セガ エックスディー、国内ゲーミフィケーション事業者216社をまとめた『 国内ゲーミフィケーション業界カオスマップ 2024年度版 』を公開
日本国内のゲーミフィケーション事業者を14カテゴリーに分類
本カオスマップは、2022年度版を公開してから本年度で3回目。2024年度版では、2023年度版(198社)と比べ18社増と、216社の事業者を14カテゴリーに分類し掲載しています。
本年、とくに事業者数が増えたカテゴリーは「ヘルスケア」と9社増加。ゲーミフィケーション業界においても注目度が高い領域と言えそうです。次いで、「受託/DX含む」・「業務支援/ゲーミフィケーションツール」がそれぞれ3社増加しています。
■ 本カオスマップ制作の趣旨
「 ゲーミフィケーション※1 」の概念は、2010年ごろに欧米を中心に広まり、日本でも一時期盛り上がりをみせました。2020年以降、DXや顧客体験がビジネスで重要視される昨今の時世もあり、有用性が再認識されています。
企業、市場および消費者調査を行うThe Business Research Company (ザ・ビジネスリサーチカンパニー)によると、世界のゲーミフィケーションの市場全体(推計基準年:2023年)は、2024年には224億5,000万米ドルに達すると予測※2されており、世界のビジネスシーンにおいて、新潮流の1つになりつつあります。
そこで、日本のビジネスパーソンに対して広く「 ゲーミフィケーション 」の有用性と、日本国内のゲーミフィケーション業界そのものの認知拡大を目指して、本カオスマップを後述する本委員会メンバーと制作し、この度公開しました。
皆さまの事業や経営課題・解決したい社会課題にあったパートナー選定の一助になれば幸いです。
『 国内ゲーミフィケーション業界カオスマップ 2024年度版 』 PDFダウンロードサイト https://segaxd.co.jp/PgQeBX4ZZHmP/gamification_chaos_map_2024.pdf |
※1 「ゲーミフィケーション」とは:https://segaxd.co.jp/gamification/overview/
※2 Gamification Global Market Report 2024
URL: https://www.thebusinessresearchcompany.com/report/gamification-global-market-report (2024.10)
■ 本カオスマップにおける「ゲーミフィケーション」の定義
日本ゲーミフィケーション協会の定義「『ゲーム要素』を活用して(ゲーム外の)やる気を高めるもの」と経済産業省 GDX人材育成事業での採択定義「ゲームの性質を踏まえた利活用」を踏襲しました。補足としてガートナーの定義「ゲームのメカニズムを非ゲーム的な分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高めたり、その行動に影響を及ぼしたりする幅広いトレンド」も含意して検討を進めました。
さらに目的に沿ってゲーミファイ※3やシリアスゲーム※4など狭義の定義ではゲーミフィケーションと区別される要素も上記の定義に従って本カオスマップへ加えています。
※3 ゲーミファイ:サービスや事業、チャネルそのものをゲームそのものに変えてゲーム化すること
※4 シリアスゲーム:ゲーム内にメッセージや学びのエッセンスを入れ、教育や防災、ヘルスケアなどの社会課題の実態や解決・改善活動を疑似体験するもの
■ 掲載した事業者の分類基準
本カオスマップでは、委員会で独自に設けた以下2点を主な基準に条件を満たす事業者のみを掲載しています。
・日本国内に向けた事業を行っていること
・ゲーミフィケーションの上記カテゴリーに分類可能なソリューションやサービスをホームページ上に記載している、または本委員会が有償提供を事実確認できている事業者であること
各社のカテゴリーは、法人間で取引する企業のうちソリューションやコンテンツを提供する「BtoBソリューション」、受託を主とする「BtoB受託」、最終的に生活者やエンドユーザーにサービスを提供する事業者「BtoC, BtoBtoC」と提供サービスの対象別に区分。また、提供サービスの特性や業界ごとに計14カテゴリーへと分割しています。
各カテゴリーは以下の通りです。
BtoBソリューション
体験型研修、専門知識型研修、コミュニケーション/自己啓発、
業務支援/ゲーミフィケーションツール
BtoB受託
受託/DX含む、コンサルティング
BtoC, BtoBtoC
ヘルスケア、リテール、SDGs/ESG全般、シリアスゲーム、幼児教育、防災、
学校教育、生涯学習
■ ゲーミフィケーションカオスマップ編集委員会の構成
本カオスマップの監修は以下メンバーにて行いました。
委員会メンバー(氏名の五十音順、敬称略、メンバー間の役職なし)
株式会社セガ エックスディー | 取締役 執行役員CSO | 片山 智弘 |
一般社団法人日本ゲーミフィケーション協会 | 代表理事 | 岸本 好弘 |
株式会社ゲーム・フォー・イット | 代表取締役社長 | 後藤 誠 |
conecuri合同会社 | 代表社員 | 高橋 龍征 |
エーテンラボ株式会社 | 代表取締役 CEO | 長坂 剛 |
株式会社インターラクト | 代表取締役 | 平林 久和 |
株式会社遭遇設計 | 代表取締役社長 | 広瀬 眞之介 |
ボードゲームソムリエ | 松永 直樹 |
【委員会事務局:株式会社セガ エックスディー】
■ 本カオスマップに関する問い合わせについて
本カオスマップは、本委員会が独自に制作をしており、網羅性や正確性を完全に担保するものではありません。
また、使用した各社のロゴに問題がありましたら、大変お手数ですが、下記までご連絡ください。
【 連絡先 】 株式会社セガ エックスディー 広報:pr@segaxd.com |
※本委員会メンバーおよび本委員会事務局へ共有し対応します
■ 会社概要
セガ エックスディーは、ゲーミフィケーションで企業や社会の課題を解決するゲーミフィケーションカンパニーです。当社は、人々を夢中にさせるゲーミフィケーションメソッドを中心とした技術やデザイン、世界観をつくる力と、日々研究開発を進める AR / VR などの最新テクノロジーを掛け合わせ、人々の"感情を動かす"ノウハウを強みに、事業戦略から大規模開発・プロモーションまで、一気通貫で企業課題・社会課題の解決に取り組んでいます。
会社名 株式会社セガ エックスディー
代表者 代表取締役社長執行役員CEO 谷 英高
所在地 東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 20階
設立 2016年8月1日
事業領域 ゲーミフィケーション
事業内容 エクスペリエンスデザイン事業
マーケティングプラットフォーム事業
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本文書に記載している情報は、発表日時点のものです。
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