IAS、業界初のアドクラッター検出・回避機能で強化したAI駆動型「MFA」計測・最適化ソリューションの提供開始

強化されたグローバル・ソリューションにより、広告主はMFAサイトを事前入札で回避し、広告費用の無駄をさらに削減して、投資収益率を高めることが可能に

IAS

2024年3月6日 - 世界的なメディア計測と最適化のプラットフォームを提供するIntegral Ad Science(本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー 、日本オフィス:東京都千代田区、以下 IAS)は本日、AI駆動型のMFA(Made for Advertising)ソリューションの拡張を発表しました。今回の機能拡張により、IASは広告主に対して、MFAとアドクラッターの両サイトの計測と最適化が可能な業界初*のソリューションを提供し、プログラマティックによる広告取引全体での効果を最大化します。

MFAサイトが裁定取引(アービトラージ)を行うために構築されたウェブサイトで、広告を掲載するためだけに作成された低品質なコンテンツ(スパムサイトやアドファームなど)を特徴とするのに対し、アドクラッターサイトは高い広告密度とコンテンツに対する高い広告比率を特徴とし、キャンペーンパフォーマンスの低下に繋がります。静的な除外リストとは対照的に、IASは高度な機械学習技術とIASのコアプラットフォームに組み込まれた新たなシグナルを利用して、MFAとアドクラッターサイトを識別します。


IASのCEO、 リサ・アッツシュナイダーは「MFAサイトの増加に伴い、グローバルな広告主は、メディアの品質とパフォーマンスを最適化しながら、広告のアービトラージや低パフォーマンスで広告密度の高いサイトを回避するためのソリューションを必要としています。私たちは、MFAやアドクラッターを大規模に検出・回避する、業界初の実証テスト済みソリューションを提供できることを誇りに思っています」と述べています。

全米広告主協会(ANA)が最近実施した「プログラマティック・メディア・サプライチェーンの透明性に関する調査」によると、MFAサイトは調査インプレッションの21%、広告費の15%を占めており、広告主や広告代理店は、広告のインプレッションがどこで発生しているのかを把握し、それらを最適化することで、広告費用の無駄を省く大きな機会があることを示しています。IASが40社以上のグローバル代理店とブランド広告主から得た分析によると、非MFAに分類されるサイトに配信されたトラフィックは、MFAに分類されるサイトに配信されたトラフィックよりもコンバージョン率が+278%高いことが判明しました。IASのさらなる分析によると、質の高いメディアはMFAに分類されるサイトよりもコスト効率が高く、コンバージョン単価が63%も低いことがわかりました。


IASのMFA計測・最適化ソリューションは、全米広告主協会が定めるMFAの定義に沿い、広く採用されているJounce Media社のMFAドメインとともに、Sincera社の大規模なメタデータに対して、トレーニングされています。本ソリューションは、広告対コンテンツ比率、広告総数、自動更新広告、更新率、トラフィックソース、自動再生動画広告など、サプライチェーンデータとIASで計測したサイト特性を活用し、MFA広告、MFA率、アドクラッター広告、アドクラッター率をレポートします。 


Jounce Mediaの社長、クリス・ケイン氏は次のように述べています。

「業界は、MFAの供給を他の低品質な広告体験と混同してはいけません。MFAパブリッシャーは、プログラマティックサプライチェーンにふさわしくない、広告の裁定取引によるビジネスモデルで運営しています。またそれとは別に、オリジナルのコンテンツを制作し、オーガニックな訪問者を集めているメディアでも、時として広告の価値を薄めるようなアグレッシブな手法で収益化に取り組んでいることもあります。MFAとアドクラッターを明確に区別することで、IASはメディアバイヤーが広告の品質について十分な情報を得た上でどうアクションを取るか、その意思決定に必要不可欠なツールを提供しています。」


パブリッシャーはIASと提携することで、自社の広告枠について、品質を向上させ、広告主とのエンゲージメントを高めるためには何をすれば良いのかに関して深い洞察を得ることが出来ます。MFAもしくはアドクラッターと識別されたパブリッシャーは、自社の広告在庫の品質をより明確に把握することができます。IASのMFA計測ソリューションは、パブリッシャーが自社の広告枠の品質を改善し、広告主とのエンゲージメントを高めるための支援を通じて、より健全なメディアエコシステムの促進に貢献します。


IASのAI駆動型MFAサイト計測・最適化ソリューションは、2023年第4四半期に発表されたベータ版を発展させたソリューションで、2024年第2四半期から世界中で提供を開始いたします。
IASがどのようにMFAサイトを特定し、対策しているかについての詳細は、こちらをご覧ください:「 マーケティング担当者はどのようにMFAサイトを検出し、回避できるか?」

https://integralads.com/jp/insider/detect-avoid-made-for-advertising-sites/


*MFAとアドクラッターの両サイトの計測と最適化が可能な機能を備えたMFA計測ソリューションとして業界初(2024年月3月現在、自社調べ)


  • Integral Ad Scienceについて

Integral Ad Science (IAS)は、世界をリードするメディア計測と最適化のプラットフォームです。世界中の大手広告主、パブリッシャー、メディアプラットフォームに対して、メディア品質に関する最も実用的なデータを提供し、優れた結果を支援しています。IASのソフトウェアが提供する包括的かつ豊富なデータは、広告が安全かつ適切な環境で、実在する人間によって見られていることを確実にし、広告主には広告費用対効果の向上を、パブリッシャーにはより多くの収益をもたらします。私たちの使命は、デジタルメディア品質における信頼性と透明性の世界基準になることです。詳しくは、integralads.com/jp/をご覧ください。

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会社概要

Integral Ad Science Japan 株式会社

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URL
http://integralads.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区有楽町1−1−2 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー12F
電話番号
03-4588-6307
代表者名
Lisa Utzschneider
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年03月