがある 9/500名(1.8%) ★ 

自分ではパワハラをしている自覚がなくても、同僚や上司などから指摘されることもあるでしょう。

 <9位コメント> 

「自分のパワハラはどの辺りだったのか、今でもよくわからない。(60代・女性)」

「指摘を受けた時は心外でした。でも、だからパワハラだと言われたということが今はわかります。(40代・女性)」

「ちょっと言葉がキツイ、と言われたことがある。(50代・男性)」

「部下に対して良かれと思ってしたことが部下にとってはパワハラに感じることがある。(40代・男性)」

良かれと思って、というのが意外に曲者。自分の正義に酔っていないか、冷静に顧みる必要があります。

まとめ

今回は時事問題や社会情勢に興味関心のある方500名を対象にしたアンケート調査の結果を発表してまいりました。
皆さんはパワハラ被害に遭ったり見聞きしたりしたことはありますか?

ドリームプランニングでは、これからも時事問題や社会情勢に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。

■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」について

URUHOME(ウルホーム) https://uruhome.net は一般的に売却が難しいニッチな不動産(いわゆる負動産)に関するお悩み解決コラムを発信するサイトです。またニッチな不動産の無料査定や売却相談も行っております。

■株式会社ドリームプランニングについて

株式会社ドリームプランニングは「横浜から世界一を目指す」「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」社是にもとづき、空き家マッチングサイト「ウチカツ」の運営や、負動産再生を通じて日本の社会課題に取り組んでいる不動産ベンチャーのパイオニアです。

■会社概要

社名   :株式会社ドリームプランニング
所在地  : 〒231‐0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル10F
電話番号 :045‐641‐5480
代表者  : 代表取締役 髙橋樹人(たかはし たつひと)
設立   : 2005年7月
URL   : https://dream-plan.com/

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会社概要

URL
https://dream-plan.com
業種
不動産業
本社所在地
神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜10F
電話番号
045-641-5480
代表者名
高橋樹人
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2005年01月