愛知大学がAI対話エンジン「PKSHA Chatbot(パークシャチャットボット)」を導入、東海エリア教育機関で初
多くの大学への導入実績を持つPKSHAと連携しチャットボット活用を開始、生産性と学生体験の向上を図る
導入の背景:AIチャットボットで問い合わせ工数の削減を目指す
愛知大学では、学期の変わり目である3〜4月を中心に、新入生や教職員からの問い合わせが多くありました。また、問い合わせチャネルが電話やメール等多数に渡る他、大学の窓口に並ぶ必要がある場合もあったため、職員・学生双方にとって負担になっていました。そこで、問い合わせ工数を減らすため、情報システム課が主管となり、デジタル化施策の一環として2022年にAIチャットボットの検証を開始しました。大学において活用メリットはあるか、担当者が十分に運用できるかの検証にあたり、専属カスタマーサクセスが伴走し、多数の大学への支援実績をもとにした大学におけるユースケースの共有や、管理画面の操作・運用のオンボーディングを行いました。他大学での実績、運用性の高さ、 Microsoft Teams や他のSaaSとの連携を含めた今後のプロダクトの発展性への期待からPKSHA Chatbotの導入を決定しました。
導入概要:大学独自のノウハウをベースに情報システム部門の問合せにて自動対応を開始
PKSHA Chatbotを導入するにあたり、学内での定着化を確実にするため同年1月に大学職員向けに説明会が開催されました。PKSHA Workplaceの専属カスタマーサクセスにより、チャットボットのデザインや設置場所(学内のポータルサイト、外部向けウェブサイト、履行管理システムなど)、学内における立ち上げの進め方などのノウハウを共有したうえで、システム構築・プロジェクトの推進が行われました。まずは、2023年3月に情報システム部門への質問に回答するAIチャット窓口が、各種ポータルサイトなどに設置され、順次学内への定着化を進めていきます。
今後の展望:学内全体へのチャットボットの導入を目指す
まずは、情報メディアセンターの問い合わせ窓口として運用を定着させ、その後、教務課や学生課などに対応範囲を広げていく予定です。また、閲覧履歴から重要なFAQを分析し、コンテンツを改善することで、大学運営の生産性向上と学生体験の向上を目指していきます。PKSHA Workplaceは、未来のデジタルキャンパスの実現に向け引き続き大学への導入を今後加速していきます。
◆愛知大学様からのコメント
これまで情報メディアセンターが提供するサービスについてよくある質問などのQ&Aを情報メディアセンターのホームページで案内していましたが、特にコロナ禍以降、学生・教員からは電話やメールによる問い合わせが多数寄せられるようになり、ホームページ上のQ&Aの活用が十分ではなかったため、チャットボットを設置しました。利用者の質問に対応したQ&Aに直接誘導することで利便性の向上を図るとともに、ホームページ上のQ&Aの活用度を高めたいと考えています。
今後は、導入準備中の教務・学生部門だけでなく、各現場の声と情報メディアセンターで培った導入・運用に関わるノウハウを結び付けて学内全体に導入を広めていきたいと考えています。
「チャットボットに質問すれば、満足な回答が返ってくるから便利」と、より多くの学生から信頼されるサービスの提供を目指してまいります。また、 Microsoft Teams などの他システムとの連携も視野に入れて広げていきたいと考えています。
◆愛知大学について
大学名:愛知大学(1946年開学)
所在地:愛知県名古屋市東区筒井2丁目10-31
学長 :川井 伸一
学生数:9,890名 (学部:9,556名、大学院:176名、短期大学部:158名)
教育職員数:249名
URL:https://www.aichi-u.ac.jp/
◆PKSHA Workplaceについて
未来の日本の働き方を提案すべく、PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。日本特有の働き方の課題解決に向き合い、従業員体験の向上に日々悩まれる経営者の方々に対して、コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売していくべく設立されました。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案してまいります。
◆PKSHA Technologyグループについて
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/
※Microsoft、Microsoft Teams は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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