JAPAN AI、架電業務を自動化するAIオペレーター「JAPAN AI CALL」の提供を開始

～営業組織やコールセンターの生産性向上と人手不足を解決～

JAPAN AI株式会社

2025年12月2日 11時00分

JAPAN AI株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：工藤智昭、以下JAPAN AI）は、架電業務を自動化するAIオペレーター「JAPAN AI CALL」の提供を開始いたしました。本サービスにより、従来人的リソースに依存していた架電業務の自動化を実現し、企業の営業組織やコールセンター等の生産性向上と人手不足の解決に貢献いたします。

電話業務を取り巻く課題

近年、多くの企業において電話業務の課題が深刻化しています。日中の接続率の低さによる非効率性、オペレーターの心理的負担の増大、採用・教育コストの高騰など、人的リソースに依存した従来の電話業務には限界が見えています。また、営業時間外の対応が困難であることやオペレーター間の対応品質のばらつき、通話記録が残らないことによる分析・改善の難しさも企業の生産性向上を阻む要因となっています。こうした課題を背景に、電話業務の自動化に対する企業のニーズが高まっています。

「JAPAN AI CALL」とは

架電業務を自律的に実行するAIオペレーターです。予め設定されたシナリオに沿って架電を行い、自動的に相手との会話を実行します。

従来の人的リソースに依存していた架電業務を完全自動化することで、人件費の大幅な削減と業務効率の向上を実現します。

下記のフォロー機能も搭載しています。

① 留守番電話へのメッセージ

相手が留守番電話の場合、「メッセージを残す」「残さずに終話する」など、キャンペーンの目的に合わせて設定することができます。

② 自動再架電

「応答なし」だった相手に、設定した間隔を空けて自動で再度電話をかけます。

③ 折り返し転送設定

相手が架電した電話番号に折り返しをした場合、指定の電話番号に転送が可能です。

④ SMS送信

通話の直後に、SMSで確認メッセージやWebサイトのURLを自動送信します。支払いや予約の完了率を高めます。

これにより、従来の電話業務で課題となっていた接続率の低さ、オペレーターの心理的負担、採用・教育コストの高騰、営業時間外の対応困難といった問題を包括的に解決します。

今後の展望

今後はインバウンド機能の開発を進め、受電業務の自動化も実現予定です。また、蓄積された会話内容をデータベース化し、事務作業や予約管理等の自動化、顧客分析機能の提供も計画しております。さらに、既存の顧客管理システムや予約システムとの連携を強化し、電話業務を起点とした業務全体の自動化を目指してまいります。