なぜ、何のために、どんな分析をするのか、事例とともに紹介!書籍『人事データ活用の実践ハンドブック』発売
人事評価、業績、勤怠、適性検査、組織サーベイ、360°サーベイ、研修アンケート…人事データを活用する考え方と実践方法を事例と合わせて初歩から解説
1. 本書のポイント
近年、ビジネスの世界では、テクノロジーやデータを活用することで、組織やビジネスのあり方を変容させるデジタル・トランスフォーメーション(DX)が注目を集めています。それは人事の世界でも同様で、HRテクノロジーやHRアナリティクスへの関心が高まっており、人事データ活用は以前と比べると確実に進みつつあります。
一方で、人事データを蓄積しはじめたものの十分に活用できない、またいくつかの分析を試みたものの、その結果がうまく活用できないというお悩みを耳にすることも少なくありません。
そこで、人事の実務の中で、「どのような課題を解決するために、どのようにデータを活用できるか。また何に留意すべきか」、その考え方や実践方法について解説する本書を執筆しました。リクルートマネジメントソリューションズは、適性検査「SPI3」や組織サーベイ、人事制度コンサルティングなどのサービスを企業に提供しており、60年近く企業のデータ活用を支援してきました。そのノウハウの一部を企業事例と合わせてご紹介します。
本書は、これから人事データ活用をスタートしようとされている方、また一度スタートしたもののなかなかうまく進めることができないと悩んでいる方におすすめできる一冊です。
2. 書籍概要
■ タイトル
書籍『人事データ活用の実践ハンドブック』
https://www.recruit-ms.co.jp/press/book/
■ 目次
第1章 人事データ活用の概要を把握する
第2章 データを活用して採用のPDCAを回す
第3章 データを活用して研修効果を高める
第4章 昇進・昇格選考を通じて
第5章 より多くの活躍できる人を輩出する
第6章 適合の観点でデータを活用して
第7章 個人の活躍を支える
第8章 組織サーベイを活用して組織の機能を高める
第9章 人事データ活用における留意点
3. 著者
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ HR Analytics & Technology Lab 所長
入江 崇介(いりえ しゅうすけ)
2002年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻にて修士課程(学術)修了後、株式会社人事測定研究所(現リクルートマネジメントソリューションズ)入社。アセスメント、トレーニング、組織開発の商品開発・研究に携わり、現在は人事データ活用や、そのための測定・解析技術の研究に従事する。さまざまな企業・団体からの講演・執筆依頼が多く、学術的知識はもちろん、それを企業現場などでどのように活用すると効果的かに関する内容に定評がある。
一般社団法人ピープルアナリティクス&HR テクノロジー協会上席研究員、人材育成学会 理事にも名を連ねる。
著書:『ピープルアナリティクスの教科書 組織・人事データの実践的活用法』(共著/日本能率協会マネジメントセンター)『人事のためのデータサイエンス ゼロからの統計解析入門』(著書/中央経済社)
■ 著者コメント
本書では、人事実務のなかで、人事データを活用する考え方や実践方法を事例とともにご紹介しています。少しでも、「自分の所属する会社や組織でも使えそうだから、試してみよう」と思っていただけるものがあれば幸いです。
分析手法は日々進化していますが、根本にあるアプローチ自体が大きく変わっているわけではありません。ご自身の「データ活用の目的」を「差を見る」や「予測」というアプローチを組みあわせて実現するためのシナリオを描く、まずはそれを大切にし、実践してみてください。
本書が、人事データ活用をするうえでの一助となり、所属する企業・組織の人事施策の質の向上につながることを願っています。
■ 出版概要
発 行 所 : 株式会社中央経済新聞社
発 行 日 : 2021年5月1日(土) 初版発行
価 格: 2,440円(税込)
版 型: 四六判
ページ数: 130
■ リクルートマネジメントソリューションズについて
ブランドスローガンに「個と組織を生かす」を掲げ、クライアントの経営・人事課題の解決と、事業・戦略推進する、リクルートグループのプロフェッショナルファームです。日本における業界のリーディングカンパニーとして、1963年の創業以来、領域の広さと知見の深さを強みに、人と組織のさまざまな課題に向き合い続けています。
●事業領域:人材採用、人材開発、組織開発、制度構築
●ソリューション手法:アセスメント、トレーニング、コンサルティング、HRアナリティクス
また、社内に専門機関である「組織行動研究所」「測定技術研究所」を有し、理論と実践を元にした研究・開発・情報発信を行っております。
※WEBサイト:https://www.recruit-ms.co.jp
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