傘のシェア『アイカサ』が東京メトロ駅構内にて展開。6月7日より後楽園駅、新木場駅で利用が可能になりました。
〜首都圏12鉄道にアイカサを設置。世界一傘をシェアする都市を目指します〜
使い捨て傘ゼロを目指す傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(本社:東京都渋谷区、代表取締役:丸川照司、以下「アイカサ」)は、2022年6月7日に東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)後楽園駅及び新木場駅にアイカサの設置が完了したことをお知らせいたします。
【設置の背景】
2022年4月、プラスチック資源循環促進法が施行され、世界中で喫緊の課題となっている使い捨てのプラスチックゴミ問題。この問題はレジ袋やストローなど身近なもので注目を浴びておりますが、実は“ビニール傘”はその何倍ものプラスチックが使用されているにも関わらず、日本では年間8000万本ものビニール傘が消費され続けております。特に移動のハブとなる駅や電車内で多く廃棄されるという鉄道会社特有の使い捨て傘への課題がありました。
東京メトロでは、グループ理念「東京を走らせる力」を通じ、「安全で、持続可能な社会」を実現するため、サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を特定しております。マテリアリティのひとつである「脱炭素・循環型社会の実現」に貢献することを目的に、使い捨てられる傘を減らすための取り組みとして今回の設置が実現しました。同時に、東京メトロ線を日々利用されているお客様の雨の日の利便性向上にも貢献して参ります。
【設置スポット詳細】
【アイカサとは】
「アイカサ」は、“雨の日を快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッションに2018年12⽉にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫でサステナブルなアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することでエコに貢献しながら手ぶらで便利に移動ができるのが特徴です。(アイカサ1回の利用でCO2約692g削減*)
現在はアプリ登録者数28万名を超え、首都圏をはじめ、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀などで展開し、鉄道沿線を中心にスポット数はおよそ1000か所にわたります。2021年には環境省主催のグッドライフアワードの環境大臣賞ユース部門を受賞し、傘がないことによって移動ができないことや濡れて不快になることを無くし、ひとりひとりが過ごしたい今を過ごせるよう「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラを構築、傘をシェアし人にも地球にも愛ある社会づくりを構築しております。
*アイカサを1回レンタルすることにより、CO2約692gの削減に貢献します。
(参照:環境省3R 原単位の算出方法より https://www.env.go.jp/press/files/jp/19747.pdf)
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