15回目を迎えるマーケティングカンファレンス「ad:tech tokyo 2023」が開幕。海外スピーカー来日、生成AI、Well-beingなど注目テーマのセッションも実施
初日は基調講演にアマゾンアドジャパン カントリーマネージャー 石井 哲氏、Spotify 広告部門最高責任者のリー・ブラウン氏、サッカー元日本代表 槙野 智章氏などが登壇しました。
15回目の節目を迎えたアドテック東京は、昨年に続いて東京ミッドタウン&ザ・リッツ・カールトン東京にて「Facing Humanity, Showing the Way」を掲げて開催しました。
本イベントには、企画・アイデアを常に求めるマーケターが集います。そこで、公式セッションや展示会だけでなく、アドテック東京に参加いただくこと自体が新しいイベント体験になるよう、サステナブルを意識して廃棄物を最小限にする、最新のAI同時通訳ソリューションを採用して技術を体感・実感していただく、といった取り組みを行っています。それらに加えて今年は、商用可能な生成AIを活用して各種セッションのビジュアルを生成して告知バナーを作成しました。
初日は4つのキーノート(基調講演)が行われました。最初はアマゾンアドジャパン カントリーマネージャーの石井 哲氏とアサヒ飲料 取締役 兼 常務執行役員マーケティング本部長の野村 和彦氏が登壇し、両社で取り組んだ炭酸水ブランド「ウィルキンソン」の販売促進やブランディングのケースについて語りました。また、サッカー元日本代表の槙野 智章氏、AbemaTV ビジネスディベロップメント本部 本部長の山田 陸氏は、昨年から続く世界的なスポーツイベント開催に伴い関心が高まっている、スポーツとマーケティングの関係性についてファンのスポンサー企業に対するインサイト、観戦・メディア接触を増やすことによるファンの育成などに触れながら今後の可能性について意見を交わしました。
海外からはゲストスピーカー2名が登壇。Spotifyの広告部門最高責任者である、リー・ブラウン氏からは、コンテンツとイノベーションを通じたエンゲージメントの重要性について、同社がブランドとともに取り組む、オーディオストリーミングやデジタルメディアのケーススタディを交えて語りました。また、フランス発の新進ジュエリーブランドとして注目を集めるGemmyoの創設者 ポーリーン・ライグナウ氏は、同社がデジタル技術を十二分に活用することで、新たな顧客体験を生み出しヨーロッパ市場を席捲してきたこと、これからアジア市場に進出しようとしていることについて、自らの体験を元に話しました。
公式セッションは、今回7つのトラックテーマを設けました。ここ1、2年で急激に関心が高まっている生成AI、Connected TV、リテールメディア活用はもちろん、年々領域が広がるマーケターの役割やキャリアに加え、人的資本経営、非財務資本としてのブランド価値など、マーケターが知るべき新しい分野もテーマに据えています。
さらに今回、事前申し込み制のワークショッププログラムを初めて実施。聞くだけでなく能動的に参加して考える場だけに、積極的にコミュニケーションをとる姿が目立ちました。
展示会場には約90社が出展。参加者は、ブースで各社の最新情報を収集しつつ、2か所に設けられたエグジビションステージで行われるセミナー、プレゼンテーションにも足を運んでいました。
2日目(10月20日)のキーノートには、元ネスレ日本CEO 高岡浩三氏とノバセル 田部正樹氏がテレビCMの透明性と企業ガバナンスについて、また世界のトップCMOのみが受けられるマッキンゼーの教育プログラムの講師を長く務めるトーマス・バルタ氏がマーケターのリーダーシップについて語ります。さらに『日経クロストレンド』が先日発表したマーケターオブザイヤーの受賞者・審査員によるセッションも実施します。展示会場でも、各社の出展ブースやエグジビションステージでのセミナーなどが行われます。
ad:tech tokyo 2023 開催概要
開催日:2023年10月19日(木)、20日(金)
場 所:東京ミッドタウン&ザ・リッツ・カールトン東京 および後日アーカイブ配信
来場者:約1万6000人(2022年実績、リアル、アーカイブ配信含む)
公式サイト:http://adtech-tokyo.com/ja/
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