【本5,000冊超を寄贈】16道県50施設へ子どもの読書機会創出・地域の読書格差解消に貢献
買取点数に応じた寄付額分の本を児童施設へ「サステナブックプロジェクト」結果報告
ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆)の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆、以下、ブックオフ)は、子どもの読書機会創出と地域の読書格差解消を目的に、2024年11月1日(金)~30日(土)の1ヶ月間、16道県145店舗の買取点数から算出した寄付額に応じ、児童施設や図書館へ本を寄贈する「サステナブックプロジェクト」を実施し、50施設へ合計5,325冊の本を寄贈いたしました。ブックオフでは今後も、全国各地の子どもが読書を楽しむことができる環境づくりに取り組んでまいります。
子どもの読書離れ、無書店自治体が全国28% 地域の課題にも寄与
平成13年に制定された「子どもの読書活動の推進に関する法律」(※1)では、基本理念として「子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものであることに鑑み、すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう、積極的にそのための環境の整備が推進されなければならない」と定められています。
一方、令和5年3月に発表された文部科学省「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(※2)によると、図書館数は増加しているものの貸出冊数が減少していることや、1ヶ月に1冊も本を読まない子どもの割合が問題視されています。また、一般財団法人 出版文化産業振興財団の調査によると、2024年11月時点の無書店自治体は全自治体の28.2%にあたります。ブックオフが実施した中学生までのお子様と保護者の合計400名を対象とした子どもの読書週間の実態調査(※3)でも、本を読む機会が昨年より減ったと感じる理由の中で、「本を買える・借りられる場所が少ない」と回答した子どもが4%に対して親は12.2%と、親目線では”場の少なさ”を感じていることが判明し、本の寄贈により読書の場を提供することで課題解決を実現いたします。
これらのような課題に対し、本のリユースからはじまり、生活者に身近な存在でもあるブックオフがキャンペーンを行うことで、課題に対する個人の行動を認め後押しをしたいとの想いから「サステナブックプロジェクト」をスタートいたしました。
※1 https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/hourei/cont_001/001.htm
※2 https://www.mext.go.jp/content/20230327mxt-chisui01-100316_01.pdf
※3 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000123523.html
5,000冊以上の本を50の児童施設に寄贈し子どもの読書機会創出へ
「サステナブックプロジェクト」では、本を必要としているのに十分に集められない非営利団体運営の児童施設、学校などの教育機関、図書施設などに対し、「子どもたちに素敵な本と出会うきっかけ」「子どもが読書に親しむ環境整備」「地域の読書機会の格差解消」を目的とした本の寄贈活動を行っています。
2023年にスタートし、2回目の実施となる今回は、2024年11月1日(金)~30日(土)のプロジェクト実施期間中に197,918名のお客様より5,708,604点の商品をお売りいただき、秋田県児童会館(秋田県)、最上広域交流センター ゆめりあ(山形県)、笛吹市一宮児童館(山梨県)をはじめ50施設へ合計5,325冊の書籍を寄贈いたしました。本プロジェクトを初めて実施した前回の対象地域は5県でしたが、今回はより多くの子どもたちに喜んでいただきたいため、図書館の設置数が全国平均80.5%以下の道府県をベースに対象地域を16道県に拡大し、本の寄贈数を増加いたしました。
「サステナブックプロジェクト」は、不要になったモノの寿命を延ばすことによるゴミの排出を低減できることに加え、どなたでも無理なく気軽に社会貢献活動に参加することが可能な取り組みです。今後も子どもたちに素敵な本と出会うきっかけづくりを通し、子どもの読書機会創出と、地域の読書格差の解消に向けた取り組みを実施してまいります。
サステナブックプロジェクト概要
子どもの読書機会創出と地域の読書格差解消を目的に、買取点数から算出した寄付額に応じ、児童施設や図書館へ本を寄贈するプロジェクトです。2023年に初回を実施し、今回で2回目となります。
寄贈先公募期間:2024年9月1日(日)~10月31日(木)
買取実施期間:2024年11月1日(金)~30日(土)
対象地域:16道県(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、山梨県、
奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、香川県、高知県、宮崎県、沖縄県)
対象店舗:145店舗
買取客数:197,918名
買取点数:5,708,604点
寄贈冊数:5,325冊
寄贈施設数:50施設
▼前回実績
寄贈先公募期間:2023年11月1日(水)~2024年1月15日(月)
買取実施期間:2023年11月1日(水)~30日(木)
対象地域:5県(青森県、宮城県、山梨県、岡山県、香川県)
対象店舗:39店舗
買取客数:58,794名
買取点数:1,608,031点
寄贈冊数:2,500冊
寄贈施設数:25施設
・期間中お客様にお売り頂いた商品3点につき寄付額1円と換算し、寄付額分の書籍を寄贈
・本以外の商品をお売りいただく場合も対象(対象商品は店舗の取り扱い商材に準ずる)
・寄贈先は公募にて決定
サステナブックプロジェクト:https://www.bookoff.co.jp/sbp/
8月8日 リユースの日について
リユースの日は、より多くの⼈にリユースの良さや楽しさを知ってもらい、リユースに取り組んでもらうことを目的に、一般社団法人日本リユース業協会によって定められました。8⽉8⽇は、物が⼈から⼈へと循環し続ける様⼦がイメージできる「∞」と同じ形の「8」が並ぶことが由来となっています。
ブックオフでは、国内BOOKOFF事業をはじめ、⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」、リペアや買取などジュエリーの総合サービスを提供する「aidect(アイデクト)」といったプレミアムサービス事業、現地でのリユースに取り組む「BOOKOFF USA」、国内店舗で販売に至らなかった商品をマレーシアやカザフスタンで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」といった海外事業を展開しております。そのほか、「サステナブックプロジェクト」など本の寄贈を通じてリユースの大切さを広める活動や、不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」、不要品査定額に応じた寄付ができる取り組み「キモチと。」など、日常的に使用するものから世代を超えて大切にされてきたものまで、次に必要とする方のもとへ循環させる、手放し方の選択肢を提供しております。
ブックオフグループについて
BOOKOFFは1990年、35坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約800店舗を運営。国内での年間利用者は約8,600万人、年間売買点数6億9千万点を超えています。2024年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。
コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp
サービスサイト :https://www.bookoff.co.jp
オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp
ブックオフが考える循環型社会:
https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/smile_circulation.html
スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント
https://www.instagram.com/smile.circulation8/
循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースを実施いたします。
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