IAS、AIを活用した新しいMFA(Made for Advertising)サイト検出・回避技術を提供開始

AIを活用した最新のイノベーションにより、低品質なサイトを大規模に検出し、広告費の無駄を最小化

IAS

世界をリードするメディア計測と最適化のプラットフォームであるIntegral Ad Science (CEO:リサ・アッツシュナイダー 、日本オフィス:東京都千代田区、以下 IAS) は本日、AIを活用したMFA(Made for Advertising)サイト検出・回避ソリューションを発表しました。MFAに対するIASの本ソリューションは、広告主のキャンペーン品質の透明性を向上させ、広告費がどこに費やされているかを特定し、MFAサイトでの広告費の無駄を最小限に抑えるための最適化の必要性を広告主に知らせることを目的としています。

MFAサイトとは、広告を掲載するためだけに作成された低品質なコンテンツ(スパムサイトやアドファームなど)を含むウェブページのことで、ビューアビリティなどの従来の品質指標に照らしてもパフォーマンスが高くなるように最適化されています。しかし、このようなサイトに広告費を投下しても、コンバージョンやブランドリフトなどの価値ある成果は得られません。


今回IASが発表するソリューションは、AIを活用してMFAサイトを大規模に検出し、広告主が媒体品質のコントロールを取り戻し、無駄な広告費を削減することを可能にします。アルファテストでは、世界最大級の広告主や代理店に対して、巧妙に作られたMFAサイトの特定を実証する、包括的なキャンペーン分析結果を提供しました。


IASのソリューションは、全米広告主協会(ANA, Association of National Advertisers)が定める最新のMFAサイト定義に沿い、広告とコンテンツの比率、広告更新率、サイトへのトラフィック源などの特徴を組み込んで、サイトをMFAに分類します。全米広告主協会が公開した「プログラマティック・メディアのサプライチェーンの透明性に関する調査」によると、測定した全広告インプレッションの21%がMFAサイトで配信されていました。


IASのチーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)ヤニス・ドシオスは、次のように述べています。
「当社のMFAソリューションは、広告主にこれまでにない透明性を提供し、広告費を価値ある質の高いパブリッシャーに投資するために、MFAサイトを検出・回避する機能を提供します。業界は今、MFAサイト対策という大きな課題に直面しています。IASは、AIを活用することで、低品質な広告在庫の供給源を特定し、キャンペーン全体のパフォーマンスを向上させるスケーラブルな方法を開発しました。」


広告主と代理店は、MFAサイトに対する業界全体での対策・取り組みを渇望しています。IASは、プログラマティック・サプライチェーン・マネジメントのリーディングカンパニーである Jounce Media社が広く採用するMFAドメインを基に検知モデルを確立し、そこに Metaデータを駆使したソリューションを手掛けるSincera社からのシグナルを組み込むことで、MFAを大規模に検出しブロックする業界初のプレッシャーテスト済みソリューションを開発しました。


全米広告主協会(ANA)グループの副会長、ビル・ドゥーガン氏は、次のように述べています。

「広告主は、MFAサイトで発生するインプレッションが、キャンペーン全体のかなりの割合を占める可能性があることを認識し、MFAサイトがコンテンツやユーザーエクスペリエンスに関する自社のブランド適合基準に適合するかどうかを独自に判断する必要があります。我々がプログラマティックの透明性に関する調査結果レポートを公表した後、IASが我々のMFAの定義を支持し、行動を起こしてくれたことを称賛します。驚くことに、メディア関係者からなるANAのコミュニティでも、まだMFAサイトの認知度が低いのが現実です。我々は、MFAサイトの特定と広告費の最適化に対応するIASのさらなる開発に期待しながら、広告主を啓蒙し、情報提供できるようにしたいと考えています。」


IASのMFA検出・回避ソリューションは、2023年10月初旬にアルファテストを完了し、現在は一部の顧客向けにベータ計測サービスとして提供されています。2024年初頭に、全てのお客様への提供を開始する予定です。


IASがどのようにMFAサイトを特定し、対策しているかについての詳細は、こちらをご覧ください(英語):
「 マーケティング担当者はどのようにMFAサイトを検出し、回避できるか?」
https://integralads.com/insider/detect-avoid-made-for-advertising-sites/


■ Integral Ad Scienceについて

Integral Ad Science (IAS)は、世界をリードするメディア計測と最適化のプラットフォームです。世界中の大手広告主、パブリッシャー、メディアプラットフォームに対して、メディア品質に関する最も実用的なデータを提供し、優れた結果を支援しています。IASのソフトウェアが提供する包括的かつ豊富なデータは、広告が安全かつ適切な環境で、実在する人間によって見られていることを確実にし、広告主には広告費用対効果の向上を、パブリッシャーにはより多くの収益をもたらします。私たちの使命は、デジタルメディア品質における信頼性と透明性の世界基準になることです。詳しくは、integralads.com/jp/をご覧ください。

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会社概要

Integral Ad Science Japan 株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区有楽町1−1−2 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー12F
電話番号
03-4588-6307
代表者名
Lisa Utzschneider
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年03月