生成AIの本質 は「 効果を効率良くつくる装置 」レポート公開(組織行動科学®)
~ AI活用における人間の思考の役割を可視化したモデル「問いの深さ7段階モデル」を発表 ~
組織行動科学®人的資本開発アシスタント®を約980社へ提供するリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 甲畑智康)は、「生成AIの本質」を問い直し、AI活用における人間の思考の役割を可視化した新モデル「問いの深さ7段階モデル」を発表しました。本モデルは、生成AIを単なる“正解提示の道具”ではなく、“効果を効率良く構築するための装置”として再定義し、企業や組織におけるAI活用の質的転換を促します。

生成AIの本質 は「 効果を効率良くつくる装置 」
生成AIは、「正解を提示する機械」ではありません。その本質は、人間が相手(お客様・同僚・社会)にとって意味ある“効果”を生み出すための“素材”を提示する装置です。
AIが提供する仮説に対して、人間が「背景」や「前提」から問い返すことで、単なる処理では到達できない、信頼や価値につながる“効果”を、効率良く構築することが可能になります。
問いの深さ7段階モデル
人間の思考は、“問い”を通じて深まっていきます。以下のモデルは、問いの質の違いが思考・行動・意味づけにどのように影響するかを7段階で可視化したものです。

レベル |
名称 |
人間の問いの特徴 |
Lv.1 |
指示処理 |
「どうやればいい?」 「正しい方法は?」 |
Lv.2 |
表層理解 |
「なんでこのやり方?」 「ムダが多くないか?」 |
Lv.3 |
問題意識 |
「どこにギャップがある?」 「なぜこの仕組みか?」 |
Lv.4 |
関係洞察 |
「相手は何を見ている?」 「何に困っている?」 |
Lv.5 |
善さの設計 |
「どう伝えたら伝わる?」 「支援になるには?」 |
Lv.6 |
再現と翻訳 |
「どう残す?」 「誰でもできるようにするには?」 |
Lv.7 |
意義の継承 |
「この問いをどう未来のメンバーに渡す?」 |
どれほど高性能な生成AIを用いても、それを使う人間がLv.1〜2の思考にとどまっていれば、AIの能力は十分に引き出されません。つまり、AIを活かす鍵は「問いの深さ」にあるのです。
生成AI時代における人間の役割
処理や分析はAIが担う時代。人間は以下のような力を育むことが求められます:
-
身体で事実を確認・経験する力: 言葉にならない現場の違和感から仮説を立てる
-
最適を共に探る対話力: 相手と一緒に「お互いにとってより善い状態」を設計する
-
問題を共に乗り越える姿勢: 葛藤や行き違い、誤解を対話と実行で乗り越える力
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みえない構造を共視する力: 関与者の関係性や価値観を図解・可視化し共有する
本リリースは、企業・組織における生成AIの本質的な活用に向けた取り組みです。問いの深さを育てるための実践プログラムや人材育成ツールの提供を通じて、「効果を効率良くつくる組織」への転換を支援してまいります。お問い合わせは以下。
リクエスト株式会社
Human Capital Development XR HRD® Team
E-mail:request@requestgroup.jp

【会社概要】
社名:リクエスト株式会社
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
代表者:代表取締役 甲畑智康
事業内容:人的資本開発プランニング・生成AI活用支援
ブランド基盤:組織行動科学®
コーポレートサイト:https://requestgroup.jp/
代表プロフィール:https://requestgroup.jp/profile
会社案内ダウンロード:https://requestgroup.jp/download

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