【マーケティング志望の就活生は職場に何を求める？】約半数が「コミュニケーションの取りやすさ」を重視　6割の就活生が「入社後すぐに裁量権を持ちたい」と意欲

〜入社後に実践したいこととして「自分の起案で効果を出したい」などの声〜

株式会社Macbee Planet

2023年11月6日 11時00分

　株式会社Macbee Planet（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：千葉知裕、以下 Macbee Planet）は、マーケティング分野の企業を志望しており、偏差値60以上の就活生100名を対象に、マーケティング志望の就活生に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリー

調査概要

調査概要：マーケティング志望の就活生に関する意識調査

調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間：2023年10月10日〜同年10月20日

有効回答：マーケティング分野の企業を志望しており、偏差値60以上の就活生100名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1　情報の出典元として「株式会社Macbee Planet」の名前を明記してください。

2　ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL：https://macbee-planet.com/

マーケティング会社を志望する理由、約半数が「広告企画をしたいから」と回答

　「Q1.あなたが、マーケティング会社を志望している理由を教えてください。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「広告企画をしたいから」が49.0%、「大きな広告に携わりたいから」が42.0%、「世の中のトレンドを作りたいから」29.0%という回答となりました。

Q1.あなたが、マーケティング会社を志望している理由を教えてください。（複数回答）

・広告企画をしたいから：49.0%

・大きな広告に携わりたいから：42.0%

・世の中のトレンドを作りたいから：29.0%

・大学で学んでいることに近しい/活かせるから：18.0%

・広告出稿をしたいから：15.0%

・数字やデータ分析をしたいから：15.0%

・その他：1.0%

・わからない/答えられない：12.0%

身に付けたいスキル、「幅広いwebマーケティングの知識」が上位に

　「Q2.マーケティング会社で、どのようなスキルを身に付けたいですか。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「幅広いwebマーケティングの知識（ツール、媒体、手法など）」が44.0%、「クライアント業界へのリサーチ力、理解力」が42.0%という回答になりました。

Q2.マーケティング会社で、どのようなスキルを身に付けたいですか。（複数回答）

・幅広いwebマーケティングの知識（ツール、媒体、手法など）：44.0%

・クライアント業界へのリサーチ力、理解力：42.0%

・クライアントの課題抽出力（傾聴力、ヒアリング力）：41.0%

・クライアントの売上向上に向けた企画力：41.0%

・数字やデータの分析力：27.0%

・施策の提案力：24.0%

・クライアントやメディアサイドとの交渉力：19.0%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：10.0%

マーケティング会社に求める職場環境、「コミュニケーションが円滑に取れる」が46.0％で最多

　「Q3.マーケティング会社に求める職場環境を教えてください。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「コミュニケーションが円滑に取れる」が46.0%、「活発に意見交換ができる」が43.0%、「若手でも昇進の可能性がある」が41.0%という回答になりました。

Q3.マーケティング会社に求める職場環境を教えてください。（複数回答）

・コミュニケーションが円滑に取れる：46.0%

・活発に意見交換ができる：43.0%

・若手でも昇進の可能性がある：41.0%

・研修制度が整っている：38.0%

・福利厚生が整っている：33.0%

・実力・成果を評価してくれる：28.0%

・与えられる業務の幅が広い：26.0%

・経営陣との距離が近い：23.0%

・挑戦しやすい環境が整っている：21.0%

・仕事の裁量権が大きい：19.0%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：7.0%

マーケティング会社に求める職場環境、「挑戦できる職場」や「服装自由」などの声も

　Q3でわからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、マーケティング会社に求める職場環境があれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=93）と質問したところ、「自由な発想を発信できる場所」や「挑戦できる環境」など86の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞

・22歳：自由な発想を発信できる場所。

・21歳：挑戦できる環境。

・20歳：服装自由。

・21歳：充実した福利厚生。

マーケティングのイメージ、「世の中を動かす」や「常にアンテナを張る必要のあるもの」など

　「Q5.あなたはマーケティングについてどのように考えていますか。自由に教えてください。（自由回答）」（n=100）と質問したところ、「企業の売上に直結する部門」や「世の中を動かす」などの100の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞

・22歳：企業の売上に直結する部門。

・21歳：世の中を動かす。

・21歳：お客様と製品の相互作用の場所。

・21歳：常にアンテナを張る必要のあるもの。

・20歳：華やかな職種。

・21歳：分析力が必要になる。

・21歳：広告を通して人の暮らしを豊かに幸せにする。

・21歳：社会において大きな役割を果たしている。

・21歳：市場分析をする際に必要不可欠となる要素。

6割が「入社してすぐに裁量を持ちたい」と回答

　「Q6.入社してすぐに仕事の裁量を持ちたいと思いますか。」（n=100）と質問したところ、「非常にそう思う」が15.0%、「ややそう思う」が45.0%という回答になりました。

Q6.入社してすぐに仕事の裁量を持ちたいと思いますか。

非常にそう思う：15.0%

ややそう思う：45.0%

あまりそう思わない：27.0%

全くそう思わない：8.0%

わからない/答えられない：5.0%

裁量を持ちたい理由、「主体性を持って仕事が出来るから」が53.3％で最多の結果に

　Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.入社してすぐに仕事の裁量を持ちたいと思う理由を教えてください。（複数回答）」（n=60）と質問したところ、「主体性を持って仕事ができるから」が53.3%、「挑戦がしやすいから」が51.7%、「成果を出せた時に自信が持てるから」が35.0%という回答になりました。

Q7.入社してすぐに仕事の裁量を持ちたいと思う理由を教えてください。（複数回答）

主体性を持って仕事ができるから：53.3%

挑戦がしやすいから：51.7%

成果を出せた時に自信が持てるから：35.0%

やりがいを感じる機会が増えるから33.3%

できる仕事が増える：28.3%

その他：1.7%

わからない/答えられない：0.0%

マーケティング会社に入社して実現したいこと、第1位「自分が企画したマーケティング案で効果を出す」

　「Q8.マーケティング会社に入社して実現したいことを教えてください。（複数回答）」（n=100）と質問したところ、「自分が企画したマーケティング案で効果を出す」が46.0%、「クライアントのニーズに合った企画を行う」が43.0%、「市場の流れにあったマーケティング案を打ち出す」が40.0%という回答になりました。

Q8.マーケティング会社に入社して実現したいことを教えてください。（複数回答）

自分が企画したマーケティング案で効果を出す：46.0%

クライアントのニーズに合った企画を行う：43.0%

市場の流れにあったマーケティング案を打ち出す：40.0%

広告・CMを打ち出す：35.0%

Webコンテンツの作成でPR効果を出す：22.0%

広告出稿先を最適化することで成果を出す：18.0%

その他：0.0%

わからない/答えられない：8.0%

まとめ

　今回は、マーケティング分野の企業を志望しており、偏差値60以上の就活生を対象に、マーケティング志望の就活生に関する意識調査を実施しました。

　まず、マーケティング会社を志望する理由として、約半数が「広告企画をしたい」（49.0%）や、「大きな広告に携わりたい」（42.0%）と回答しています。また、入社する会社には、コミュニケーションが円滑に取れる、活発に意見交換ができる風通しの良い職場環境が求められているようです。就活生が考えるマーケティングのイメージには、「世の中を動かす」や「常にアンテナを張る必要がある」「華やか」などが挙がり、6割が「入社してすぐに裁量を持ちたい」と熱意を見せています。裁量を持ちたい理由には、「主体性を持って仕事が出来るから」（53.3%）や「挑戦がしやすいから」（51.7%）など、仕事に対して積極的な姿勢が伺えました。

　今回の調査では、マーケティング志望の就活生が描くマーケティングへのイメージや、会社に求めていることが明らかになりました。一見華やかに思われているマーケティング業界も、なかなか若手には裁量のある仕事が回ってこなかったりと、求める裁量と入社後に与えられる裁量のギャップが生まれてしまうケースはまだまだ多いのではないでしょうか。仕事に対して熱意を持って入社してくれる新入社員のためにも、挑戦できる職場環境を整え、イノベーションを継続的に生み出していくことが、企業が持続的に成長するためには必要かもしれません。