エミレーツ航空、明るい兆しで2022年を迎える

再建とワンランク上を飛び続けた2021年を振り返る

エミレーツ航空


2021年は、エミレーツ航空にとって回復に向けて歩みを進める1年となりました。2021年7月にマイアミ線を新規就航し、2021年12月には旅客ネットワークを128都市まで再開しました。2021年末時点で、エミレーツが保有するボーイング777型機の全133機とA380型機の約60機は運航を再開しており、世界中の人々とビジネスを繋いでいます。また、120以上のエミレーツ・ラウンジやパートナー・ラウンジも営業を再開しており、エミレーツ航空のプレミアムクラス利用者やフリークエント・フライヤーの方にサービスを提供しています。


エミレーツ・グループ会長兼最高責任者シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は次のように述べています。「引き続き、新型コロナおよびオミクロン株の影響が懸念されますが、我々は2022年を前向きに捉えています。2021年には素晴らしい勢いを築き上げ、2022年にはビジネスの成長がさらに加速すると期待しています。航空業界は常に回復力があります。我々は業界のパートナーと協力し、お客様や地域社会のために、より良いものを築き上げていきます。」


2021年、エミレーツ航空がお客様のフライトをより良くサポートし、コミュニティや業界を支援するために実施した7つの重要な取り組みを振り返ります。

 

① 旅の快適性と安全性:2021年、エミレーツ航空は柔軟な予約条件とオプションをはじめ、無料新型コロナウイルス感染症補償の提供や、マイルおよびティア・ステータスの有効期限の延長を行いました。 エミレーツ航空ウェブサイトでは、世界各地の現場チームが検証した情報をもとに最新の旅行条件が適宜更新されています。よりスムーズかつ安全な旅行を提供するためにデジタル認証技術も強化し、国際航空運送協会の「IATAトラベルパス」を6大陸で初めて導入した航空会社の一つとなりました。ドバイ国際空港では生体認証と非接触技術をあらゆる段階で導入し、「Alhosn」アプリとの提携を通じて迅速かつ安全にお客様の新型コロナウイルス関連の渡航情報のデジタル認証を実現しました。  

② ​投資と革新:2021年1月、エミレーツ航空はプレミアム・エコノミー搭載機材の運航を開始し、大きな反響を呼びました。2021年11月には、最高の空の旅を提供しつづけるために、プレミアム・エコノミーの座席および最新機内設備の導入を含む105機の大規模な改修プログラムを発表しました。また、お客様に旅のインスピレーションを与えるために公開された、客室乗務員が世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」の頂上に立つCMはネット上で大きな話題を集めました。さらに、世界的人気を誇るVRプラットフォーム「Oculusストア」で、エミレーツ航空初のVRアプリの提供を開始し、世界中のお客様やファンを魅了しました。  

③ パートナーシップ:旅行者がより多くの都市にアクセスできるよう、エミレーツ航空は、アエロマール航空、エア・バルティック、エアリンク、アズールブラジル航空、セムエア、ガルーダ・インドネシア航空、ガルフ・エア、南アフリカ航空、TAPポルトガル航空と新しいインターライン契約およびコードシェア契約を結び、カンタス航空およびフライドバイと既存の戦略的パートナーシップを強化しました。また、セイシェル、モルディブ、インドネシア、コスタリカへの旅行を支援する契約を締結し、取り組みを開始しました。

 

④ 国際社会の支援: エミレーツスカイカーゴは、新型コロナワクチンやその他医療用品を迅速に世界各地へ届けるために、「ドバイ・ワクチン・ロジスティクス・アライアンス(ワクチン物流同盟)」の設立を支援しました。また、ワクチンの公平な配布に焦点を当てたCOVAX(コバックス)イニシアチブのワクチン輸送を優先するため、ユニセフと基本合意書を締結しました。2021年5月にはインドのパンデミック対策を支援するため、人道的輸送ルートを開設しました。2021年12月までに、エミレーツスカイカーゴは世界最大級の航空貨物輸送量である6億回分の新型コロナワクチンを80以上の目的地へ輸送しました。  

新型コロナワクチン接種に早くから取り組んできたエミレーツは、従業員にワクチン接種を奨励するプログラムを実施し、自社と地域社会を守り、安全な旅行回復を可能にしました。2021年2月、エミレーツ航空は、ワクチン接種の重要性の認識を広め、UAEのワクチン接種活動の成功を記念するため、ワクチン接種済み乗務員による特別遊覧飛行を運航しました。

 

⑤ ​持続可能性:エミレーツ航空は、ファルコン・エアクラフト・リサイクリング(Falcon Aircraft Recycling) およびウィングス・クラフト(Wings Craft)と提携し、退役したA380型初号機をアラブ首長国連邦内でアップサイクルする先駆的な取り組みを実施し、埋立て廃棄物と環境への影響を低減しました。また、ドバイ・エアショーでは、GEアビエーションと共同で、ボーイング777型機で100%持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下SAF)を使用した試験飛行プログラムを実施することを発表しました。エミレーツ・グループは、世界経済フォーラムの「クリーン・スカイズ・フォー・トゥモロー・コアリション(Clean Skies for Tomorrow Coalition)」に参画しており、カーボンニュートラルな飛行に向けた取り組みの一環として、SAFへの移行を支援しています。  

また、燃料消費量と排出量を削減し、資源の責任ある消費を進めるために、様々な取り組みを行っています。例えば、エコノミークラスではペットボトルをリサイクルした素材のみで製造したサステナブルなブランケットを機内で長年配布しています。また、最新のアメニティキットバッグでは、麦わらやライスペーパーなどの持続可能な素材で作られたアイテムを提供しています。

 

⑥ 航空の未来:民間航空用パイロットを養成するエミレーツ・フライト・トレーニング・アカデミーでは、2021年に第2期生が無事修了を迎え、50人目の訓練生が卒業しました。2021年10月、エミレーツ・グループ・セキュリティ主催「第5回 AVESEC グローバル・シンポジウム」では、世界の航空保全関係者を迎え、コロナ禍の課題に対する能力強化の成功事例を共有しました。また、エミレーツは、 旅行・航空分野の未来のソリューションに焦点を当てたIntelakとAviation X-labのプログラムの支援も継続して行っています。

 

⑦ ドバイ万博で世界をひとつに:2021年10月から開催されているドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)は、来場者数が800万人に上りました。このグローバルなメガイベントでは、世界各地から人々が集まり、人類の偉業を称え、未来に向けたソリューションを世界に向けて発信する場となっていっています。エミレーツ航空は、中小企業などの訪問を促すプログラムなど、さまざまな取り組みを通じて、世界中の人々をドバイ万博へ運び続けています。また、エミレーツ館では未来の民間航空技術を紹介しています。

エミレーツについて  
エミレーツ航空は、2002年に日本への初就航を果たしました。成田国際空港と関西国際空港からドバイをはじめとする世界各地へ、最も快適な空の旅を提供しています。2021年のワールド・トラベル・アワードでは、「リーディング・エアライン・ファーストクラス」「リーディング・エアライン-ブランド」「リーディング・エアライン・ラウンジ-ビジネスクラス」「リーディング・エアライン・リワード・プログラム」の4部門で受賞するなど、提供する商品やサービスで数々の賞を受賞しています。  
 
 
お問い合わせ先  
エミレーツグループ 広報  
Redhill株式会社  
Email: ekjapan@redhill.asia

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会社概要

エミレーツ航空

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URL
https://www.emirates.com/jp/japanese/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 赤坂アークヒルズ・アーク森ビル 22階
電話番号
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代表者名
サティシュ・セティ
上場
未上場
資本金
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設立
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