Job総研による『2022年 世代間ギャップ調査』を実施 7割超が感じる世代間の価値観差異 Z世代とバブル世代ですれ違い
〜 全世代で「仕事の考え方違う」9割も”理解努力している”の声 〜
キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研(※1)』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、20〜50代の各世代498人の社会人男女を対象に「2022年 世代間ギャップ調査」を実施しました。同調査は世代間でのギャップ有無やそのギャップによる仕事上の不都合とその理由、また世代間の価値観理解度や理解への姿勢及び最もギャップを感じる世代などについてそれぞれ世代別を含め調査しました。
【世代間ギャップの実態】
コロナ禍を境にさまざまな場面で価値観が大きく変化する中、働き方についてもテレワークの普及をはじめ、仕事上でのコミュニケーション手段も大きく変化しまた。働く場面でも個々人の価値観がアップデートされる中、各世代では価値観についてのギャップをどのように捉えているのでしょうか。
Job総研ではZ世代・ミレニアル世代・ロスジェネ世代・バブル世代の世代別によるギャップ有無やそのギャップによる仕事上の不都合とその理由、また世代間の価値観理解度や理解への姿勢及び最もギャップを感じる世代などについて調査した「2022年 世代間ギャップ調査」を実施しました。
【調査概要】 調査対象者 :全国 / 男女 / 20~59歳 調査条件 :就業する社会人 世代 :Z世代(20〜24歳)、ミレニアル世代(25〜34歳) ロスジェネ世代(35〜49歳)、バブル世代(50代) 調査期間 :2022年4月20日~4月26日 サンプル数 :498人 調査方法 :インターネット調査 |
【TOPICS】 ・全体の73.7%が「仕事上で世代間ギャップを感じる」と回答 ・全体の95.9%が仕事に対する考え方にギャップを感じている ・Z世代は69.7%がバブル世代にギャップを感じている ・バブル世代がZ世代にギャップ感じる回答は34.6% ・全体の85.3%が別世代の価値観を理解していると回答 |
仕事上で世代間ギャップを感じるかについて、「すごく感じる」22.3%と「やや感じる」51.4%を合算した73.7%が世代間でギャップを感じると回答しました。「全く感じない」は9.0%で「あまり感じない」は17.3%の回答でした。またこれを世代別で見ていくと、バブル世代の回答で”世代間ギャップを感じる派”の回答が78.4%で最多になりました。ここで特に顕著だったのは感じる派の世代別回答割合で、他世代が70%超のところ、ロスジェネ世代のみ57.5%になり、ロスジェネ世代が最も世代間ギャップを感じていない回答結果になりました。
(他世代の世代間ギャップ有無については「2022年 世代間ギャップ調査 報告書(※2)」をご参照ください)
【特にギャップを感じる世代は】
特にギャップを感じる世代について聞くと、全体の47.0%が「バブル世代」で最多回答になり、次いで「Z世代」が26.9%、「ロスジェネ世代」が14.3%、「ミレニアル世代」が11.8%の回答結果になりました。
またこれを世代別で見ていくと、特に顕著だったのがZ世代とバブル世代の回答で、Z世代の69.7%がバブル世代にギャップを感じているという回答に対して、バブル世代がZ世代に対して感じるギャップは34.6%の回答で双方に感じるギャップの差が見られました。
※詳細は別紙の「2022年 世代間ギャップ調査 報告書」をご参照ください(※2)
【どんなことでギャップを感じるか】
世代間のギャップについてどのようなイメージを持っているかを聞くと、全体の77.3%が「マイナスイメージ」と回答し、プラスイメージは22.7%の回答結果でした。
またどんなことにギャップを感じるかについては、全体の95.9%が「仕事に関する考え方」で最多回答になり、次いで「一般常識」24.1%、「コミュニケーションの取り方」22.5%で上位3つの回答でした。
【世代間ギャップの価値観理解について】
世代間ギャップで感じる価値観を”理解している”かについて聞くと、「理解している」27.3%と「どちらかといえば理解している」58.0%を合算した85.3%が理解している派の回答をしました。また”理解したい”と考えるかについては「理解したい」35.9%と「どちらかといえば理解したい」44.2%を合算した80.1%が理解したいと考える派の回答をしました。さらに”理解しようとしている”かについて聞くと「すごくしている」20.7%と「どちらかといえばしている」63.9%を合算した84.6%が理解しようとしている派の回答をしました。
※詳細は別紙の「2022年 世代間ギャップ調査 報告書」をご参照ください(※2)
【調査まとめ】
今回実施した「2022年 世代間ギャップ調査」では、世代間で生じる価値観等のギャップについて調査しました。全世代で7割超が世代間のギャップを感じている中、Z世代とバブル世代の認識差が顕著で、Z世代が特にギャップを感じるのはバブル世代に対し、バブル世代はZ世代に対し世代間ギャップを感じているという回答が少なく、双方で世代間ギャップについて認識の差が見られる結果になりました。
また、どんな時にギャップを感じるかについては「仕事に関する考え方」が9割超で最多回答になる一方、そのギャップを「理解している」「理解したい」「理解しようとしている」がどれも8割超の回答結果になりました。この事から仕事上で世代間ギャップは感じているものの、双方が理解をしようと何かしらの努力をしていることがわかります。働く環境も社会情勢に伴ってアップデートされていく中、今後もまた新たな世代が社会進出することで、新旧の世代間ギャップは開いていくと推測できますが、そのギャップを埋めていくのは双方理解努力が必要になりそうです。
ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。
【(※2)2022年 世代間ギャップ調査 報告書】
報告書では同調査の属性や回答結果をより詳細にご確認いただけます
https://job-q.me/articles/13517
【(※1)Job総研について】
Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。
【JobQについて】
「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は32万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQに投稿された”コミュニケーション”に関するQ&A
https://job-q.me/tags/22515
【会社概要】
会社名 :株式会社ライボ
設立 :2015年2月3日
代表取締役 :小谷 匠
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9第一暁ビル3階
事業内容 :キャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」の企画・開発・運営
グループ会社 :2019年3月1日 パーソルキャリア株式会社にグループイン
ホームページ :https://laibo.jp/
JobQ :https://job-q.me/
【プレスリリース原稿】
https://prtimes.jp/a/?f=d13597-20220428-aafea40c836a76e9f8ad3b4c30ca1057.pdf
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