【武蔵野大学】データサイエンス学部1・3年生3名が「情報処理学会 第84回全国大会」で「学生奨励賞」を受賞

データサイエンス学部から計17件を発表

学校法人武蔵野大学

武蔵野大学(東京都江東区)データサイエンス学部(以下、MUDS)1年生の植田 麻実さん、1年生の祇園 和歌子さん、3年生の村田 賢さんが 情報処理学会 第84回全国大会で学生奨励賞を受賞しました。

【本件のポイント】
  • データサイエンス学部3名が情報処理学会 第84回全国大会で学生奨励賞を受賞
  • 本大会においてMUDS学生から17件の論文を発表

【本件の内容】
情報処理学会 全国大会は、情報分野における最大の学会である情報処理学会主催の年一回の最大のイベントで、約1200件の一般研究発表や講演、パネルディスカッションが開催されます。今回は会場とオンラインでのハイブリッド開催となりました。84回目となる今年度の学会には昨年度、一昨年度に続きMUDS学部生が参加し、実践形式のゼミ授業で取り組んだ研究成果を発表しました。その結果、優秀な発表が選出される「学生奨励賞」を、1年生の植田さんと祇園さん、3年生の村田さんの3名が受賞しました。また、本大会ではMUDS学生は合計17件の論文(受賞論文を含む)も発表しました。
MUDSでは今後も1年・2年次から研究の成果について積極的に国内外の学会・論文発表を推進し、社会に貢献できるデータサイエンス・AI人材の育成及び研究に取り組んでいきます。

【開催概要】
国内学会名 情報処理学会 第84回全国大会 ~変わる社会と情報処理~
期間 2022年3月3日(木)~5日(土)
開催形態 愛媛大学会場とオンラインでのハイブリッド開催
主催 一般社団法人情報処理学会
共催 愛媛大学


【学生奨励賞 受賞概要】

受賞者 植田 麻実(1年)
論文タイトル 「カッコウ探索アルゴリズムを応用したユーザの嗜好に合致した抽象画の
 リコメンデーション方式」
著者 植田 麻実(1年)、北 椋太(2年)、岡田 龍太郎(助教)、
峰松 彩子(アジアAI研究所客員研究員)、中西 崇文(准教授)
 
受賞者 祇園 和歌子(1年)
論文タイトル 「顔特徴点を用いた理想の顔部位の比率を実現するメイキャップ手法提案
 システムの実現」 
著者 祇園 和歌子(1年)、福原 義久(准教授)
 
受賞者 村田 賢(3年)
論文タイトル 「歌詞のストーリー展開に基づく時系列類似性による楽曲推薦方式」
著者 村田 賢(3年)、岡田 龍太郎(助教)、峰松 彩子(アジアAI研究所客員研究員)、
中西 崇文(准教授)



【指導教員のコメント】

■データサイエンス学科長 中西 崇文 准教授
実践形式のゼミ授業で取り組んだ研究成果を、大学院生の発表が多くを占める学会で発表し、さらに学部1年生2名、3年生1名の計3名が受賞したことは快挙といえます。また、そのうちの1件は2年生が共同研究者として研究発表を導いてくれています。MUDSが学生同士で高め合い、精進した結果と思います。今後、それぞれがより一層研究を深め、次の一歩に進んでくれることを期待します。
 

■データサイエンス学部 福原 義久 准教授
祇園さんは自分の憧れの顔にメイクをとおして近づける、モノマネメイクをサポートするシステムを作りました。若者にとって同時代性のあるユニークなコンセプトとそれを実現した技術力の高さが評価されました。なによりも本人がとても楽しんで研究をしていたことを嬉しく思います。


【受賞学生の論文タイトル・コメント】

■植田 麻実さん
論文: 「カッコウ探索アルゴリズムを応用したユーザの嗜好に合致した抽象画のリコメンデーション方式」
生物の生態からヒントを得て作られたアルゴリズムを使って、抽象画をリコメンドするシステムを作成し、評価実験を行いました。今回の受賞大変嬉しく思うとともに、ご指導いただいた先生方や先輩に感謝します。今後も生物の生態をテーマに、更に研究を進めていきたいと思います。
 

■北 椋太さん(共著者)
論文: 「カッコウ探索アルゴリズムを応用したユーザの嗜好に合致した抽象画のリコメンデーション方式」
共著者として学生奨励賞を受賞できたこと、光栄に思います。今回、ゼミ内で研究の相談を受けていく中で、共同研究者として本格的に参加することになりました。本研究が、学生間で研究を助け合うモデルケースとなるよう、より一層励んでまいります。
 

■祇園 和歌子さん
論文:「顔特徴点を用いた理想の顔部位の比率を実現するメイキャップ手法提案システムの実現」
本研究のシステムの構造は今回ともに発表したセッションの中でも単純で稚拙な内容でした。しかしアドバイスをいただき、今後本研究の発展に繋げる方策を立てることができそうです。今後も楽しく研究を進めたいと思います。

■村田 賢さん
論文タイトル: 「歌詞のストーリー展開に基づく時系列類似性による楽曲推薦方式」
自分が賞を頂けるとは思っていなかったので、非常に驚きました。そして発表資料の作成や練習で指導してくださった先生方ありがとうございます。今後も今回の経験を活かし研究活動に取り組んで行きたいと思います。

【関連リンク】
■情報処理学会 第84回全国大会:https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/84/index.html
■武蔵野大学データサイエンス学部:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/

 

【武蔵野大学について】

武蔵野大学有明キャンパス武蔵野大学有明キャンパス

1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に改名。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数12,000人超の総合大学に発展。また2021年4月に日本初のアントレプレナーシップ学部、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせるなど、2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/

 

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西本 照真
上場
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設立
1924年04月